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みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅の近くで鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、後鼻漏が悪化するNG行動を3つをご紹介していきます。
このブログを読んでいただければ、後鼻漏が悪化するNG行動が分かると思いますので、後鼻漏で悩まれている方はぜひ最後までブログを読んでいってください。
後鼻漏が悪化する行動ってなんだよ?!と思う方も目を通していただけたら嬉しいです。
今回のブログでは
- 後鼻漏の説明
- 後鼻漏の原因
- 後鼻漏が悪化するNG行動3つ
の順番で解説していきます。
これまでも後鼻漏に関する動画やブログは何本か作ってきてますので、前半は内容が重複します。過去の動画やブログを見たことある方や後鼻漏が悪化するNG行動だけを知りたい方は、後半だけ読んでいただけたら気になるところが分かると思います。
それでは、よろしくお願いします。
後鼻漏とは
まず最初に後鼻漏とは、ですね。
後鼻漏とは鼻水が喉(後ろ)に流れてくる状態ですね。
鼻水が前に流れてくることを前鼻漏といい、喉のほうに流れてくるのを後鼻漏といいます。
症状としてよく相談されるのは、喉の奥にネバネバしたものが張り付いていて気持ち悪いや、鼻から喉に流れてくる不快感ですね。こういった不快な症状をよく相談されます。
不快感だけではなく口臭が気になったり、鼻水が多いために食事や睡眠に支障がでる方もいらっしゃいます。
後鼻漏の東洋医学的な原因
では、ここからは東洋医学から見た後鼻漏の原因について紹介していこうと思います。
通常正常な人でも鼻水は、1日1L~1.5L分泌されていて、喉のほうに流れてきているといわれています。
では、この後鼻漏の症状を感じる人と感じない人の違いは何なのかというと、後鼻漏の原因の一つに鼻水の量が増えるというのがありますね。
通常の量以上の鼻水が分泌されることにより、大量の鼻水が喉のほうに流れてくるわけですね。
それにより、後鼻漏の症状を強く感じる方もいますね。
この鼻水が大量に出る原因の一つに、東洋医学では肺のツボの弱りが関係すると考えます。
東洋医学では五臓の働きというものがあります。五臓とは肝臓と心臓と脾臓と肺と腎臓の5つで五臓なんですね。
これらの臓器は《◯◯(臓器の名前)のツボのグループ》などとして捉えられていて、実際にその臓器に問題があることは少ないです。
今回の後鼻漏の鼻水の量が増えることは、先ほども述べた通り肺のツボのグループの弱りが考えられます。
ここで言う肺は、みなさんもご存じの通り呼吸するときのあの肺なんですが、東洋医学では呼吸する力で体中に水分を行き渡らせていると考えるんですね。
窓とかに「はー」と息を吹きかけると、窓が湿るじゃないですか。あんなイメージで呼吸の力を使って、ポンプみたいに体の水分をバーッて全身に行き渡らせているんですね。
ですので、東洋医学では肺というのは水分調整とも関係が深いといわれていますので、東洋医学でいう肺が弱ると体の水分調整がうまくいかず、鼻水が大量に出やすい状態になるといわれています。
この肺が元気がない状態を肺虚(はいきょ)といいます。
肺虚の方に多い症状は、
- 咳
- 鼻炎
- 呼吸が苦しい
- 皮膚が弱い
- 息切れ
- 風邪をひきやすい
などがありますね。
特に水っぽい鼻水ですね。これが出やすくなるといわれています。
後鼻漏の症状がある方で、水っぽい鼻水が喉にたくさん流れてくる人はこのタイプだと思います。
後鼻漏が悪化するNG行動
では、次に後鼻漏が悪化するNG行動3つですね。こちらを紹介していきます。
後鼻漏の原因でもお話しましたが、肺が弱ることにより鼻水がたくさんでて後鼻漏の症状を感じやすくなりますので、この肺が弱る原因というのを紹介していきます。
肺を弱める原因①
後鼻漏が悪化してしまう理由の1つ、肺が弱る原因1つ目は【乾燥】です。
(他の原因は別のYouTube⇒【注意】後鼻漏を悪化させる危険な生活習慣を紹介します、ブログ⇒【注意】後鼻漏を悪化させる危険な生活習慣と東洋医学的な原因について。で紹介してます)
肺は呼吸を通じて、外界と密接に関係しています。ですので、冷えや乾燥といった環境の変化。そういったものの影響を受けやすい臓器といわれています。
また、さきほど説明した五臓ですね、この中でそれぞれの臓腑が嫌う外気の状態があるといわれていて、それを五悪(ごあく)といいます。肺の嫌いな外気の状態は乾燥で「肺は潤いを好み乾きを嫌う」というふうに昔からいわれています。
このことから肺が弱っている方は、日頃から乾燥に気を付けてもらって普段からマスクなどして乾燥した空気に気を付けてもらえるといいと思います。また、濡れマスクといった喉を保湿してくれる商品なんかもおすすめですね。
肺を弱める原因②
肺が弱る原因2つ目は【心配事】や【憂鬱】ですね。
東洋医学では五志(ごし)といって、感情がそれぞれの臓器に影響を与えていると考えます。そして、悲しいや心配など【憂】の感情は肺の機能に影響を及ぼすといわれています。
ですので、悲しいことがあったり心配事が多い人というのは肺の機能が落ちやすいんですね。
悲しいことが続いたり、心配事が多い人は自分なりの気分転換やストレス発散方法を見つけるといいと思います。
読書や好きな音楽を聴いたりするのもOK、軽い運動でストレス発散などもいいですね。
肺を弱める原因③
肺が弱る原因3つ目は【寝すぎ】ですね。
東洋医学では五労(ごろう)というものがあります。
これは『過ぎたるは猶及ばざるが如し』みたいな意味で、やりすぎることによってその臓腑を傷つけますという意味ですね。
この肺に相当するのが【臥】です。寝るということなんですね。
適切な睡眠時間は人それぞれといわれていて、ショートスリーパーみたいに3~4時間でいける人もいれば、10時間ぐらい寝ないとダメなロングスリーパーといわれる人もいます。
私は毎日8時間寝るんですが、これはミドルスリーパーという一番多いタイプですね。
それぞれ自分にあった睡眠時間というものがあると思うんですが、この自分にあった睡眠時間を超えて長く寝ているとこの肺の機能が落ちて先ほど説明した肺虚の状態になりやすいといわれています。
以上、3つが後鼻漏が悪化するNG行動3つですね。
肺は別名嬌臓(きょうぞう)ともいわれ、弱弱しい臓腑を意味し、他の臓腑に比べて機能が弱りやすいところともいわれていますので、特に普段からの養生が必要になってくるところですね。
まとめ
まとめると、後鼻漏が悪化するNG行動3つは
- 乾燥
- 心配事
- 寝すぎ
ですね。これらは東洋医学でいう肺を弱め、肺の元気がなくなると体の水分調整がうまくいかず鼻水が大量に出やすい状態になりやすいといわれています。
後鼻漏で悩んでいる方は普段から気を付けるようにしてみてください。
私の他の動画で、後鼻漏解消におすすめのツボや後鼻漏解消におすすめの食べ物なども紹介していますので、それらも一緒に使ってもらえると後鼻漏解消により効果的だと思います。
YouTube⇒【注意】後鼻漏の症状を悪化させる避けるべき食べ物とは?
ブログ⇒【注意】後鼻漏の症状(ネバネバした痰)を悪化させる、避けるべき食べ物とは?
