自律神経

【自律神経】10秒押すだけ!不眠や疲労感を根本的に解消するツボを紹介します。

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログをご覧くださって、ありがとうございます。

今回はですね、自律神経が、整ってグッスリ眠れるツボを紹介していきます。

目次

自律神経が乱れたときの代表的な症状

自律神経って、かなり広い言い方なんですが、この自律神経が乱れると、身体と精神にさまざまな不調があらわれます。

身体にあらわれる不調の代表的なものとしましては

  • 全身のだるさ(倦怠感)
  • 頭痛
  • 動悸
  • 疲れやすい
  • 冷え
  • 耳鳴り
  • 喉の不快感
  • 発汗

自律神経が乱れたときの症状は、だるさや疲れやすいなど目には見えない症状が多いなという印象ですね。

それに加えて、自律神経が乱れると精神的な不調もあらわれやすくなります。代表的なものとしましては

  • イライラ
  • 不安
  • 憂鬱
  • 集中力の低下
  • 意欲低下
  • 情緒不安定

などですね。

このように自律神経が乱れると、身体や精神に不調がおこります。

そこでですね、今回はまずは自律神経を整えるツボを紹介します。そして、そのあとにもっと掘り下げて、より自律神経の乱れを改善させるツボ、自律神経が乱れる根本的な原因に効くツボも紹介しいきますね。

自律神経を整えるツボ

まずは、1つ目の『自律神経を整えるツボ』の紹介からです。

これは頭にある【百会】(ひゃくえ)ですね。

百会は『百』に『会う』って書くぐらいですので、100のツボの流れが会うところと言われていますね。自律神経を整えるツボとしては、とても有名なツボになりますので、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

百会は自律神経を整える以外にも

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 目の疲れ

にも効果的ですので、そういった症状に悩まれている方にもおすすめです。

そんな、自律神経を整えるツボ百会の場所は

  1. 前正中線上
  2. 耳たぶをたたんで線で結ぶ
  3. 1と2が交わるところ

実際にやっていきます。

まずは前正中線ですね。お臍と鼻の先端を結ぶ線を頭のてっぺんまで伸ばしていきます。それが前正中線です。

次に耳たぶをたたみます。耳のてっぺんが尖るように、縦にパタンとたたみます。

両耳のたたんだ先端を線で結んで、最初の前正中線と交わったところが百会になります。

その辺りを押して、ツーンと響くところがあると思います。そこが、百会のツボの場所になります。

百会を見つけたら、ぐーっと痛気持ちいい刺激で10秒ほど押します。そんなに強く押さないでくださいね。気持ちがいいくらいにしておいてください。

自律神経を根本的に整えるツボ

それでは、次にですね自律神経の乱れを根本的に整えるツボの紹介です。

ツボの名前は胸にある【中府】(ちゅうふ)です。

私たち鍼灸師は普段、鍼とお灸を使って施術しています。施術は東洋医学の考え方で、みなさんの症状を考えているのですが、その中に【病は陰陽でみて、治療は五行でする】という言葉があります。

病は陰陽でみるというのは、その病がどのように発生して、それはどのくらいの期間で良くなるのかなどの指標になります。

治療は五行でするというのは、内臓の機能のことですね。この機能を整えて、病を治めていく考え方です。

五行にあたる5つの臓器というのは肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓です。鍼灸師は肝、心、脾、肺、腎と呼んでいますね。

この5つの中で、自律神経と関係が深い臓器は【肺】になります。東洋医学的な肺の機能を、重要視しますね。肺の機能が弱い人は、自律神経が乱れやすいです。ですので、肺の機能を高めてよくしていくツボを使って施術していくんですね。

ちなみにですね、この肺の機能が弱い方によく見られる症状としましては

  • 鼻炎
  • 皮膚が弱い
  • 風邪を引きやすい

そういった症状をお持ちの方も多いですね。そういう方が、自律神経が乱れやすいです。

それでですね、この中府は胸にあるんですけども、肺のツボのグループに属していて、この中で【募穴】(ぼけつ)という役職についています。募穴は漢字の通り、気を募り集めているツボになります。

つまり、肺のツボのグループのなかで気が集まりやすいツボが、この中府になるんですね。肺の機能が下がって自律神経が乱れやすい方には、とてもいいツボです。

肺を元気にしてくれる、中府の場所ですが

  • 鎖骨の外側
  • 鎖骨の下のへこみ

になります。

実際に探してみます。

まずはですね、鎖骨の外側ですね。見つけましたか?

鎖骨を外側まで探ったら、次は鎖骨下側のへこみを探します。

その辺りを押して響くところがあるんですが、そこが中府のツボの場所になります。

この、中府を見つけたら、凝ってる方が多いので優しく揉みほぐす感じで推してあげるといいですね。

中府は左右にありますので、片方ずつですね、10秒ほど優しく揉みほぐす感じでやってみてください。

刺激は、痛気持ちくらいの強さで大丈夫です。

先に紹介した自律神経を整える百会と、今紹介した自律神経の乱れを根本的に整える中府も、それぞれ一緒にやっていただいて大丈夫です。

できれば、朝、昼、晩と3回やってみてください。

まとめ

まとめますと、自律神経が乱れると身体と精神にさまざまな不調があらわれる。この時あらわれる不調は、目に見えないものが多い。

自律神経の乱れを整えるツボは、頭のてっぺんにある【百会】ここを、痛気持ちいい刺激で10秒ほど押す。

自律神経の乱れを根本的に整えるツボは、胸にある【中府】百会同様、気持ちいい刺激で10秒揉みほぐす。

これを1日3回、朝、昼、晩とやる。

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普段から自律神経の乱れで困っている方は、ぜひ試してみてください。

本日は、自律神経の乱れを整えるツボについて説明していきました。

https://musako-hari.com/

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