横隔膜の痙攣(しゃっくり)を鎮めるために、肩甲骨の下のラインと背骨の間の位置にあるツボ「膈兪(かくゆ)」の探し方を解説する石丸院長

その他

【実録】止まらないしゃっくりを一発解消!横隔膜を鎮める特効ツボ「膈兪」

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、突然出始めると止まらなくて苦しい「しゃっくりに効くツボ」をご紹介します。 私自身、友人や知人がしゃっくりで困っているときには、このツボを使って対処することがよくあります。

最初に一つ注意点があります。今回ご紹介するツボは背中にありますので、自分一人で押すのはなかなか難しいです。ぜひ、ご家族やご友人など、周りの方に手伝ってもらいながら試してみてください。

なぜしゃっくりに効くのか、その仕組みと正確なツボの探し方を詳しく解説していきます。

しゃっくりの正体は「横隔膜のけいれん」

しゃっくりは、肺の下にある「横隔膜」という筋肉が、自分の意思とは無関係に激しく痙攣(けいれん)することで起こります。 この横隔膜の興奮をスーッと鎮めてくれるのが、本日ご紹介する「膈兪(かくゆ)」というツボです。東洋医学では、横隔膜に関連する症状に対して非常によく使われる有名なポイントです。

膈兪の場所を見つけるためのステップ

膈兪を見つけるには、まず「肩甲骨(けんこうこつ)」の位置を確認するのが最大のコツです。手伝ってくれる方に以下の手順で探してもらいましょう。

  1. 肩甲骨の一番下の部分(下角:かかく)を見つけます。 左右の肩甲骨の下の端を結んだ、水平なラインをイメージしてください。この高さのライン上にツボがあります。
  2. 背骨と肩甲骨の内側のフチ(内側縁:ないそくえん)を確認します。 東洋医学では、背骨から肩甲骨のフチまでの幅を「3寸(さんすん)」という基準の長さに定めています。
  3. その幅の「ちょうど真ん中」を探します。 背骨と肩甲骨のフチのちょうど真ん中が「1.5寸」となり、ここに膈兪があります。

つまり、肩甲骨の一番下の高さにあわせて、背骨と肩甲骨のフチのちょうど真ん中を狙うと、正確な膈兪の位置に指が当たります。

膈兪を刺激するときのコツ

ツボの位置が分かったら、親指の腹などを当てて、ゆっくりと息を吐きながらグーーッと優しく押してもらいましょう。

強さは、押されている本人が「痛気持ちいい」と感じるくらいの強さにとどめるのがベストです。あまりに強くグイグイと押しすぎてしまうと、体が緊張して逆効果になってしまうことがありますので注意してください。

背中を見てもらいながら「肩甲骨の下の角はここだな」「背骨との真ん中はこのあたりだな」と声をかけ合ってやってもらうと、より正確にツボを刺激できて効果が上がります。

まとめ

止まらないしゃっくりへの対処法は以下の通りです。 ・しゃっくりは「横隔膜の痙攣」が原因 ・背中にある「膈兪」は横隔膜の興奮を鎮める特効ツボ ・肩甲骨の一番下の高さで、背骨と肩甲骨のフチのちょうど真ん中にある ・周りの人に手伝ってもらい、息を吐きながら「痛気持ちいい」強さで押す

以前ご紹介した「プロが教えるツボの押し方のコツ」の動画でもお話ししましたが、ツボはリラックスして息を吐いているときに押すのが最も効果的です。概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で自律神経の乱れやお体の不調にお悩みの方へ

「しゃっくりだけでなく、普段から胃腸の調子が悪い」「自律神経が乱れて体がだるい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、ツボを使って全身の巡りを整え、内臓や自律神経の働きを根本から健康な状態へと引き上げていくお手伝いをいたします。

👉 自律神経・お体メンテナンスの詳細はこちら https://musako-hari.com/price

手先の冷えを解消するために、腕にあるツボ「温溜(おんりゅう)」の位置を確認し、カイロや温かいペットボトルで温める方法を解説する石丸院長【実録】手先の冷えを即効解消!鍼灸師が愛用するツボ「温溜」の温め方前のページ

【実録】自律神経を整える万能のツボ「百会」の正しい探し方と効果を高める習慣次のページ自律神経の乱れや頭痛を和らげるために、頭のてっぺんにある万能のツボ「百会(ひゃくえ)」の正確な位置を耳の先端を結ぶラインから見つける方法を解説する石丸院長

ピックアップ記事

  1. 【後鼻漏】保存版!後鼻漏の本当の原因は自律神経の乱れ。解消セルフケアを紹介します…
  2. 【痰】たったの《30秒》で喉に絡んだ痰をスムーズに出すツボを紹介します。
  3. 【9割の人が知らない!】後鼻漏を悪化させる意外な原因とは?|武蔵小杉鍼灸接骨
  4. 【頻尿】夜間、日中合わせて悩んでる方は1日10粒〇〇食べてください!!
  5. 【後鼻漏】1日3回試してみて!!喉に張り付く痰を取り除くツボを紹介します。

関連記事

  1. その他

    【高血圧】50歳以上の方限定!動脈硬化による高血圧の本当の原因はこれ

    みなさん、こんにちは。神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸…

  2. 慢性的な疲れを解消するために、おへその下にあるツボ気海(きかい)を手のひらで温める方法を実演する石丸院長

    ツボ

    【実録】疲れを今すぐ解消!鍼灸師が教えるお腹のツボ「気海」の温め方

    みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日も…

  3. その他

    【足のつり】不快なこむら返りを東洋医学で解説。自宅で簡単にできるセルフケアもご紹介!

    みなさん、こんにちは。神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨…

  4. ツボ

    【鍼灸師が解説】古代中国の書物に記された「痩せるツボ」の真実:効果と危険性

    武蔵小杉鍼灸接骨院の石丸です。今回は、患者さんからよ…

  5. 気圧の変化で起こる頭痛(気象病)を解消するために、痛む部位を冷やす対処法や、普段から汗をかく運動で体の水分を循環させる大切さを解説する石丸院長

    その他

    【実録】気圧の変化で起こる頭痛の正体!気象病を防ぐ「水の巡り」改善法

    みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日も…

  6. その他

    【血流が悪い】肌に浮き出る赤い糸みみずの原因と解決法を紹介します!

    みなさん、こんにちは。神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院を…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 横隔膜の痙攣(しゃっくり)を鎮めるために、肩甲骨の下のラインと背骨の間の位置にあるツボ「膈兪(かくゆ)」の探し方を解説する石丸院長

    その他

    【実録】止まらないしゃっくりを一発解消!横隔膜を鎮める特効ツボ「膈兪」
  2. その他

    【脳梗塞】東洋医学から見た血管が詰まる寸前のサインを解説します
  3. 胃腸・消化器系

    【鍼灸師が教える】急な便意や下痢の痛みを和らげるツボ押し:トイレに行けない時の応…
  4. 胃腸・消化器系

    肋骨脇腹の圧迫感・苦しさの原因と解消法|【武蔵小杉】鍼灸接骨院
  5. 手先の冷えを解消するために、腕にあるツボ「温溜(おんりゅう)」の位置を確認し、カイロや温かいペットボトルで温める方法を解説する石丸院長

    冷え

    【実録】手先の冷えを即効解消!鍼灸師が愛用するツボ「温溜」の温め方
PAGE TOP