【膿取り】副鼻腔炎/蓄膿症を解消!!鼻づまりスッキリのツボをご紹介します。
本日は、後鼻漏が行動するNG行動3つを紹介してきました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅近くで鍼灸接骨院をしております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
今回は喉のつまり解消の食べ物3選ですね。
こちらを紹介していこうと思います。
このブログを読んでいただければ、喉のつまり感、いわゆるヒステリー球ですね。
その症状を解消する食べ物が分かると思いますので、喉のつまりで悩んでいる方は是非最後までブログを読んでいってください。
ブログの流れとしましては、
- 喉のつまり、ヒステリー球の説明
- 喉のつまりの原因
- 喉のつまりを解消する食べ物を3つ
この順番で紹介していこうと思います。
ブログの前半は過去のヒステリー球のブログと重なるところもありますので、過去のヒステリー球のブログをご覧になられている方や、喉のつまりを解消する食べ物だけを知りたいという方は後半だけをお読みください。
ヒステリー球(喉のつまり)とは
まずはじめに、喉のつまり感ですね。
病院では、咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)といわれたりしますね。
咽喉頭異常感症とは、
- 喉がイガイガ、ザラザラする
- 喉に何かがつかえている感じがする
- ものが飲み込みにくい
など、喉に何らかの症状を訴えて様々な検査をしても特に原因がハッキリしないものを総称して咽喉頭異常感症といいます。
別名、ヒステリー球とも呼ばれますね。要は、喉に違和感があるけれども、検査などして特に異常がないものを咽喉頭異常感症というわけですね。
この状態をヒステリー球って言ったり、東洋医学では、喉に梅干しの種が引っかかって飲み込もうとしても飲み込めない感覚から、梅核気(ばいかくき)と呼ばれたりしますね。
この喉のつまり感の方によくみられる他の症状としては、
- 喉のつかえ感
- 喉の締め付け感
- 喉に何かできている気がする
- 胸のつかえ感
- 食べたものが飲み込みにくい
- 吐き気
- めまい
- 動悸
などがありますね。一口に喉のつまりと言っても、喉のつまり以外の症状がある方もおおいですね。
喉の詰まり(ヒステリー球)の東洋医学的な原因
では次に、喉のつまり感の原因を紹介していきます。
喉のつまり感の原因はいろいろあるんですが、一つはストレスからくる自律神経の乱れ、そこからくる気の渋滞ですね。
東洋医学では、この気が渋滞してしまう状態を肝鬱気滞(かんうつきたい)といったりしますね。
東洋医学の考え方として、体の中に気や血(けつ)が流れていると考えるんですが、この気や血の流れをスムーズにしてくれているのが肝臓のツボと考えます。
この気や血がスムーズに流れないと体の色んなところで渋滞が起きるんですね。
喉で気の渋滞が起きれば、喉のつまり感になるわけです。
東洋医学での肝臓は怒りやストレスの感情に弱く、強いストレスや強い怒り、またはこれらの感情に長期間さらされていると肝臓のツボの機能が下がります。
ですので、普段からストレスの多い人やイライラしやすい方は、体の中の流れをスムーズにする働きが落ちやすく、気の動きが渋滞しやすいと考えます。
この肝鬱気滞の方で、喉の異物感の他によく聞く症状は
- 頭痛
- 怒りっぽい
- 肋骨の下あたりが張る
- 生理痛
などですね。
この肝鬱気滞の改善方法は、肝臓のツボの機能を上げて気の滞りを散らすのがいいといわれています。
ですので、今回は肝臓の機能を上げる食べ物と気の滞りを解消する食べ物、そして、喉の不調にいい食べ物を紹介していこうと思います。
喉のつまり解消におススメな3つの食べ物
それでは、ここから喉のつまり感解消の食べ物3選ですね。こちらを紹介していこうと思います。
肝臓のツボの味方、酸味
喉のつまり感解消にオススメな食べ物、1つめは「酸味」ですね。
東洋医学では、臓器の働きや機能を上げてくれる味があると考えます。それを「五味」といいます。その中で、この肝臓のツボの機能を上げてくれる味は酸味といわれているんですね。
酸味とは、具体的には、
- レモン
- 梅干し
- お酢
などですね。
こういった酸っぱい食べ物がいいと言われています。
酸味のあるものがおススメなのですが、これらをたくさん食べるのはなかなか難しいと思います。ですので、どのように取り入れればいいか紹介します。
例えば、紅茶を飲むときなんかはミルクティーやレモンティーどちらかを選べるとしたらレモンティーを選んでいただいたり、おにぎりの具をどうしよっかなあって迷ったときは梅干しを選んでもらう、そういうふうに普段の生活で酸味っていうのを意識してとってもらえるといいと思います。
是非毎日の食事に取り入れてみてください。
流れを良くしてくれる、香味野菜
喉のつまり感解消にオススメな食べ物、2つめは香味野菜ですね。
具体的には、
- しそ
- セロリ
- パセリ
- パクチー
などです。
東洋医学では、香りのいい野菜は気の巡りをよくしてくれると考えますので、気が渋滞してる人にはとてもおすすめなんです。
また、香りのいい野菜はイライラを鎮めてくれるともいわれていますので、肝臓のツボの負担を減らすことができます。
覚えておいて損はないですね。
パクチーが苦手な人っていうのも結構ききますが、シソなんかは食べやすいんじゃないかなと思いますね。
※私はパクチーが苦手
喉の症状に、ゴボウ
喉のつまり解消にオススメな食べ物3つめは、ゴボウです。
ゴボウは、喉に症状があるときに特にオススメな食材なんです。
例えば、
- 喉の腫れ
- 喉の痛み
- 空咳
こんな症状にもゴボウは効果があります。
ですので、ヒステリー球のような喉のつまりにもゴボウがおすすめです。
ごぼうサラダやきんぴらゴボウなどコンビニでも売っていますので、手軽に食べられると思います。
喉の不調のときはゴボウ、覚えておいてください。
まとめ
まとめますと、喉のつまり感解消の食べ物は、
- 酸味
- 香味野菜
- ゴボウ
ですね。ぜひ試してみてください。
本日は、喉のつまり感解消の食べ物を紹介しました。
過去にですね、喉のつまり感解消のツボも紹介していますので、そちらも合わせて使っていただけるとより効果的だと思います。
YouTube⇒【ヒステリー球】喉のつまりを解消する ツボ3選
ブログ⇒【ヒステリー球】不快な喉の詰まり(つまり)をスッキリ解消するツボ3選!!
