春先になると寝ても寝ても眠い原因となる寒暖差や環境の変化による自律神経の乱れ、東洋医学における肝の弱りに対し、太陽のリズムに合わせた睡眠時間の調整法や、かかとの失眠、足の甲の太衝という2つのツボの温め方を解説する石丸院長

睡眠

【実録】寝ても寝ても眠い春の原因!鍼灸師が教える睡眠のコツと2大特効ツボ

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、春先になると患者さんからよくご相談をいただく「寝ても寝ても眠い」「日中とにかく眠くてたまらない」「朝がすっきり起きられない」という、春特有の睡眠のお悩みについて詳しく解説していきます。

だんだんと春の陽気になってきて過ごしやすい季節ですが、なぜか体がだるく、強い眠気に悩まされる方は非常に多いものです。 そこで今回は、春に眠くなってしまう根本的な原因と、太陽の動きに合わせた睡眠のコツ、おすすめの食べ物、そして今すぐ試せる優秀な2つのツボをご紹介していきます。春の眠気で頭がぼんやりしてしまう方は、ぜひ参考にしてください。

なぜ春はこんなに眠いのか?引き金となる3つの原因

春特有の強烈な眠気を引き起こす背景には、生活環境と季節ならではのお体の変化が大きく関係しています。

原因1. 1年の中で最も激しい「寒暖差」 春は冬のような寒い日があったかと思えば、次の日はポカポカと暖かい陽気になるなど、気候の変動が非常に激しい時期です。お体がこの急激な気温差に追いつこうと無理をすると、自律神経のバランスが簡単に乱れてしまいます。 自律神経には、活動時に働く交交換神経と、リラックス時に働く副交感神経がありますが、このスイッチの切り替えがうまくいかなくなると、夜の寝付きが悪くなったり、逆に昼間に強い眠気が襲ってきたりと、睡眠のリズムが大きく狂ってしまいます。

原因2. 新生活による「環境の変化」 春は入学や卒業、就職、職場の異動やメンバーの入れ替わりなど、ご自身の周りの環境がガラリと変わりやすいシーズンです。自分自身に直接大きな変化がなくても、周囲の空気感の変化を敏感に察知し、お体は無意識のうちに緊張やストレスを抱え込みます。 緊張状態が続くと交感神経ばかりが活発になり、夜になっても脳がリラックスできず、睡眠の質がグッと落ちてしまいます。その結果、しっかり寝たつもりでも疲れが取れず、翌日の日中に強い眠気やぼんやり感として現れるのです。

原因3. 東洋医学の「肝(かん)」の弱り 東洋医学には五臓(肝・心・脾・肺・腎)という内臓の働きを重視する考え方がありますが、春という季節に最も影響を受けやすいのが肝(かん)です。 肝は自律神経のコントロールや精神の安定を司っていますが、春の陽気やストレスによって肝の働きが乱れると、イライラしやすくなると同時に、寝ても寝ても眠いという独特な睡眠のトラブルを引き起こしやすくなります。

太陽のリズムに合わせる!春の正しい睡眠のコツ

春の睡眠の質を高めるためには、自然界の太陽の動きに合わせて生活リズムを少しだけシフトしてあげるのがベストです。

冬から春にかけては、徐々に日が落ちるのが遅くなり、逆に日の出の時間はどんどん早くなっていきます。お体のバイオリズムもこれに合わせるのが自然ですので、春の睡眠は冬の時期に比べて「少し遅めに寝て、少し早めに起きる」というリズムを取り入れてみてください。

具体的には「30分前後」を目安に調整するのがお勧めです。いつもより30分遅く布団に入り、30分早く朝の光を浴びるように生活習慣を少しだけ変化させることで、自律神経が春の季節にスムーズに順応しやすくなります。

間の働きを元気に助ける「春の柑橘類」

春の眠気の背景にある「肝」の機能を助け、お体をシャキッと元気にしてくれる特効の味が、爽やかな「酸味(すっぱい味)」です。

特にこの時期におすすめしたいのが、春にちょうど旬を迎える新鮮な柑橘類です。 ・甘夏(あまなつ) ・デコポン ・伊予柑(いよかん) これらの柑橘類を日頃のデザートや間食として意識して食べることで、肝の滞ったエネルギーがスッキリと巡り始め、頭のぼんやりとした眠気を内側から引き算してくれます。

