むくみ

【更年期障害】女性の7割が悩む更年期の原因を東洋医学の考え方で解説します!

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。

今回は女性が気になる症状の1つ、更年期障害ですね、そちらを紹介していきます。

このブログを読んでいただければ、更年期障害の症状が出る原因が分かると思いますので、更年期障害で悩んでいる方は是非最後までお読みください。

ブログの流れとしましては

  1. 更年期とは
  2. 更年期障害の原因
  3. まとめ

となっております。

さらっと知りたい方は最後のまとめだけ読んでいただければ大丈夫です。

それでは、宜しくお願いします。

更年期とは

まず始めに、更年期とはですね。

女性は年齢と共に4つのライフステージに分かれると言われています。

4つのライフステージとは

  • 思春期
  • 成熟期
  • 更年期
  • 老年期

この4つですね。

更年期とは個人差はありますが50歳前後の年齢で、閉経を迎えたあたりの前後5年。45歳~55歳くらいを更年期と指す場合が多いですね。

他に疾患がなく、日常生活に支障がない程度の症状を『更年期症状』とよび、日常生活に支障がでる症状を『更年期障害』と呼びます。

年齢を重ねると共に卵巣の機能が衰え、女性ホルモンの分泌が低下することにより、ホルモンのバランスが崩れ心身に様々な不調が表れると言われています。

このライフステージもホルモンの変化で区切られているという考えの方もいますね。

東洋医学では女性は7の倍数で体調の変化が起こると言われていますので、7の倍数の49。つまり49歳ですね。

49歳で閉経を迎え、その辺りから様々な不定愁訴が起こりやすくなると言われています。

そのうちのひとつが更年期障害ですね。

更年期障害の原因

では、ここからは更年期障害の原因の説明をしていきますね。

更年期に伴う症状がでるのは、東洋医学では【腎の衰え】と考えられています。

ここからは少し腎の説明していきますね。

東洋医学の考え方として【五臓の働き】というものがあります。五臓とは肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓です。鍼灸師は臓を除いて『肝、心、脾、肺、腎』と呼びます。

身体中にあるツボは、この5つのどれかに割り振られています。肝、心、脾、肺、腎の5つに分類されたツボにはそれぞれの役割があり、きちんと働くことで食べ物の消化吸収や尿の生成、睡眠など体に起こるすべての生理作用が行われるという考え方になります。

ライフステージが変わることで訪れる更年期ですが、その変化は子供なら成長と呼ばれ、ある年齢から老化と呼ばれるようになりますね。身体の中で起こっていることは、何歳であっても寿命に向かって身体が衰えていく変化なのですが、捉え方によって呼び方が変わってきます。

成長や老化、生命力など寿命に関係することは腎の働きとされていますので、更年期とも深く関係するものは腎になります。

腎は生命のエネルギーを蓄える臓腑とも言われ、発育や生殖と深い関係にありますので、加齢により腎が衰えると、ホルモンバランスが乱れやすくなり、更年期障害がおきやすくなるということです。

この腎が衰えた状態を腎虚(じんきょ)と呼びます。「腎臓のツボに元気がないよ~」ということですね。

この腎虚にも2パターンありまして、冷やす力が落ちているパターンと温める力が落ちているパターンの2つですね。

東洋医学の腎は水の性質をもっているため体を冷やしてくれる作用と、発育や生殖などその方の寿命とも関係があるので生命を守るために身体を温めてくれる作用もあります。

冷やす力が落ちているタイプ

冷やす力が落ちているタイプの更年期は症状として

  • 手足のほてり
  • のぼせ
  • 皮膚の乾燥
  • 口の乾き
  • 寝汗
  • 耳鳴り
  • 難聴

などの症状が現れやすいですね。身体に熱が多いので乾くような症状が目立ちます。

温める力が落ちているタイプ

温める力が落ちているタイプの更年期の症状として

  • 寒がり
  • 頻尿
  • 手足の冷え

などの症状が現れやすいです。

腎の衰えからくる更年期障害はこの2パターンです。

腎の衰えは、先ほどチラッと出てきました他の五臓にも影響します。

例えば、腎の衰えが心に影響を及ぼすと動悸を引き起こします。他にも肝に影響が及ぶとイライラしたり不眠といった症状になりやすいです。

ですので、更年期障害が起きる理由としてはベースは腎の衰えがあり、その中にも冷やす力が落ちているタイプと温める力が落ちているタイプがあって、タイプによって症状が変わってきます。

更年期障害の症状は人それぞれで、ほてりや不安感など目に見えない症状が多いです。そのため周囲の人へしんどさが伝わらないつらさをよく相談されます。

冒頭で書きましたが、更年期は4つのライフステージのうちの1つになります。ですから時が来れば必ず落ち着きますので、あまり深刻になりすぎず身体の変化を受け入れ穏やかに過ごしていただくのが大切だとおもいます。

腎について詳しく解説している動画やブログもありますので、興味がある方はそちらもご覧ください。

YouTube⇒【重要】腎臓が弱ってるサインと対処法やツボを紹介します

ブログ⇒【腎臓の弱り】東洋医学から見た腎臓が弱ってるサインとおススメの食べ物やツボを紹介します

まとめ

閉経を迎える50歳前後を更年期と呼び、日常生活にも影響するような症状がでていると更年期障害と呼びます。

東洋医学的な更年期障害の原因は【腎虚】。腎臓のツボの弱りですね。腎は人の成長や老化に関係するツボになります。

腎虚には2パターンあり、ひとつは身体を冷やす力が落ちてしまい、ほてりや乾燥などの熱のトラブルが起こるタイプ。もうひとつは身体を温める力が落ちてしまい、ひどい冷えや頻尿などの症状がでるタイプです。

腎虚になると他のツボにも影響があり、それによって更年期障害の症状が変わってきます。しかしベースには必ず腎の弱りがあります。

生活に支障があるくらいの症状ですと、とてもお辛いとは思いますが、ライフステージの変化と共に出た症状なので変化を受け入れながら過ごしていただけるといいかなと思います。

本日は更年期障害について解説していきました。

冷えや自律神経のセルフケアの動画やブログもございますので、よろしければご覧ください。

ブログ⇒体の芯から冷える冷え性でお悩みの方必見!深部から温めてくれる【生姜白湯】を紹介します。

YouTube⇒体の深部から温めてくれる【生姜白湯の作り方】を紹介します。準備する物は3つ!

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