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をしております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は顔面神経麻痺のツボ、こちらを紹介していこうと思います。
ブログの流れとしては、まず最初に顔面神経麻痺の説明、次に顔面神経麻痺に効果のあるツボをご紹介していきます。
顔面神経麻痺の症状でお困りの方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
顔面神経マヒとは
まずは顔面神経麻痺についてです。
顔面神経マヒとは、顔面の筋肉を動かす神経に麻痺が生じる症状ですね。(筋肉を動かす神経と感覚を感じる神経に分かれてます)
顔面神経麻痺は中枢性(ちゅうすうせい)の顔面神経麻痺と末梢性(まっしょうせい)の顔面神経麻痺に分けられます。
中枢性の顔面神経麻痺は脳出血、脳梗塞、脳腫瘍などが原因として発症されますね。
要は脳そのものに異常があって発症するわけです。
中枢性の顔面神経麻痺の特徴は、額の部分の麻痺が起こらないので顔面神経麻痺が発症しても【おでこに皺が寄せられる】んですね。
これが中枢性の顔面神経麻痺の特徴です。
末梢性の顔面神経麻痺の特徴は、脳には異常がないけれども発症した顔面神経麻痺ですね。
中枢性とは対称的に【おでこの皺寄せができません】
これが末梢性の顔面神経麻痺の特徴です。
末梢性の顔面神経麻痺はベル麻痺やハント症候群に分けられます。
末梢性の顔面神経麻痺の原因は過労やストレス、帯状疱疹ウイルスなどが原因として発症すると言われていますね。
顔面神経麻痺の症状としては目の周りや口の周りの筋肉に症状が現れやすいです。
- 口をしっかりと閉じることができない
- 口が歪む
- 頬を膨らませることができない
- 目が閉じることができない
- 目蓋が垂れ下がる
などの症状がでますね。
朝起きてうがいをしたら口から水がこぼれてしまう、ご飯が口から出てしまって上手く食べれない、化粧をしようと思ったら眉毛の左右差が大きかった、ストローが咥えられない、目が閉じられないので乾いてしまう、そんな説明をしてくれる方が多いです。
原因で過労やストレスと言いましたが、仕事が忙しくて体調を崩した直後や強いストレスがあって精神的に疲弊していたり、きっかけが分かる方もいらっしゃいます。
当院の顔面神経麻痺の施術は、顔だけではなく全体的に調子をあげていくように施術します。
顔面神経麻痺の症状として顔面に鍼をことは刺すことはありません。
顔面神経麻痺のツボ
では、ここからは顔面神経麻痺に効くツボを紹介します。
今回は顔面神経麻痺に効くツボを2つ紹介します。
顔面神経麻痺に効くツボ
1つ目は肩にある肩髃(けんぐう)です。
肩髃の場所は肩にあります。
腕を真横に上げた時に肩にくぼみができます。
この時に肩の前側と後ろ側にくぼみができていると思いますが、
肩髃は前側のくぼみになります。
ここが肩髃のツボの場所になります。
顔面神経麻痺に効くツボ2つ目は首にある扶突(ふとつ)です。
扶突のツボの高さはのどぼとけの高さにあります。
まずはこの、のどぼとけを見つけます。
次に、首にある胸鎖乳突筋を見つけます。
胸鎖乳突筋の見つけ方は、頭を斜め上を見るようにすると出てくる首の筋肉ですね。
右の胸鎖乳突筋は左上を向くと、左の胸鎖乳突筋は右上を向くとハッキリ出ると思います。
のどぼとけと同じ高さで胸鎖乳突筋の真ん中、ここが扶突になります。
肩にある肩髃と首にある扶突の2つのツボが顔面神経マヒに効くツボですね。
お灸が向いている
この肩髃と扶突はお灸がおすすめです。
せんねん灸といって、シールが付いていてツボに付けやすい自宅でできるお灸がありますので、こういったお灸が続けやすいと思います。
そのお灸を、先ほど紹介した肩髃や扶突に貼って温めていきます。(扶突は首なので難しいと思いますので、火を使わないタイプの温灸もオススメです)
自宅でのセルフ施灸のやり方の動画も過去に上げていますので、やり方がわからない方はそちらの動画を参考にしてください。
くれぐれも、やけどには気を付けてやってみてください。
YouTube⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。
肩髃と扶突は左右両方やってもらって大丈夫ですが、特に症状が出ている側ですね。
右の顔面神経麻痺なら右の肩髃・扶突が特に重要になりますので、右側のツボの場所をしっかり探せるようになってもらえるといいと思います。
お灸は1日に3回できるといいですね。朝、昼、寝る前と3回できると、とてもいいと思います。
扶突のお灸が難しい場合は肩髃だけでもいいです。
顔面神経麻痺に悩んでいる方はぜひやってみてください。
過去にも顔面神経麻痺の動画を上げていますのでそちらもご覧ください。
YouTube⇒顔面神経麻痺と鍼灸治療について
まとめ
顔面神経マヒに効果的なツボは2つ。
- 肩にある肩髃(けんぐう)
- 首にある扶突(ふとつ)
特に症状の出ている患側をお灸などで温めると効果的です。
本日は顔面神経麻痺に効くツボ、肩髃と扶突を紹介していきました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をしています武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は【足三里の正しい探し方】こちらを解説していきます。
このブログでは足三里の正しい探し方が分かると思いますので、足三里のツボを知りたい方は是非最後まで読んでいってください。
足三里の見つけ方
足三里のツボを探すのに必要な手順は3つあります。
1つ目は犢鼻(とくび)というツボを見つけること。
2つ目は解渓(かいけい)というツボを見つけること。
3つ目は犢鼻と解渓を線で結んで、犢鼻から下に3寸いったところ。
実際に足三里を見つけます
では、ここからは実際にやっていきます。
⒈犢鼻の探し方
まず、犢鼻の場所を探します。
犢鼻は膝前面、膝蓋靭帯外方の陥凹部。
膝の前面、前側ですね。
膝蓋靭帯は膝のお皿の下にある筋張っているところです。それが膝蓋靭帯と呼ばれる靭帯になります。
その外側なので、足の小指側の凹みです。
ここが犢鼻のツボです。
⒉解渓の探し方
次に解渓の場所を探します。
解渓の場所は足関節前面、中央陥凹部。
足首の関節の前面、そこの真ん中の凹み。
ここが解渓です。
⒊犢鼻と解渓を結んでみる
次にこの犢鼻と解渓を線で結びます。
大体こんな感じですね。
足三里はこの犢鼻と解渓を線で結んだ時に犢鼻から3寸下がった場所。そこが足三里。
1寸の幅は手の親指の幅。これが1寸になります。
ですので、犢鼻から親指3本分下がったところが足三里になります。
その他の見つけ方
他の探し方もありまして、右足の足三里なら右手、左の足三里なら左手を親指以外の4指はくっつけて、親指は開いて左手ならLの字、右手なら逆Lの字になるようにします。
手のひらを膝蓋骨の外側(小指側)に当て、開いた親指が膝蓋骨の上(太もも寄り)に来るように当てます。
この時も犢鼻と解渓を結んだラインを意識して、中指の先端が当たるところが足三里になります。
以上が足三里の正しい探し方になります。
おまけ
足三里は胃腸を元気にしてくれるツボです。
ですので、消化不良や食欲が無い時に助けてくれるツボになります。
他にも脛(スネ)の筋肉にも関係しているので歩きすぎたりして足が疲れている時などにも効果的です。
足三里は押してもいいのですが、どちらかと言えばお灸などで温めたほうが気持ちがいいツボですね。
YouTube⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。
足三里を見つけるポイント
ポイントは3つ。
- 犢鼻というツボを探す
- 解渓というツボを探す
- 犢鼻と解渓を線で結んで、犢鼻から下に3寸下がるところ
本日は正しい足三里の探し方を解説していきました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は『ゲップが止まらない』こちらをテーマに書いていきたいと思います。
このブログを読んでいただければ≪ゲップが出る原因≫≪ゲップが止まらない時の対処法≫≪おすすめのツボ≫が分かると思いますので、ゲップが止まらなくてお悩みの方は是非、最後まで読んでいってください。
ブログの流れとしましては、まずゲップとは何なのか、次に東洋医学から見たゲップの原因、そしてゲップが止まらない方に向けた対処法、最後におすすめのツボの順番でご紹介していきます。
ゲップって何??
