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【肌荒れ】冬の痛いひび割れ、あかぎれをコレ1つで簡単に解消する方法

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、この季節によく起こる【つらいひび割れ・あかぎれの痛みを解消する方法】をご紹介します。

水がしみるヒリヒリした痛みや、パックリ割れで動かすたびにズキズキする痛み。冬の肌荒れはなかなか治らなくてつらいですよね。そんな、肌のひび割れの症状で悩んでいる方はぜひ最後までブログを見ていってください。

今回ご紹介する方法は、手や指先だけではなく、かかとの鏡餅のような深いひび割れにも有効です。毎年ストッキングが伝線して困っていた方も、スルッと履けるかかとになりますので是非試してもらいたい解消法になります。


目次


このような順番で解説していきますので、解消法だけを知りたい方は目次から飛んでください。

ひび割れについての説明

それでは紹介していきますね。まずは、ひび割れとはどんな状態を指すのかを説明していきます。

ひび割れとは、皮膚が“ガラスを割ったときのようにひび割れてしまった状態”のことを指します。
主な症状としては痛みになりますね。ズキズキする痛みやヒリヒリする痛みが出ます。ひどくなると赤く腫れたり、傷ができて出血したりする事もあります。
ちなみに皮膚にひびが入っているのを《ひび割れ》と言い、そこから更に深くなって出血したり、炎症が起きたりすると《あか切れ》と言います。

かかとなどの角質が厚いところは、割れてしまっても出血や炎症はないこともありますね。パックリ割れなくても、ストッキングが伝線してしまうようなガサガサかかとも今回ご紹介する方法でかなり改善します。

ひび割れの原因

では次に、ひび割れの原因を解説していきます。

ひび割れの原因は、皮膚の乾燥が原因になります。
特に冬場なんかは空気も乾燥してますし、寒いので汗もかきづらいですし、寒さで手先の血流も悪くなりやすいので乾燥しやすいです。常に皮膚が潤っていて弾力もあれば、そもそも皮膚トラブルはおきません。指先やかかとのような末端は、、血流が悪くなりやすく皮膚に血液が届きにくいため、皮膚表面に潤いがなくなり軟らかさが損なわれ、硬くなり荒れやすくなりますので、血流は重要なポイントになります。

他の要因としては、水仕事が多い職業の方や、台所仕事などの家事が多い方なんかは手が荒れやすいですよね。水が冷たく手が余計に冷えることも、油汚れなどが落ちにくくお湯で洗い物をしたりと、皮膚にとってはダメージが大きい季節です。

ハンドクリームや塗り薬でのケアは、手を完全に濡らさない時間帯しかできず、1日の中でもケアできない時間が長いので余計に治りにくいですよね。

かかとに関しては、立ち仕事でかかとに負荷がかかりやすい方や、足が冷えやすい方がよくひび割れしてる印象があります。

ひび割れの痛みを解消する方法

ではここからはそんなツライひび割れの痛みを解消する方法を紹介していきますね。ひび割れの痛みを解消する方法、これは結論【お灸】です。

ひび割れの所に、直接お灸をしてみてください。これ本当にめっちゃ効きます!!

お灸でひび割れ・あかぎれが良くなっていくと言われてもイメージがつきにくいと思いますので、こちらで実際の様子を3例ご紹介していきますね。

お仕事で段ボールを扱う50代女性

毎年指先がひび割れるこの方。お仕事で段ボールを扱うため、冬場になると手の乾燥がひどくなるそうです。手が乾燥してひび割れているため、軍手の繊維も引っ掛かってしまい軍手をするのもしんどい。

ひび割れとは別のお悩みでいらっしゃってましたが、施術のついでにひび割れがひどいところにお灸をしてみたところ、1度のお灸でパックリ割れた傷がふさがりました。それだけではなく、そのシーズンは同じ場所は割れることなく過ごされました。

幼少期からのあかぎれがひどい40代女性

子どものころから、秋になると手がカサカサし始めて冬は完全に血がにじむような状態になってしまうそうで、あまりにあかぎれがひどく爪もぼこぼこになってしまった方。

手のひら側も手の甲も割れてしまい、指が絆創膏で覆われていました。改善させないといけない箇所が多く、特にひどいところから優先的にお灸をしていきました。

全部きれいになるまで2か月かかりましたが、絆創膏が全くいらなくなりました。その後、爪のぼこぼこもなくなり、他の通常の爪と変わらない状態になりました。

毎年かかとのひび割れが悪化している40代女性

30代でかかとがガサガサし始めて、30代後半からは毎年ひび割れてしまうようになったそうです。市販薬や保湿に強い靴下を寝るときに履いても改善することはなく、出社時にストッキングを履くのは一苦労。

鏡餅のように深いひび割れもありましたが、週に1回のペースでお灸をしていくと1か月後にはスルッとストッキングが履けるようになりました。

1度お灸をしたところは割れにくくなっていますが、その分他のところが割れそうになっていたので追いかけてお灸をしたところ、冬の終わりには軟らかいかかとになっていました。

このように、目に見えて改善しますので、ひび割れ・あかぎれでお悩みの方は是非試してみてほしいです。

やり方は、次で詳しく説明していきますね。

解消法実践

ここからは、ちょっと実際にやってみます。

お灸は台座灸という種類のもので、ドラッグストアやインターネットでも気軽に購入できるものを使います。台座灸で有名なのはせんねん灸です。筒状の部分にお灸のもぐさ(ヨモギの葉)が詰めてあり、下にシールがついた台座があります。このような形のお灸を、台座灸と呼びます。

