みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をしています武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は【足三里の正しい探し方】こちらを解説していきます。
このブログでは足三里の正しい探し方が分かると思いますので、足三里のツボを知りたい方は是非最後まで読んでいってください。
足三里の見つけ方
足三里のツボを探すのに必要な手順は3つあります。
1つ目は犢鼻(とくび)というツボを見つけること。
2つ目は解渓(かいけい)というツボを見つけること。
3つ目は犢鼻と解渓を線で結んで、犢鼻から下に3寸いったところ。
実際に足三里を見つけます
では、ここからは実際にやっていきます。
⒈犢鼻の探し方
まず、犢鼻の場所を探します。
犢鼻は膝前面、膝蓋靭帯外方の陥凹部。
膝の前面、前側ですね。
膝蓋靭帯は膝のお皿の下にある筋張っているところです。それが膝蓋靭帯と呼ばれる靭帯になります。
その外側なので、足の小指側の凹みです。
ここが犢鼻のツボです。
⒉解渓の探し方
次に解渓の場所を探します。
解渓の場所は足関節前面、中央陥凹部。
足首の関節の前面、そこの真ん中の凹み。
ここが解渓です。
⒊犢鼻と解渓を結んでみる
次にこの犢鼻と解渓を線で結びます。
大体こんな感じですね。
足三里はこの犢鼻と解渓を線で結んだ時に犢鼻から3寸下がった場所。そこが足三里。
1寸の幅は手の親指の幅。これが1寸になります。
ですので、犢鼻から親指3本分下がったところが足三里になります。
その他の見つけ方
他の探し方もありまして、右足の足三里なら右手、左の足三里なら左手を親指以外の4指はくっつけて、親指は開いて左手ならLの字、右手なら逆Lの字になるようにします。
手のひらを膝蓋骨の外側(小指側)に当て、開いた親指が膝蓋骨の上(太もも寄り)に来るように当てます。
この時も犢鼻と解渓を結んだラインを意識して、中指の先端が当たるところが足三里になります。
以上が足三里の正しい探し方になります。
おまけ
足三里は胃腸を元気にしてくれるツボです。
ですので、消化不良や食欲が無い時に助けてくれるツボになります。
他にも脛(スネ)の筋肉にも関係しているので歩きすぎたりして足が疲れている時などにも効果的です。
足三里は押してもいいのですが、どちらかと言えばお灸などで温めたほうが気持ちがいいツボですね。
YouTube⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。
足三里を見つけるポイント
ポイントは3つ。
- 犢鼻というツボを探す
- 解渓というツボを探す
- 犢鼻と解渓を線で結んで、犢鼻から下に3寸下がるところ
本日は正しい足三里の探し方を解説していきました。