まずはゲップとはですね。ゲップとは、胃や食道から空気が逆流することですね。
人は日常的に食事や会話、呼吸をするときにも無意識に空気を飲み込んでいます。
この空気が逆流して上に行くとゲップ、逆流せずに胃から小腸に向かい大腸へ行くとオナラとして排出されます。
要は飲み込んだ空気が上に行けばゲップ、下に行くとオナラとなるわけですね。
ゲップが止まらない人は何らかの理由でこの飲み込んだ空気が上に行きやすい状態になっているということです。
ゲップを東洋医学で考えるとこうなる
次にゲップの原因です
ゲップが止まらない原因なんですが、東洋医学では【お腹の弱り】が原因だと考えます。
東洋医学では口から入った食べ物や空気が胃から小腸、大腸へと順々に下がっていく力は消化器のツボの仕事になります。
この下に降ろす力を降濁(こうだく)と言います。
ゲップが止まらないというのは、何かしらの理由でお腹の機能が弱ったことにより空気を下に降ろせなくなって上がってきてしまいゲップとして口から出る。
これがゲップが止まらない原因ですね。
お腹が弱る理由
それじゃぁ、お腹が弱る原因は何かといいますと私は3つのパターンがあると考えています。
1つ目は過食や早食い、2つ目はストレス、3つ目はお腹の気の不足です。
それぞれ紹介していきます。
1つ目の過食や早食いは食べすぎによりお腹に負担が多くかかり、お腹の機能が落ちてしまうパターンですね。
食べ過ぎや早食いで消化が追い付かず、それによって消化機能が疲れてしまいます。
併せて先ほど説明した降濁の力が落ちてしまうことで、お腹が弱るタイプですね。
このタイプの人はお腹に張りを感じたり、お腹を押されると不快感があると言われています。他にも便秘になりやすくなったりオナラが増えることもあり、ひどい場合は悪心や嘔吐を伴う人もいますね。
2つ目はストレスによるお腹の機能の弱りです。
このパターンはストレスの蓄積からお腹の機能が下がるため、ゲップの他にも顔が赤くなったり、目の充血、耳鳴り、頭痛、不眠などゲップ以外の症状もみられます。
悪化していくと嘔吐するようにもなり、嘔吐物が酸っぱい味がすると言われていますね。
3つ目はお腹の気の不足ですね。
この気とはエネルギーのことなので、要はお腹のエネルギー不足ですね。
過労による疲れや情志(じょうし)の失調。
この情志とは東洋医学では感情のことを指しています。
特定の感情が続いていると、その感情に関わりの深い臓腑に様々な影響を及ぼすと言われています。
特にお腹に関係する感情は《思》なので、考えたり思ったりし続けていると、このお腹の気が弱くなると言われていますね。
このタイプは他にも顔色が悪かったり、いつも重怠く倦怠感を感じていたり、息切れ、食欲がないなどが見られることもありますね。
以上の3つの原因からゲップが止まらなくなる症状が出やすくなると考えていますね。
ゲップが出やすい方へおススメの対処法
ここからは、それぞれのタイプに合った対処法を紹介していきますね。
過食や早食いが原因
まずは1つ目の過食や早食いが原因でお腹に負担がかかっているタイプは、まずは普段の食事量を見直してみてください。
食事の量を腹八分目に抑えてお腹の負担を軽くしたり、食事をするときはゆっくりよく噛んで食べることを意識してみてください。
この腹八分目の具体的な量としては満腹になる一歩手前、もう少し食べてたいと感じるくらいが腹八分目と言われています。
食後に苦しくない、体が重くならない、眠くならない状態だと腹八分目と考えてOKです。ぜひ、意識してやってみてください。
ストレスが原因
次にストレスが原因でお腹の機能が落ちるタイプですね。
このタイプはストレスを発散する、夜更かしをしない、目を休めるなどがおススメですね。
外に出て公園などを歩いたりして発散したり、夜更かしをしないで早く寝る、特に深夜1時には寝てるようにするといいと思います。
あとは目の疲れなども関係すると考えますので、スマホやパソコンの使い過ぎなどには要注意ですね。
夜更かししながらスマホでゲームなんかはめちゃくちゃ相性が悪いのでおススメできないです。
お腹の気の不足が原因
最後にお腹の気の不足が原因のタイプです。
過労から来ている方ですと、まずはゆっくりと休むことですね。
ゆっくりと休んで食欲が出てきたら次にお腹の気を元気にする食べ物を食べてお腹の気を養います。
具体的にはイモ類・・・サツマイモやジャガイモ、他には米やはちみつなどの自然の甘い物もいいですので是非試してみてください。
ゲップが止まらない方にオススメのツボ
最後にゲップが止まらない方にオススメのツボを紹介していきます。
全体的に考えるとお腹の弱りから下に降ろす力が落ちていると考えますので、お腹を元気にするツボがいいと思っています。
オススメのツボは足にある【足三里】(あしさんり)ですね。
足三里はお腹を元気にしてくれて疲労や倦怠感を取ると言われています。
足三里のツボの取り方も以前ご紹介しておりますので、そちらを参考にしてください。
YouTube⇒【足三里】ツボの正しい探し方。手順は3つ!実際にやりながら説明します!
ブログ⇒【足三里】ツボの正しい探し方。手順は3つ!実際にやりながら説明します!