台座灸の台座部分には、裏から見ると穴が開いています。その穴を通して、お灸の熱が皮膚に届くようになっています。

まずは台座についている、シールのシートをはがして粘着面を指にくっつけます。その状態で、筒の先端に火をつけます。
火をつけた台座灸を目的の部分に貼るのですが、台座の裏側の穴をひび割れている所に合わせて貼ります。
こんな感じです。

この状態で熱さが冷めるまで、約5分ぐらい放置します。
じわーっとお灸を乗せたところが温かくなってきます。

※ひび割れ、あかぎれで傷ができていると、お灸の熱はかなり滲みると思います。あまり我慢できないようなら、途中で外して水が入った容器にお灸を入れて消火してください。また、ひび割れやあかぎれている部分の皮膚は硬くなっているため、台座灸がくっつきにくく剥がれる可能性もありますので、注意してお灸してください。


5分経つとお灸の熱さが終わってるので、台座を触って冷めているのを確認して皮膚から外します。外したお灸は水を張った灰皿などに捨ててください。
これで終わりです。

関連動画⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。

関連記事⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します

なぜ効果があるのか

お灸をすることで、なぜひび割れやあかぎれの痛みが解消するのかといいますと…

お灸をすることで、ひび割れやあかぎれしてる部分の血流をよくすることができます。傷など身体の中で修復しないといけない部分は、血液が届くことで治っていきます。先ほども書きましたが、ひび割れ・あかぎれしやすいところは、末端が多くそもそも血流が悪くなりやすく、そこに寒さなども加わり余計に血流が悪くなりやすいです。ですので、お灸をすることで血液が流れやすくすることができるんですね。

また、お灸の成分に痛みを緩和する成分が含まれるので、血流を良くすることと相まって痛みを解消できるんです。

痛みを解消するだけではなく、不思議なことに傷口もふさがっていきます。パックリ割れに関しましては、人によっては1回お灸をするだけで、割れた部分が修復れ、そのシーズンはその傷は割れなくなります。また、別の部分が割れたりしても、追いかけてお灸をしていくと全体的に割れる部分がなくなり、さらりとした肌になります。

僕もたまにひび割れになってしまうことがありますが、毎回お灸をしてケアしています。

注意点

注意点は、市販の台座灸には熱さの種類があります。メーカーによって熱さの表記が変わってきますが、お灸が初めての方は真ん中くらいから弱い熱さのものを使用してください。

熱さを感じなくても、お灸の成分自体は皮膚に届いています。また、手荒れをしているところは、皮膚の状態が悪いので極端に熱を感じやすいところと感じにくいところがあります。感じやすい方に合わせてお灸してもらった方がいいですね。

お灸は熱ければ効くってものでもないので、熱すぎない真ん中から弱いレベルぐらいでいいです。

私が使用しているお灸も、熱さのレベルは強い方から『強』『弱』『マイルド』『ソフト』と書かれていますが、マイルドを使用しています。(お灸の熱さの表記は、言葉だけではどっちがより熱いのか分かりにくい物が多いので、しっかりと熱さのレベルがわかるものを購入してください)

火傷に気をつけて是非やってみてください。

また、お灸をしたところが茶色くなることがあります。これは、お灸の材料のヨモギに含まれる油分です。(この油分に鎮静効果などがあります)

お灸をした直後にふき取っていても、繰り返しお灸をしていくと油分の痕が落ちにくくなります。これはお灸をしなくなってしばらくするとなくなります。

《灸点紙》(きゅうてんし)というお灸をするときに、皮膚とお灸の間に貼るシールが売っていますので、気になる方はこちらを使ってみてもいいかもしれません。

お灸の油分が直接皮膚にあたらないので、ひび割れ・あかぎれの回復までに時間はかかるかもしれませんが、お灸はしないよりした方がいいので気になる方は灸点紙を使用してみてください。

2分で読めるまとめ

冬のつらいひび割れ・あかぎれを解消する方法は【お灸】をすることです。

冬にひび割れ・あかぎれがひどくなる要因として

  • 冬は空気も乾燥して肌も乾燥しやすくなること
  • 寒さにより末端の血流が悪くなり皮膚を潤せなくなることと傷が治りにくくなること
  • 水仕事により余計に手が冷えること
  • お湯で洗い物をすることで皮膚の油分がなくなりやすい
  • ケアをする時間がなかなか確保できない

などが挙げられ、改善するのがなかなか難しいと考えられます。

お灸でひび割れ・あかぎれが改善する理由は、まずはお灸の温熱刺激によって血流が良くなることと、お灸に含まれる成分に痛みを鎮める効果があるためと考えられますが、それ以上に傷を修復する力がすごいのでもっと違う効果もあるのかなと想像してしまいます。

お灸のやり方は、ドラッグストアやインターネットでも購入できる《台座灸》というものを使用します。台座灸で有名なのはせんねん灸ですね。お灸の材料でもあるモグサ(ヨモギの葉)が詰まっている筒にシール式になっている台座がついたものです。

この台座灸をひび割れ・あかぎれが起きているところに直接貼ってお灸します。(詳しいお灸のやり方については、本文中のリンクより解説記事や解説動画に飛べますのでそちらを参考にしてください)

注意点としましては、火を取り扱うため火事ややけどには注意していただきたいのですが、他にもひび割れ・あかぎれている皮膚はお灸が粘着しにくく剥がれやすいため1度にたくさんはやらない方がいいです。また、傷口にお灸の熱を当てる形になりますので、滲みます。あまり痛い時は外しましょう。お灸をした後に、モグサの油分が皮膚に沈着しやすくなりますので、茶色の痕がつきます。これは、お灸をしなくなってしばらくするとなくなります。

はい本日はひび割れの痛み解消する
方法を紹介していきました、よければ

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