みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださって、ありがとうございます。
今回のテーマは『副鼻腔炎』ですね。副鼻腔炎解消のツボ、こちらを紹介していこうと思います。
このブログを読んでいただければ副鼻腔炎解消のツボが分かりますので、副鼻腔炎で悩んでいる方は是非最後までブログを読んでいってください。
このブログの流れとしましては最初に副鼻腔炎の説明、次に副鼻腔炎の東洋医学的な原因、最後に副鼻腔炎解消のツボの順で紹介していきます。
副鼻腔炎について
まず初めに副鼻腔炎とはですね。
名前の通り副鼻腔で起こる炎症なのですが、その副鼻腔がとても複雑な形をしています。
顔の骨の鼻の周囲には副鼻腔と呼ばれる空洞いくつかあるんですね。その空洞をまとめて副鼻腔と呼んでいます。
その内訳は上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つからなっています。
そのどれかの空洞内で炎症が起きているものを副鼻腔炎というわけですね。
副鼻腔は骨から構成される空洞ですので、人によって形が異なってきます。
副鼻腔内で作られてしまった膿がスムーズに排出できる形の人もいれば、排出できずに溜まってしまい蓄膿になってしまう方もいます。
副鼻腔炎には風邪などが原因でおきる【急性副鼻腔炎】と急性副鼻腔炎が悪化したり慢性化することによって膿が溜まってしまう【慢性副鼻腔炎】の2種類があります。
一般的に蓄膿症と呼ばれるのは慢性副鼻腔炎のほうですね。
副鼻腔炎が慢性化すると鼻が詰まる、粘りのある黄色い鼻水が出る、匂いを感じない、味が感じにくい、頭痛、集中力の低下、喉の奥方に鼻水が落ちるいわゆる《後鼻漏》ですね。こういった症状がでますね。
YouTube⇒【実践】後鼻漏を解消する簡単に出来るストレッチを紹介します
副鼻腔炎の東洋医学的な原因
では、ここからは副鼻腔炎の原因について紹介していこうと思います。
副鼻腔炎の原因は色々あるんですが、東洋医学では1つ【お腹の弱り】があると考えています。
鼻の症状なのにお腹が何の関係があるの?と思われるでしょう。
東洋医学では胃腸は消化吸収だけではなく、他の生理作用にも影響があると考えています。
副鼻腔炎はドロッとした鼻水や膿のような粘っこいものが出やすいのですが、東洋医学ではその理由をこう考えています。
甘いものや味の濃いもの油っこいものの食べすぎ、冷たいものの取りすぎによって胃腸に負担がかかることで胃腸の機能が低下します。
それによって胃腸が担っている生理作用の働きも下がることで、体に老廃物ができてしまいます。
このようにしてできた老廃物を東洋医学ではこれを痰熱(たんねつ)と言ったりします。
痰熱は漢字の通り、熱があることから水分が蒸発して少なくなり粘り気が強くなりやすいです。
粘りが強いので停滞しやすく、鼻づまりが強くなったり粘りが強い鼻水が大量に出たり、ニオイのする鼻水が出たり、頭痛が起こることもあります。
これが副鼻腔炎の東洋医学的な原因の1つですね。
より詳しい原因についての動画もありますので、気になる方は是非ご覧ください。
YouTube⇒【注意】後鼻漏を悪化させる危険な生活習慣を紹介します
副鼻腔炎のツボ
それでは、ここからは本日のメイン【副鼻腔炎のツボ】をご紹介します。
副鼻腔炎のツボは顔にある【巨髎】(こりょう)です。
巨髎は鼻水の排出がスムーズになり鼻通りが良くなるので、副鼻腔炎によく使われるツボです。
鼻の症状だけではなく、先ほど説明しました副鼻腔炎の原因でもある胃腸の機能を上げてくれるツボでもあります。
ですので、巨髎を選びました。
巨髎の場所
巨髎のツボの位置は瞳孔線上、瞳孔線上にある尾翼下縁の高さ。
この辺りが巨髎になります。その辺りを押してツーンと響くところです。
ここには副鼻腔のうちの上顎洞がある場所になります。そこを狙うイメージですね。
巨髎に中指を当てて、その横に人差し指と薬指を並べます。
そのまま軽く押しながら上にグーっと持ち上げるように上げます。上顎洞を広げるイメージですね。
このグーっと持ち上げるのを10回ほど繰り返してください。やってるうちに鼻が通りやすくなると思います。
やってもあまり変わらない方は、毎日続けてみてください。続けていくうちに少しずつ効果が出てきますので。
鼻詰まりがひどい人なんかは、鼻づまり解消のツボ【迎香】(げいこう)のツボも一緒に使ってもらえると、より効果的です。
副鼻腔炎で多くの方が悩まれているのが、鼻水が喉の奥に流れる「後鼻漏」ですね。
後鼻漏解消の動画もいくつか挙げていますのでそちらも気になる方はチェックしてみてください。
YouTube⇒後鼻漏の【改善方法】とオススメの【食べ物】【ツボ】の紹介。
ブログ⇒【後鼻漏】を東洋医学で説明!改善するツボもご紹介します。
本日は副鼻腔炎解消のツボ巨髎ですね。こちらを紹介しました。