ツボ押しもいいですがお灸で温めるのはもっとオススメです。
お灸の正しいやり方も動画であげていますので興味がある方はチェックしてください。
YouTube⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。
本日はゲップが止まらない症状について解説していきました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は【後鼻漏】を解消するストレッチについて、こちらを紹介していきます。
このブログを読んでいただければ後鼻漏を解消するための効果的なストレッチが分かると思いますので、後鼻漏でお悩みの方は是非最後まで読んでいってください。
以前YouTubeに投稿しました【実践】後鼻漏を解消する顔のツボを3つ紹介しますは思ったよりも反響がありましたので、それだけ後鼻漏で悩んでいる方が多いということですね。
それで今回は後鼻漏で悩んでいる方にオススメのストレッチ、こちらを実際にやりながら解説していこうと思います。
ブログの流としましては、まずは後鼻漏の説明、次に後鼻漏の原因、最後に後鼻漏解消にオススメのストレッチを紹介します。
前半は過去の後鼻漏のブログと重複するところもありますので、読んだことのある方はやストレッチだけ知りたい方は最後だけご覧ください。
後鼻漏とは
では、まず後鼻漏とはですね。
後鼻漏とは鼻水が喉の奥(後ろ)に流れていく状態のことですね。
鼻水が前に流れてくるものを前鼻漏、喉の方(後ろ)に流れていくものを後鼻漏といいます。
喉の奥にドロドロしたものが張り付いている不快感や、粘りのある痰や口臭などが症状として現れる方もいます。
でもやっぱり、よく聞くのは喉の奥にネバネバしたものが張り付いて気持ち悪いやドロッとしたものが鼻から喉に流れていく不快感。こういった不快な症状をよく相談されますね。
後鼻漏の原因
では、次に後鼻漏の原因について紹介していこうと思います。
後鼻漏の原因としては東洋医学では【お腹の弱り】か【呼吸器の弱り】として考えることが多いです。
東洋医学特有の考え方なのですが、五臓の働きというものがあります。五臓とは肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓です。
身体の中でこの肝、心、脾、肺、腎のツボが働いていると考えます。
この中でもお腹の機能を指すのは脾、呼吸器の機能を指すのは肺になります。
つまり脾か肺が弱って後鼻漏になるということですね。
ここからは、脾と肺それぞれを説明していきますね。
脾の後鼻漏
まずはお腹の弱りでもある脾のパターンの後鼻漏からですね。
東洋医学には『脾は痰を発生させる源であり、肺は痰を貯蔵する器である』という言葉があります。
身体に必要な水分は胃腸で作られ、肺に貯めて全身にばらまかれます。
胃腸の働きが悪いと水分の吸収が悪く、痰がたまりやすくなるといわれています。
つまりお腹の調子、脾ですね。脾の調子が悪いと痰がたまりやすく、後鼻漏の症状が出やすいということです。
この胃腸が弱った状態を東洋医学では『脾虚』(ひきょ)と呼びます。
脾虚の方に多い、後鼻漏以外の症状は
- 疲れやすい
- お腹がはる
- 食欲がない
- 空腹感がない
- 口内炎
- 重怠い
- 日中眠気が出る
- 内出血(青アザ)しやすい
などがあります。
食後に後鼻漏が悪化する場合は、脾虚の可能性がありますね。
これが1つ目のお腹の弱りが原因の後鼻漏となります。
肺の後鼻漏
それでは2つ目、呼吸器の弱りの後鼻漏のパターンです。
後鼻漏、《鼻》と書くだけあって呼吸器と関係しています。
東洋医学では鼻などの呼吸器の機能に関わるのは肺になります。
先ほど説明した脾と肺は親子の関係にありまして、双方の影響を受けやすい繋がりがあります。
ですので、脾が弱ることで肺が弱ることも考えられます。
肺の機能が下がると呼吸器に影響が出ます。この肺が弱った状態を肺虚(はいきょ)と呼びます。
肺虚の方に多い、後鼻漏以外の症状としては
- 鼻炎
- 呼吸が苦しい、浅い
- 皮膚が弱い
- 息切れ
- 風邪をひきやすい
などがありますね。
その他にも肺の機能が弱ると、先ほど説明した水分を全身に送る力も落ちるので鼻水が出やすくもなります。
東洋医学的な後鼻漏の原因は、以上の2つだと私は考えてます。
後鼻漏解消ストレッチ
それでは、最後に今日の本題でもあります後鼻漏解消にオススメのストレッチをご紹介します。
後鼻漏解消にオススメのストレッチは頚にある《胸鎖乳突筋》(きょうさにゅうとつきん)のストレッチですね。
なぜ、この胸鎖乳突筋なのかと言うと、東洋医学ではツボの道でもある経絡というものが身体にあると考えています。
そして、こちらの胸鎖乳突筋には『胃』と『大腸』のツボが並んでいますから、胸鎖乳突筋に胃と大腸の経絡があるということになります。
胃は文字通りお腹の機能と関係するツボなのと同時に、脾と表裏の関係にあります。
大腸の経絡は手からはじまって頚を通って鼻まで繋がっています。大腸と肺は表裏の関係にありますので、この大腸を元気にすると肺も元気になると言われています。
ですので、この胃と大腸の経絡が走っている胸鎖乳突筋をストレッチすることで、ツボの道を通りやすくことが重要だと考えています。
ストレッチ
では、ここからは実際に胸鎖乳突筋のストレッチを紹介していきます。
まずは胸鎖乳突筋の場所の確認をしていきます。
胸鎖乳突筋は耳の後ろから鎖骨にかけて付いている筋肉です。
頚を横にすると出やすいですね。
この筋肉です。この筋肉が胸鎖乳突筋になります。
まずは片方の胸鎖乳突筋を伸ばしていきます。
やり方は3ステップ。
- 鎖骨の下を両手で押さえる
- 手で押さえながらアゴを斜め上に引き上げる
- 呼吸をしながら10秒キープ
片側を伸ばしたら、反対側も同じように伸ばしていきます。
これを1日常3セットやってみてください。
なかなか1日で効果を出すのは難しいかもしれないですが、毎日コツコツ続けると少しずつ効果が出ると思います。
以上が後鼻漏解消におススメのストレッチの紹介でした。
他にも後鼻漏解消のツボや養生に関する動画やブログもたくさん出していますので、気になる方はどうぞご覧ください。
YouTube⇒【実践】後鼻漏を解消する顔のツボを3つ紹介します
ブログ⇒【実践】後鼻漏を解消する顔のツボを3つ紹介!原因は内臓の働きの弱りだった!?
YouTube⇒【後鼻漏】喉に張り付くネバネバ痰を改善する食べ物を紹介します
ブログ⇒【後鼻漏】喉に張り付くネバネバ痰を改善する食べ物を紹介します
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をしています 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログを読んでくださってありがとうございます。
今回は後鼻漏で悩まれている方へオススメの食事時間について解説していきます。
後鼻漏の方にオススメなご飯を食べる時間ってなんやねん!とめっちゃ言われそうなんですが、これね実際にあるんですよね。
この動画を見てもらえれば後鼻漏の症状がある方にオススメのご飯を食べる時間というのが分かりますので後鼻漏で悩んでいる方は是非最後まで読んでください。
ブログの流れとしましては、まず初めに後鼻漏の説明、次に後鼻漏の原因、最後に後鼻漏の方にオススメの食事の時間の順で解説していきます。
前半は過去の後鼻漏のブログと重複しますので、オススメの食事の時間だけを知りたい方は最後の方だけ読んでください。
後鼻漏とは
まずは後鼻漏についてです。
後鼻漏とは鼻水が奥の方、喉に流れていく状態ですね。鼻水が前に流れていくものを前鼻漏といい、喉の方に流れていくものを後鼻漏といいます。
喉の奥にドロドロしたものが張り付いている不快感や、粘りのある痰、口臭などが症状として表れる方もいらっしゃいます。
