みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。
今回はですね、不安障害やパニック障害にお届けする【不安を解消してくれる食材】ですね、こちらを紹介していこうと思います。
このブログを読んでいただければ
- 息苦しい
- 胸が痛い
- 吐き気
- お腹の違和感
- めまい
- 不眠
など、そんなツラい不安障害やパニック障害を解消するのに役立つ食べ物が分かると思いますので、普段からお困りの方は是非最後までブログを読んでいってください。
食べ物だけを知りたい方、効果的な食べ方だけを知りたい方は、目次から各項目やまとめへ移動できますのでお好きな項目をクリックしてみてください。
目次
東洋医学的な不安障害の原因
東洋医学から見る不安障害の原因は『心(しん)の弱り』と考えます。
ここで言う『心』(しん)とは、東洋医学の考え方の心です。
東洋医学には『五臓の働き』という考え方がありまして、『肝』(かん)、『心』(しん)、『脾』(ひ)、『肺』(はい)、『腎』(じん)の5つで五臓になります。
この5つは、毎日私たちの心身を健康に保つために働いています。この働きを『機能』や『作用』と呼んだりします。
何かがきっかけで、この5つのうちの1つでも弱って働きが悪くなると、5つのバランスが崩れて、心身の健康が保てなくなってしまいます。
ですので東洋医学では、この5つのバランスをとても重視しているのですね。
そして、五臓の中で不安障害やパニック障害と関係が深いのは『心』になります。
心の機能は、身体中に血を巡らしたり、精神の安定にも関係してきます。例えば、過労やストレスによって心の機能が弱ると、精神を安定させる力が落ちるので、不安な感情が強くなってしまいます。
今回紹介する食べ物は、心を強くすることで精神を安定させてくれる食べ物になります。
不安を解消してくれる食材
それでは、心を強くして不安障害やパニック障害を解消してくれる食べ物をご紹介していきます。
それは【卵】です。
卵は『心を補い、血を養う』(しんをおぎない、けつをやしやう)といわれている食材です。
心を補うとは、心を強く元気にしてくれるという意味です。先ほども書きましたが、東洋医学では心の機能は精神の安定と関係していると考えますので、心を元気にすることで精神の安定を図れると考えます。
ちなみに、この精神を安定させることを【寧心】(ねいしん)といいまして、卵は寧心の効果がある食べ物の1つになります。
もう1つの血を養うとは、これは身体の中に流れる血をイメージしてもらえるといいですね。東洋医学では血には色々な働きがあって、そのうちの1つが心(こころ)の栄養になります。精神活動を支える働きがあると考えています。
血が足りないと、心(こころ)の栄養も少なくなるので、感情が不安定になったり、不安な感情が出やすくなったり強くなったりします。
血が少なくなる原因としては、目の使いすぎや過労ですね。これらが、血を消耗する原因にもなりますので、心当たりのある方は要注意ですね。
血を養うことを養血(ようけつ)といいますが、卵は養血作用のある食べ物といわれているんですね。
ちなみに、卵は白身と黄身で作用が分かれます。白身はエネルギーを補い、黄身は血を補うといわれています。一緒に食べていただいて問題ないのですが、例えば、女性で生理中や出産後など血の消耗が激しい時は、黄身を意識して食べるのもいいと思います。
※女性は生理で血を消耗しやすく、生理中以外の期間でも血の不足による不調が多いので、生理に関わらず卵を食べるのはおススメです。
効果的な食べ方
そんな血を養って、精神を安定させてくれる卵ですが、特に食べるのにオススメな時間帯がありますので、そちらも紹介していきますね。
卵を食べるのにオススメな時間帯は、お昼の11時~13時です。この時間帯に食べていただくと、卵の作用をより高めることができます。
なぜ、11時~13時かといいますと、東洋医学では『子午流注』(しごるちゅう)という時間の考え方があります。
先程でてきました肝、心、脾、肺、腎の五臓には24時間のうち、それぞれが活発に働く時間帯というものがありまして、この活発に働く時間帯に合わせて行動することで、目的の臓器へのアプローチの効果をより一層高めることができると考えています。
ですから、子午流注に合わせて卵を食べてもらうのが効果を高める意味でもオススメです。
心の時間帯が11時~13時ということで、ちょうどお昼ごはんの時間にあたりますので、ランチに卵料理を選んでいただいたり、ゆで卵などはコンビニでも買えますので、是非このタイミングに食べていただきたいですね。
食べ方は特に気にしなくて大丈夫なので、焼いたり茹でたり好きなように食べてください。
卵を食べる個数ですが、上限は決まっていないですが、コレステロールや飽和脂肪酸のバランスから、1日に2個~3個くらいにするのがいいと思います。
まとめ
東洋医学では不安障害の原因を『心の弱り』と考える。
心(しん)とは、東洋医学の考え方で『五臓の働き』というものがあり、この五臓のうちの1つが心。
東洋医学での心の働きは、身体中に血を巡らしたり、精神の安定にも関係してくる。
そのため、心の機能を高めることで精神を安定させることができると考える。
心を強くし安定させる食べ物は【卵】
特に11時~13時の間に食べることで、心を強くする効果が高まる。(理由は効果的な食べ方をお読みください)
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本日は、不安障害やパニック障害を解消してくれる食材【卵】を紹介しました。