寝ても寝ても眠いときに試したい2つの快眠ツボ

春の眠気を解消し、睡眠の質を高めるために非常に相性の良い2つのツボをご紹介します。

ツボ1. 失った眠りを取り戻す「失眠(しつみん)」 その名の通り、乱れてしまった眠りのリズムを正常に調えてくれる不眠・快眠の特効ツボです。 場所は、足の裏のかかとの中央にある、少し凹んだところにあります。 この失眠は、指で強く押すよりも「温めること」で真価を発揮します。温かいペットボトルを当てたり、市販されている「あずきのチカラ」などの温熱グッズを使って、寝る前によく温めてあげてください。冷えが取れるとともに、夜の睡眠の密度がぐっと高まります。

ツボ2. 肝の乱れを根本から鎮める「太衝(たいしょう)」 春にダメージを受けやすい「肝」の経絡上にある、非常に重要なツボです。 場所は、足の甲側にあります。親指と人差し指の骨がふくらはぎ側に向かって交わるところの手前にある、V字の少し凹んだ部分です。 ここは、親指の腹を使って痛気持ちいい強さで優しく揉みほぐすように指圧するか、お灸を据えて温めてあげると最高のケアになります。詳しいツボの押し方やお灸の据え方については、過去の動画でも詳しく解説していますのでそちらもぜひ参考にしてください。

まとめ

春の強烈な眠気をすっきりと解消し、お体のリズムを調えるポイントは以下の通りです。 ・春の眠気の主な原因は、激しい寒暖差、環境変化によるストレス、そして「肝の弱り」 ・睡眠のコツは、太陽のリズムに合わせて冬より「30分遅く寝て、30分早く起きる」 ・食事では、肝の働きを応援してくれる旬の甘夏、デコポン、伊予柑などの「柑橘類」を摂る ・おすすめのツボは、かかとの裏にある「失眠」と、足の甲にある「太衝」 ・失眠はあずきのチカラ等で温め、太衝は優しく指圧やお灸をするのが非常に効果的

どれも大きな道具や難しい技術はいりません。毎日の睡眠時間を少しだけずらしてみたり、寝る前に足元を心地よく温めるだけで、春の自律神経は驚くほど調っていきます。心地よい新習慣を取り入れて、春の毎日をスッキリと快適に過ごしましょう。

以前ご紹介した「自律神経を調える飲み物(白湯の快眠ロジック)」や「スマホ見すぎによる寝付きの悪さを解消するレモン白湯の効果(酸味と肝のお話)」、さらには「2分で睡眠の質を高める478呼吸法(肺を元気にするアプローチ)」なども、自律神経の興奮を鎮めて深い眠りを作るために深く繋がっている大切な養生法ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で春の眠気や長引く睡眠障害、自律神経の乱れにお悩みの方へ

「春になってから日中の眠気が強すぎて仕事や家事に支障が出ている」「休日にいくら寝ても疲れが取れず、朝すっきり起きられない」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、単に眠気を抑えるだけでなく、東洋医学の見極めによって春の気候や環境変化で乱れてしまった「肝」の働きや自律神経のバランスを全身のツボから根本的に調えます。優しく痛みのない針とお灸で全身の血流と内臓の機能を活性化させ、夜はぐっすり眠り、日中は頭がすっきりと冴え渡る健康的な毎日を全力でサポートいたします。

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舌の表面に砂漠のようなひび割れや亀裂ができる裂紋舌(れつもんぜつ)の原因として、胃腸の不調や体内の水分不足、熱の過剰を説明し、山芋や豆腐などの潤す食材の選び方や、辛い食べ物の引き算について解説する石丸院長【実録】舌のひび割れ・亀裂の原因!鍼灸師が教えるタイプ別の対処法と食事の引き算前のページ

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