よく耳にするのが喉の奥にネバネバしたものが張り付いていて気持ち悪いや、ドロッとしたものが鼻から喉に流れていく不快感ですね、こういった不快感を訴える方が多いです。
不快感とは言え、ひどい方ですと眠れなかったり食事が取りにくいなど日常生活に影響もでてきます。
後鼻漏の東洋医学的な原因
それでは次は後鼻漏の原因について話していきます。
東洋医学での後鼻漏の原因としましては、お腹の弱りか呼吸器の弱りと考えますね。
東洋医学では五臓の働きというものがあります。五臓とは肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓と呼びます。
臓器そのものの働きだけではなく、その臓器のツボの働きを表すと思ってください。
この五臓の中でお腹の働きは脾の機能になります。
東洋医学では胃腸の消化吸収は脾の仕事として捉えています。
呼吸器は肺の機能になります。
こちらは、そのままですね。
つまり、後鼻漏は脾か肺のツボが弱り機能が下がってなると考えられているのです。
脾のパターン
まずは脾の後鼻漏から説明していきます。
東洋医学では『脾は痰を発生させる源であり肺は痰を貯蔵する器』と言う言葉があります。
本来身体に必要な水分は胃腸で生成され、肺に送られて全身に運ばれていると考えられています。
脾が弱ることで胃腸の働きも落ち、消化吸収が悪く痰ができやすくなると言われています。
つまりお腹の調子が悪い=脾の機能が悪く痰が増えるため後鼻漏の症状がでやすくなったり悪化したりします。
この脾の機能が悪い状態を【脾虚(ひきょ)】と言います。
脾虚の方によくみられる症状としましては
- 疲れやすい
- お腹が張る
- 食欲不振
- 空腹感がない
- 口内炎
- 身体が重怠い
- 痣(内出血)ができやすい
などがあり、特に食後に後鼻漏が悪化する方はこの脾虚タイプだと思いますね。
これが1つ、お腹の弱りから来る後鼻漏の説明でした。
肺のパターン
では、次は呼吸器の弱りの解説をしていきます。
後鼻漏は鼻が付くだけあり呼吸器と関係しています。
東洋医学では鼻の機能は肺のツボの担当です。
肺のツボの機能が下がると呼吸機能が低下します。
これを【肺虚(はいきょ)】と呼びます。
肺虚の方に多い症状としては
- 咳
- 鼻炎
- 呼吸が苦しい
- 皮膚が弱い
- 息切れ
- 風邪をひきやすい
などがありますね。
先程も少し触れましたが、この肺が弱ると水分を全身に送る力が落ちるため鼻水がでやすくなったりもします。
東洋医学での後鼻漏の原因はこの2つだと考えております。
後鼻漏の方にオススメの食事の時間
それでは本日の本題でもあります後鼻漏の症状がある方にオススメの食事の時間についてです。
結論から言いますと【午前9時~11時】です。
午前9時~11時が難しい場合は午前7時~9時に食べるのがオススメです。
1つずつ説明していきますね。
東洋医学では身体の機能と時間を合わせた考え方がありまして、それを子午流注(しごるちゅう)といいます。
子午とは時刻のことで、流注とは臓器を活発にするために流れている気や血の流れのことを表しています。
それぞれの臓器と関係の深い流注は24時間のうち2時間ずつ特に活発に働く時間があるとされていて、その働きが弱いと調子が悪くなる時間帯がでてきたりします。
いつも同じ時間帯に調子が悪くなる方は、子午流注で考えた施術をすると良くなるかもしれませんね。
後鼻漏の原因をこの子午流注に当てはめて考えると、痰を発生させる原因である脾が当てはまる時間は午前9時~11時になります。
脾の働きが最も盛んになる時間ですので、この時間に食事を取るのがオススメです。
9時~11時ですと少し遅めな朝ごはんなので巷では【ブランチ】と言われるやつですかね。
食事の内容も可能なら≪【後鼻漏対策】タイプ別!後鼻漏を解消する食べ物3選≫でもご紹介していますが、脾を元気にしてくれる食べ物は黄色くて甘い食べ物がいいと言われていますので、私がおススメするのは
- かぼちゃ
- じゃがいも
- とうもろこし
ですね。こういった黄色くて甘い食べ物を午前9時~11時の間に取り入れられるといいですね。
では、この午前9時~11時に食事をするのが難しい方・・・業務中や授業中の方もたくさんいらっしゃると思いますので、そんな方は午前7時~9時の間に食べるのがいいと思います。
この午前7時~9時の時間は子午流注だと【胃】の時間になります。先ほど紹介しました脾と胃は表裏の関係です。表と裏ですね。
ですので胃が元気になれば脾も元気になると言われていますので、午前9時~11時の間に食事をとるのが難しい方は、胃の時間でもある午前7時~9時の間に食事をされるのがいいと思いますね。
食事の内容も脾と同様で黄色くて甘い物(かぼちゃ、じゃがいも、とうもろこし)を積極的に摂取されるのがいいと思います。
食事をされる際のコツとしては、ゆっくりとよく噛んで食べることです。
よく噛んで食べることによって胃の消化を助けてあげることができ、それが脾を守ってあげることにつながります。
ですから、ゆっくりよく噛んで食べることを意識してください。
後鼻漏に関する動画やブログは他の物もありますので、それらも一緒に実践していただけるとより効果的だと思いますので気になる方は是非ご覧ください。
ブログ⇒【注意】後鼻漏の症状(ネバネバした痰)を悪化させる、避けるべき食べ物とは?
YouTube⇒【注意】後鼻漏の症状を悪化させる避けるべき食べ物とは?
ブログ⇒【膿取り】副鼻腔炎/蓄膿症を解消!!鼻づまりスッキリのツボをご紹介します。
YouTube⇒【膿取り】副鼻腔炎/蓄膿症を解消 鼻づまりのツボ
YouTube⇒【実践】後鼻漏を解消する簡単に出来るストレッチを紹介します
なかなか、1日2日では効果は出ないと思いますが続けてもらえると少しずつ変化が出てくると思います。
まとめ
まとめますと後鼻漏とは鼻水が喉の方に流れていく状態。これを後鼻漏といいますね。
後鼻漏の原因としましては東洋医学ではお腹の弱りか呼吸器の弱りと考えます。
ここで言うお腹の弱りのことを東洋医学では脾虚、肺の弱りを肺虚と呼びます。
後鼻漏の症状がある方へおススメのご飯を食べる時間は【午前9時~11時】の間。
それが難しい人は【午前7時~9時】に食べるのがおススメです。
その時間に脾を元気にする黄色くて甘い食べ物を食べると、より効果的だと思います。
本日は後鼻漏の症状がある方におススメのご飯を食べる時間について解説していきました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
今回は【後鼻漏が悪化する食べ物3選】ですね。こちらを紹介していこうと思います。
このブログを読んでいただければ、後鼻漏の症状の1つ。喉に張り付くようなネバネバ痰の症状が悪化する食べ物が分かると思いますので、後鼻漏のネバネバ痰でお悩みの方は是非最後までお読みください。
ブログの流れとしましては、初めに後鼻漏についての説明、次に後鼻漏の原因、最後にネバネバ痰が悪化する食べ物の順で紹介していきます。
前半は過去の後鼻漏のブログの説明とも重なるため、ネバネバ痰が悪化する食べ物だけを知りたい方は最後の方だけお読みください。
後鼻漏とは
ではまず、後鼻漏についてですね。
後鼻漏とは、鼻水が喉の方(後ろの方)に流れていく状態ですね。
鼻水が前に流れていくのは前鼻漏といい、後ろ(喉)の方に流れていくものを後鼻漏といいます。
喉の奥にドロドロしたものが張り付いている不快感や、粘りのある痰、口臭などが症状として現れる方もいます。
私が症状としてよく相談されるのは、喉の奥にネバネバしたものが張り付いて気持ち悪いや、鼻から喉に流れる不快感ですね。
こういった《不快感》の相談が多いです。
ひどい方ですと食事や睡眠にも影響が出てきますので、不快感だからといって軽く考えることはできません。
後鼻漏の原因
それでは、次は後鼻漏の原因について説明していきます。
