食べ物

【生姜】その食べ方、あなたの体質に合ってますか?〇〇な人は食べない方がいい!

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。

今回はですね、【生姜を食べていい人、ダメな人】について解説していこうと思います。

生姜はですね、普段から意識して食べている方も結構いらっしゃいます。体質によって、生姜を食べること自体合わない方や、生姜の食べ方にも合う合わないがありますので、よく召し上がっている方や、これから意識的にとろうと考えている方は、一度最後まで読んでいただけるといいと思います。

正しい知識で、生姜の良さを最大限引き出して食べていただけたら嬉しいです。


目次


生姜を食べていい人

まずは、生姜を食べていい人ですね。

こちらは、冷えがある方になります。冷えがある人の中でも分けることができまして、【手足など末端が冷える方】と【内臓(芯)が冷えて、身体全体が冷えている方】の2つのパターンになります。

まずは、末端が冷える方から解説していきます。末梢の血流が悪いので、このタイプの方には生の生姜をおすすめしています。生の生姜には『ジンゲロール』という成分が多く含まれていまして、末梢の血管を拡張し、血流を促進し温める作用があります。末梢の血管を拡張するということは、手先足先の血管の血流が上がるので、手足が温まりやすくなります。ですから、末端の冷えでお困りの方は生の生姜がおすすめです。

生の生姜の食べ方としましては、お寿司についてくるガリ、薬味で使うすりおろした生姜、岩下の新生姜などの漬け物のような食べ方ですね。

次に、内臓から冷えてくる人ですね、内臓が冷えているので芯が冷えるという表現をする方もいます。このタイプの方は、末端に限らず全身が寒いと感じ、お風呂に入っても温まらない方も多いです。そんな冷えを感じている方には、加熱した生姜がおすすめです。

こういった、内臓が冷えるタイプの方は、中から温める食べ方がいいのですが、加熱した生姜には『ショウガオール』という成分が多く含まれていて、胃腸の壁を刺激し、熱の生成をうながし、身体の深部を温める作用があります。内臓で熱を作ることで、中から冷えるのを解消してくれます。

加熱した生姜の具体例としては

⒉レンチン生姜

(①皮ごとすりおろした生姜を耐熱容器に入れる②生姜が浸かるくらい水を入れてラップをする③電子レンジで3~4分加熱する)を豆腐に薬味として乗せたり、お味噌汁に混ぜたりして食べていただくのがいいですね。

一旦、ここまでをまとめますと、生姜を食べた方がいい人っていうのは『冷えがある人』。冷えがある方には、生姜はおすすめですね。

冷えがある人の中でも、大きく2つに分けることができ、末端冷え性のタイプか身体の芯から冷えるタイプに分けられます。

末端冷え性の方は、生の生姜に含まれるジンゲロールという成分で、末梢血管を広げて血流をよくすることが期待できます。お寿司のガリや、薬味として食べるすりおろした生姜、岩下の新生姜のような漬物みたいな食べ方ですね。

芯から、内臓から身体が全体的に冷える方は、加熱した生姜に含まれるショウガオールという成分がおすすめで、内臓を刺激して熱を生成してくれる作用がありますね。生姜白湯やレンチン生姜などで、加熱して食べる方法です。

ここまでが、生姜を食べることが向いているタイプの方です。

生姜を食べすぎない方がいい人

ここからは生姜を、あまり食べすぎないほうがいいタイプの方です。

生姜をあまりとらない方がいいタイプの方は【陰虚(いんきょ)体質の方】です。

陰虚とは何なのかといいますと、陰の気が不足している状態のことです。もう少し具体的に言うと、身体の血や水が不足して、体内の熱を冷ますことができなくなってほてる人っていうのが【陰虚体質】といいます。

陰虚の人の特徴は

  • のどが渇きやすい
  • 手のひらや足の裏が熱い
  • 寝汗をよくかく
  • 動悸がある
  • めまい、かすみ目
  • 頬が赤くなりやすい
  • 微熱っぽい
  • 痩せ型
  • ほてり、のぼせを感じる
  • 便秘、硬い便

などがあります。

また、陰虚の人の舌の特徴は

  • 舌にヒビが入っている
  • 色が赤く、表面が渇いている
  • 苔がない、少ない

こんな特徴があります。

この、陰虚の特徴が3つ以上当てはまると陰虚の可能性が高いです。このタイプの方は、陰の気が不足しているので、体内の熱を冷ますことができなくてほてることが多いので、生姜(熱を増やす食べ物)を食べるのはあまり身体に合わないので、控えるのがおすすめですね。

陰虚の方は、熱を冷ましてくれる食べ物が体に合っています。例えば、梨、スイカ、トマト、豆腐、ハチミツも潤いを補ってくれるのでおすすめです。

まとめ

まとめますと、生姜は食べた方がいいタイプと食べない方がいいタイプに別れる。

生姜を食べた方がいいタイプは、冷えがある人。

冷えがある人の中でも、手足などの末端が冷えるタイプと内臓から(芯から)冷えるタイプでおすすめな食べ方がかわる。

末端冷え性の方は、生の生姜。

内臓から冷える方は、加熱した生姜がおすすめ。

生姜を食べすぎない方がいい人は、陰虚体質のかた。生姜のような熱を作り出す食べ物より、熱を冷ましてくれる食べ物が向いている。

陰虚の特徴として、舌にヒビが入っていることがあり、そういう方は生姜はNG。

以上が私が考える、生姜を食べた方がいい人とダメな人の特徴になります。

生姜は正しく食べれば、本当にいい食材ですので、自分の体質を知って、ご自身に合った生姜の食べ方を試してみてください。

本日は、生姜を食べた方がいい人、ダメな人について解説してきました。

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