不安障害や不安神経症による過度な不安感を解消するために、肉体と精神の繋がりを表す「心身一如」の考え方に基づき、腎の働きを整えて睡眠やだるさを改善していく伝統的な鍼灸治療を解説する石丸院長

メンタルのお悩み

【実録】不安障害・不安神経症を鍼灸で改善!心と体を同時に調える東洋医学

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、最近当院でもご相談を受けることが急増している「不安障害・不安神経症における当院の鍼灸治療」についてお話ししていきます。 「毎日ささいなことが気になって過度に心配してしまう」「常に不安感がつきまとって日常を過ごすのがツラい」という深いお悩みを抱えている方はとても多いです。

不安障害が起こる原因を東洋医学的な視点からひも解き、当院ではどのように心とお体の不調の改善を目指していくのか、その具体的な治療方針を詳しく解説していきます。

不安障害・不安神経症とは?

不安障害とは、日常生活の中で感じる心配や不安が過度になりすぎてしまい、ご自身の意思ではコントロールができず、私生活や仕事に大きな影響が出ている状態を指します。 精神的な強い不安だけでなく、それに伴って動悸がしたり、息苦しくなったり、体がだるくなったりと、心と体の両方に様々な不快な症状が現れるのが特徴です。

西洋医学では、脳の神経伝達物質のトラブルなどが指摘されているものの、完全な原因はまだ分かっておらず、一般的には人間関係のストレスや環境の変化などが引き金となって発症すると言われています。

東洋医学で見る不安感の原因は「腎(じん)」の弱り

東洋医学では、人間の心と体を支える5つの臓器(五臓:肝・心・脾・肺・腎)のバランスをとても大切に考えています。 この五臓の中で、不安障害や過度な心配性と最も深い結びつきを持っているのが「腎(じん)」です。

東洋医学の古いルールでは、それぞれの臓器が特定の「感情」を担当しているとされており、腎が担当しているのは「恐れる」「ビクビクする」という感情になります。 そのため、過労や寝不足、寒さ、加齢などによって腎の機能が弱まって(腎虚して)しまうと、お体は自然と物事を恐れやすくなり、常に強い不安や恐怖を感じやすい状態に陥ってしまうのです。当院では、不安障害の主な大元はこの腎の弱りにあると考えています。

体と心を一つとして捉える「心身一如(しんしんいちにょ)」の考え方

では、当院の鍼灸治療ではどのようにして不安感の改善を目指していくのでしょうか。 ここで非常に重要になってくるのが、東洋医学の根本にある「心身一如(しんしんいちにょ)」という思想です。

心身一如とは、人間の「肉体(体)」と「精神(心)」は切り離せるものではなく、完全に一体であるという考え方です。 お体の調子が悪い時に、心だけを無理やり前向きに、ものすごく元気に保つということはなかなかできませんよね。逆に、体調が良くてどこにも痛みがなくすっきりしている時は、心も自然と軽やかになるものです。

心と体は常に連動しています。そのため、当院の治療では「不安を取り除こう」と心だけに無理にアプローチするのではなく、まずはベースであるお体全体の調子をしっかり整えていくことから始めます。

お体を元気に変えていくことで、心が後からついてくる

具体的には、腎をはじめとする五臓のバランスを鍼灸によって調え、以下のような「お体の確かな変化」を一つずつ積み上げていきます。

・夜、お布団に入ったらしっかりと深く眠れるようになる ・朝起きた時の、お体全体の重だるさや疲労感が抜ける ・胃腸の調子が良くなり、美味しくご飯が食べられるようになる

このように、まずはお体のだるさが取れて体力が満ちてくると、お体が「元気モード」へと切り替わります。 心身一如の言葉通り、お体が元気になれば、それにつられるようにして心(精神)も内側から自然と元気が湧いてくるようになります。エネルギーがしっかりと満ちてくることで、これまでお体を支配していた過度な不安感や心配性が、徐々にスーッと薄れて消えていくのを目指すことができるのです。

まとめ

不安感に負けないお体を作っていくためのポイントは以下の通りです。 ・過度な不安や心配が続く不調は、東洋医学では「腎」の弱りが主な原因 ・腎は「恐れ」の感情を司るため、機能が落ちるとビクビクと不安になりやすい ・東洋医学には、肉体と精神は一体であるという「心身一如」の考え方がある ・不安そのものを無理に消そうとせず、睡眠やだるさを改善してお体を元気に変えていく

心が疲れてしまっている時は、まずはお体を徹底的に労わって、休ませてあげることが一番の解決策になります。当院の優しい針とお灸が、そのお手伝いをいたします。

以前ご紹介した「疲れやすい時の対処法(おへそのツボ・神闕を温める方法)」や「冬の正しい睡眠方法(自律神経を調えるコツ)」なども、お体全体の元気を補給して心の安定を取り戻すために深く繋がっている大切な養生法ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で不安障害や自律神経の乱れ、メンタルの不調にお悩みの方へ

「不安で胸がザワザワして夜眠れない」「心療内科のお薬を飲んでいるけれど、お体のだるさや不安感がなかなかスッキリしない」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、心身一如の精神のもと、お一人おひとの体質に合わせて「腎」をはじめとする五臓のバランスを根本から優しく調えます。痛みのない優しい針とお灸で自律神経の過緊張を解きほぐし、お体を内側から元気に変えることで、心から安心して穏やかに過ごせる毎日を全力でサポートいたします。

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