後鼻漏とは先程説明した通り鼻水が喉の方に流れていく状態なのですが、実は正常な人でも鼻水は1日に1L~1.5L分泌されていて喉の方に流れていくと言われています。
正常な人は鼻水にそこまでの粘り気がないので気にならないんですね。
後鼻漏の症状を感じる人と感じない人の違いは何なのかと言いますと、原因は2つありまして
①鼻水の量が増える
鼻水の量が通常より多いと後鼻漏の症状を感じやすくなるわけですね。これが1つ目です。
②鼻水の粘度
2つ目は鼻水の粘度ですね。この鼻水が粘っこくなると流れていく速度が遅くなったり、喉に張り付いたりするわけですね。ですので非常に気になります。後鼻漏の原因はこの2つが大きな原因だと、私は考えます。
東洋医学での後鼻漏
東洋医学ではこういった後鼻漏のネバネバした鼻水も痰として捉えます。
ですので、痰に関係する食べ物も後鼻漏の解消にとても大切だと考えています。
東洋医学では、このネバネバした痰を痰熱(たんねつ)というのですが、痰は水分が熱によって蒸発し、サラサラ感がなくなりネバネバ、ドロドロすると言われています。
つまり身体に熱がこもったりすると、痰にも熱が加わるためよりネバネバするんですね。
ネバネバ痰が悪化する食べ物
それでは本日のメインでもあります『ネバネバした痰(後鼻漏)が悪化する食べ物』を紹介していきます。
①甘い食べ物
まず1つ目は甘い食べ物ですね。具体的にはケーキなどのスイーツですね。
ケーキやチョコレートなどの甘くてねっとりした食べ物は、食べすぎると痰を生みやすくなります。
痰の生成に関係しているツボは甘いものの取りすぎに弱いため、元々後鼻漏の症状がある方は要注意ですね。
たまに食べる分には構わないのですが、頻繁に食べている方は気を付けていただきたいです。
②濃い味付けの食べ物
2つ目は濃い味付けの食べ物ですね。例えばラーメンやジャンクフードなんかです。
こういった濃い味付けの食べ物は、食べすぎると体内で熱を生みやすくなると言われています。
後鼻漏の原因でもお伝えしましたが、体内に熱がこもるとネバネバした痰、痰熱が作られやすくなりますので、これもまた後鼻漏で悩まれている方は要注意です。
特に食べすぎには注意してください。
③油っぽい食べ物
3つ目は油っぽい食事です。これは、具体的には揚げ物や肉類ですね。
こういった油っぽい食事は、濃い味付けの食事と同様に、食べすぎると体内で熱を生みやすくなります。
結果的にネバネバ痰ができやすくなりますので、これもまた要注意となります。
これまでにも後鼻漏や副鼻腔炎など鼻に関する症状のYouTubeやブログもたくさんありますので、気になる方は是非見ていってください。
一部リンクを貼っておきます。
YouTube⇒【膿取り】副鼻腔炎/蓄膿症を解消 鼻づまりのツボ
【後鼻漏】喉に張り付くネバネバ痰を改善する食べ物を紹介します
ブログ⇒【注意】後鼻漏を悪化させる危険な生活習慣と東洋医学的な原因について。
【後鼻漏】喉に張り付くネバネバ痰を改善する食べ物を紹介します
以上が後鼻漏を悪化させる食べ物3選となります。
まとめ
まとめますと
- 甘いもの
- 味の濃いもの
- 油っぽいもの
ですね。
東洋医学では、これらをまとめて《肥甘厚味》(ひかんこうみ)といいます。
この肥甘厚味の食事を取りすぎると身体の中で熱を生みやすくなり、その結果ネバネバした痰《痰熱》ができやすくなるということですね。
後鼻漏の症状がある方は、普段はバランスのよい食事を心がけてたまにのごほうび程度に甘いものや味の濃いもの、油っぽいものを食べていただけると楽しく制限できていいと思いますね。
本日は後鼻漏が悪化する食べ物3つを紹介していきました。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
今回は『後鼻漏が悪化する生活習慣5選』こちらを紹介していきます。
このブログを読んでいただければ、後鼻漏が悪化する生活習慣が分かると思いますので、後鼻漏で悩んでいる方は是非最後まで読んでいってください。
ブログの流れとしましては、まず最初に後鼻漏の説明、次に後鼻漏の原因、最後に後鼻漏が悪化する生活習慣5選の順で進めていきます。
前半は過去のブログで説明していることと被っていますので、他の後鼻漏のブログを読んだことがある方や後鼻漏が悪化する生活習慣だけを知りたい方は最後の項目だけお読みください。
後鼻漏とは
まず初めに後鼻漏とはですね。
後鼻漏とは鼻水が喉の後ろの方に流れてくる状態ですね。鼻水が前に流れてくるのを前鼻漏、喉の方(後ろ)に流れてくるものを後鼻漏と言います。
喉の奥の方にドロドロしたものが張り付いている不快感や、粘り気のある痰、口臭などが症状として出ている方もいます。
症状としてよく相談されるのは、喉の奥の方にネバネバしたものが張り付いていて気持ち悪いや、ドロッとしたものが鼻から喉に流れてきて気持ち悪いなどの不快感が多いですね。
症状がひどいと夜も眠れなかったり、流れる鼻水の量が多くて食事がとりにくいこともあります。
後鼻漏の東洋医学的な原因
では次に後鼻漏の原因についてですね。
後鼻漏の原因の1つとして東洋医学では《お腹の弱り》が関係すると考えます。
東洋医学の考え方として五臓の働きというものがあります。
五臓とは肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓と呼びます。
この中でお腹の機能を指すのは【脾】、つまりこの脾の機能が弱ることによって後鼻漏の症状がでたり、元々後鼻漏がある方はより悪化するケースがあると考えます。
ここからは、より詳しく東洋医学的な後鼻漏を解説していきます。
東洋医学では『脾は痰を発生させる源であり肺は痰を貯蔵する器である』という言葉があります。
本来、体内で必要な水分は胃の機能によって作られ、それが肺へ送られて全身に分配されると考えられています。この時、胃の機能の調子が悪いと水分の消化吸収が上手くいかずに痰が作られやすくなります。
先ほど説明した五臓は、各臓器の名前の付いたツボに関連の深い気候や感情、季節、時間、植物、関節など、それぞれ割り振られているものがあり、肝=木 心=火 脾=土 肺=金 腎=水との関係が深いと言われています。
後鼻漏の原因の脾は土と関係が深く、土は水はけが悪いとドロドロになったり水たまりができたりするじゃないですか。
脾のイメージはそんな感じなので、体内の土として考えます。
ですから、ドロドロになった土が痰というような見方をします。
つまりお腹の調子が悪いと、脾の調子が悪いため痰が溜まりやすく後鼻漏の症状が出やすくなるというわけですね。
この脾が弱った状態を【脾虚】(ひきょ)って言います。
脾虚の方に多い他の症状としては
- 疲れやすい
- お腹が張る
- 食欲がない
- 空腹感が無い
- 口内炎
- 体が重怠い
- 日中眠気が出る
- 内出血しやすい
などです。特に食後に後鼻漏の症状が悪化する方は、この脾虚タイプの可能性が高いですね。
これが後鼻漏の原因の1つ、お腹が弱いタイプになります。
後鼻漏が悪化する生活習慣5選
ではここからは、後鼻漏が悪化する生活習慣5選の説明をしていきたいと思いますね。
基本的には先ほど説明した、脾の機能が弱らないようにするイメージですね。
後鼻漏が悪化する生活習慣
①冷たい物
冷たい食べ物や冷たい飲み物は、お腹を冷やすと言われています。
お腹が冷えることは、胃の機能を担っている脾を冷やすこととなり結果的に胃の働きも低下します。
なるべくアイスなどの冷たい物や冷たいアルコールを控えるといいですね。
外食の時に出されるお水も、氷を抜いてもらうなど工夫していただいて、なるべく冷たい物を取らないようにしてください。
②油っこい物
東洋医学では痰のことを【痰湿】(たんしつ)と言ったりするのですが、痰湿とは一言で言うと水の停滞ですね。
水分代謝が滞り、体内に余分な水分が溜まります。その溜まった水分が蓄積していくことで痰となり、痰が集まってできた状態を痰湿と言います。
油っこい食べ物や味の濃い食べ物は体内に熱を作ると考えられているので、サラサラ流れていた水分が蒸発してドロドロした水分になっていき、結果として痰湿が作られるイメージですね。
ですので、普段から油っこい物や味の濃いものを控えるようにしていただくといいと思います。
③早食い
早食いなのですが、より詳しく言うと《噛まない》ことが胃に負担をかけて後鼻漏が悪化しますね。
食事をするときに、ほとんど口で噛まずに飲み込んでしまうことで唾液による消化がされないため他の消化器に負担をかけることとなります。
熱い物や冷たい物を急いで食べてしまうことでも胃に負担が増えると言われています。
口でよく噛むことで唾液の分泌を促し、唾液の持つ消化機能が利用できることと、よく噛んでいる間に食べ物が胃に適した温度になるため胃の負担を減らせると考えられています。
その他にも、唾液の分泌によって胃の消化酵素も出やすくなります。
具体的には30回噛むことが推奨されていますが、どうしても時間が無くて急いで食べないといけない時には最初のひと口目だけでもしっかり30回噛んで飲み込むようにしてください。
そうすることで、その後の咀嚼でも唾液が出やすくなります。
できることならば、最初から最後までよく噛んで食事を終えるのが理想的です。
④運動不足
後鼻漏の原因でも紹介しましたが脾は土の性質なんですね。
イメージは体の中の土です。痰がいっぱいできるっていうのは、この体の中の水はけが悪かったりして土がドロドロになってたり水たまりができるっていうイメージなんですね。
この土の水はけを良くするには普段から運動して体を活発に動かすことで体に溜まった水分を出して汗をかくとともに、体内の水や血をめぐらすことがとても有効と言われています。
普段から体を動かす癖をつけ、日々軽い運動を取り入れてみてください。
運動の内容はそこまでハードじゃなくても大丈夫です。
少々疲れを感じるくらいの運動量で、疲れを次の日に残さないようにしっかりと睡眠をとれるくらいで大丈夫です。
⑤水分の取りすぎ
水分を過剰に摂取することで、体の中で上手く循環しきれなかった水が痰に変化すると言われているので、水分の取りすぎには注意ですね。
どれくらいの水分を取ったらいいのかは人によって変わってきますので、はっきり言えないです。
過去にYouTube⇒水は2ℓ飲んだ方がいいのか?どういう人が2ℓ飲んだ方がいいのかという動画で、その人に必要な1日の水分量についても説明していますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
まとめますと、後鼻漏を悪化させる生活習慣5選は
- 冷たい物の取りすぎ
- 油っこい、味の濃い食事
- よく噛まない早食い
- 運動不足
- 水分の取りすぎ
これらが後鼻漏を悪化させる原因にもなりますので、後鼻漏でお困りの方は気を付けていただければいいなと思います。
⇓⇓後鼻漏の方におススメなセルフケアをご紹介しています⇓⇓
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本日は後鼻漏を悪化させる生活習慣5選の解説でした。
みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は【後鼻漏】喉に張り付くようなネバネバした痰を解消させる食べ物ですね、こちらを紹介していこうと思います。
このブログを読んでいただければ、後鼻漏の不快な症状のうちの1つでもあります『粘り気の強いネバネバした痰』を解消する食材が分かります。後鼻漏でお悩みの方は是非最後までブログを読んでいってください。
ブログの流れとしましては、まずは後鼻漏の説明、次に後鼻漏の原因、最後に粘り気の強いネバネバした痰を解消する食材の紹介の順で書いていきます。
後鼻漏とは
では、まず後鼻漏とはですね。
後鼻漏は鼻水が喉の方に流れてくる状態ですね。鼻水が前に流れてくるのを前鼻漏といい、喉の方(後ろ)に流れてくるものを後鼻漏と言います。
私が症状としてよく相談されるのは、喉の奥の方にネバネバしたものが張り付いていて気持ち悪いや、鼻から喉に流れる不快感ですね。
このような不快感の相談を受けることが多いです。
後鼻漏の東洋医学的な原因
では、ここからは後鼻漏の原因について紹介していきます。
後鼻漏とは先ほど説明しましたように、鼻水が喉に落ちてくる状態なんですが、これは正常な人でも1日に1ℓ~1.5ℓの鼻水分泌されていて喉の方に流れていくと言われています。正常な人はその流れていく鼻水に気づかないわけですね。
さて、この後鼻漏を感じる人と感じない人の違いは何かというと、私は原因は2つあると思っています。
1つ目は鼻水の量。鼻水の量が通常より多いと喉に流れていく量も増えてきますので、後鼻漏の症状を感じやすくなります。これが1つ目の原因。
2つ目は鼻水の粘度ですね。鼻水が粘っこくなると、垂れていく速度が遅くなったり、流れずに喉に張り付いたような状態になります。なので非常に気になります。これが2つ目の原因です。
この2つが大きな原因だと私は考えます。
東洋医学ではこういったネバネバした鼻水も痰として捉えます。
ですので体内で痰が発生しやすい状態を解消するのも、後鼻漏を解消させるためには大切です。
後鼻漏の原因について詳しく解説している動画やブログもありますので、興味がある方は是非ご覧ください。
YouTube⇒【実践】後鼻漏を解消する顔のツボを3つ紹介します
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ネバネバ痰を解消する食材
それでは、本日のメイン《ネバネバ痰を解消する食材》をご紹介していきます。
ネバネバ痰を解消ずるのにおススメな食べ物はいくつかあるのですが、まずは【ゴボウ】です。
ゴボウは喉の不調に効果的な食べ物なのですが、体内の余分な熱を取ってくれる作用があります。
このネバネバした痰のことを東洋医学では【痰熱】(たんねつ)というのですが、体内で痰が生成される理由として余分な熱があることがあります。
もともと体内には水分がたくさんありますが、熱が多いと水分が蒸発してサラサラとした水分からネバネバとした水分が生成されてしまいます。
このネバネバした水分が痰や鼻水として排出されます。
ですから体内の余分な熱を取ることが、ネバネバ痰を解消させるのには重要になってきます。
ゴボウは喉の様々な不調に効くと言われ、さらに体内の余分な熱も取り除いてくれますので、後鼻漏で感じる喉に痰がへばりついたような不快感にはとてもおススメです。
他にも体の余分な熱を取り除いてくれる食材は【大根】や【チンゲン菜】などと言われていますので、これらもネバネバ痰を取り除く食材としておススメです。
食べ方はそこまで気にしなくて大丈夫なのですが、東洋医学には『一物全体』という考え方があります。
これは野菜なら皮や葉も全て食べることで、食べ物の命を丸ごといただくという考え方です。魚などは切り身しか食べられないような大きな魚よりも、頭からしっぽまで食べられる魚の方が生命力があると考えたりします。
今回はゴボウ、大根、チンゲン菜ですので割と丸ごといただくことができるのではないでしょうか??
食材以外にも鼻の症状におススメのツボなどを紹介している動画やブログもありますので、ツボ押しなどのセルフケアが知りたい方はこちらもご覧ください。
YouTube⇒【膿取り】副鼻腔炎/蓄膿症を解消 鼻づまりのツボ
ブログ⇒【膿取り】副鼻腔炎/蓄膿症を解消!!鼻づまりスッキリのツボをご紹介します。
まとめ
まとめますと、後鼻漏・ネバネバ痰解消におススメの食材はゴボウ、大根、チンゲン菜。
これらの食材は体内の余分な熱を取ってくれる作用があるため、ネバネバ痰で悩んでいる方は日々の生活の中に上手く取り入れていただけるといいと思います。
本日は後鼻漏の中でもネバネバした痰が喉に張り付くような症状におススメの食材をご紹介しました。