目のかゆみや鼻水、鼻づまりを改善するために、東洋医学の3大タイプ(寒・熱・湿)の特徴と舌の苔の見分け方、生姜やごぼう、鰆、海藻類などの花粉症対策食材を解説する石丸院長

花粉症

【実録】薬を飲んでもつらい!鍼灸師が教える花粉症3大タイプ別「症状を抑える食養生」(寒・熱・湿の見極め方)

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、春先や季節の変わり目に多くの方を悩ませる「つらい花粉症の症状を根本から和らげる!体質別のおすすめ食べ物」についてお話ししていきます。

目のかゆみや充血、止まらないくしゃみ、鼻水、鼻づまり、まぶたの腫れ、喉や皮膚のかゆみ、頭の重だるさ。 花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)は、風邪と違って花粉が飛んでいる間ずっと症状が続き、日中の集中力や睡眠の質を大きく低下させてしまいます。

一般的には抗ヒスタミン薬などで抑えることが多い花粉症ですが、東洋医学では身体のバランス状態によって「3つのタイプ」に分類し、内側から整えていきます。 今回は、ご自身の花粉症タイプを見極める方法と、症状をスッキリ鎮める食養生について詳しく解説していきます。

花粉症が起きる根本原因:過剰な免疫反応と自律神経の乱れ

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉という異物に対して、体内の免疫システムが過剰に反応してしまうことで発症します。

本来であれば無害な花粉に対して、なぜ免疫が暴走してしまうのでしょうか。 その大きな引き金となるのが、睡眠不足、過労の蓄積、精神的なストレスです。 特に几帳面な性格の方や責任感が強い方は、日頃から無意識にストレスを溜め込みやすく、自律神経のリズムが崩れて免疫機能が過敏になりやすい傾向があります。

東洋医学で分類する「花粉症の3大タイプ」と舌の見分け方

東洋医学では、花粉症の現れ方を「寒(かん)」「熱(ねつ)」「湿(しつ)」の3つに分けて捉えます。鏡でご自身の舌の苔(こけ)を見ることで、どのタイプか簡単にチェックできます。

タイプ1. 寒(かん)のタイプ:冷えからくる花粉症 ・主な症状:透明でサラサラした水っぽい鼻水がタラタラと垂れる、くしゃみが連発する、冷えると悪化する。 ・舌の特徴:舌の苔の色が「白っぽく」なっています。

タイプ2. 熱(ねつ)のタイプ:熱がこもる花粉症 ・主な症状:黄色くてネバネバした鼻水や痰が出る、目や皮膚の強いかゆみ、目の充血、喉や口の渇き、顔の熱っぽさ。 ・舌の特徴:舌の苔の色が「赤っぽく(黄色っぽく)」なっています。

タイプ3. 湿(しつ)のタイプ:水はけが悪い花粉症 ・主な症状:鼻水の量自体が非常に多くて頑固な鼻づまりを起こす、身体や頭がズーンと重だるい、顔や手足のむくみ、食欲不振。 ・舌の特徴:舌の苔が「分厚くベタッと粘りつくよう」になっています。

タイプ別!花粉症の症状を鎮めるおすすめの食べ物

ご自身のタイプに合った食材を毎日の食卓に取り入れることで、過敏になった粘膜や体質を穏やかに整えることができます。

タイプ1(寒タイプ)の食事:身体を温めて寒さを追い払う 冷えが鼻水を誘発しているため、身体を芯から温める食材を選びましょう。 ・おすすめ食材:生姜、長ネギ、シソ(大葉)、にんにく ・注意点:冷たい飲み物やアイス、生野菜などは控え、温かいスープやお茶を積極的に取りましょう。

タイプ2(熱タイプ)の食事:体内の余分な熱を冷まして炎症を鎮める 体内にこもった熱をスッと逃がしてくれる清熱食材がお勧めです。 ・おすすめ食材:ごぼう、きゅうり、セロリ、たけのこ ・春の魚:名前に「春」の漢字が入る「鰆(サワラ)」など、旬の白身魚は身体の余分な熱を生まずに良質なタンパク質を補給できます。 ・注意点:体内に熱をこもらせる脂っこい揚げ物、お肉の脂身、味の濃い料理、白砂糖の多いお菓子は控えめにしてください。

タイプ3(湿タイプ)の食事:体内の余分な水分を排出する 体内の水はけを良くして、鼻づまりやむくみを解消する食材が効果的です。 ・おすすめ食材:もやし、ふき、緑豆、わかめや昆布などの海藻類 ・生活の工夫:軽いウォーキングや入浴などで適度に汗をかき、体内の水分循環を高めておくことが大切です。

まとめ

花粉症のつらい症状を食事でケアするポイントは以下の通りです。 ・花粉症は疲労やストレスで免疫バランスが過剰に働いてしまうことが根本原因 ・「寒」「熱」「湿」の3タイプがあり、鼻水の状態や舌の苔の色で見分ける ・透明な鼻水が出る「寒タイプ」は、生姜やネギなど身体を温める食材を摂る ・目のかゆみや熱っぽい「熱タイプ」は、ごぼうやセロリ、鰆など熱を冷ます食材を選ぶ ・鼻づまりや重だるい「湿タイプ」は、もやしや海藻類で体内の余分な水分を外へ出す ・すべてのタイプにおいて、十分な睡眠を確保して免疫の土台を整えることが最優先

アレルギーのお薬だけに頼るのではなく、日々の食事からお身体の内側のバランスを整えて、花粉の季節もスッキリ快適に乗り切っていきましょう。

以前ご紹介した「後鼻漏を解消する3つの方法(赤なた豆茶と首のケア)」や「天気が悪い日に後鼻漏が悪化する原因(粘膜のむくみケア)」、さらには「免疫力を上げる食べ物(かぼちゃと朝の胃活習慣)」なども、鼻や喉の粘膜を強化し免疫を安定させるために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で花粉症やアレルギー性鼻炎、慢性的な鼻づまりでお悩みの方へ

「花粉の時期は薬を飲んでも鼻水や目のかゆみが止まらない」「薬の眠気やだるさがつらいので、東洋医学で根本から体質改善したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的なアレルギー症状だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの不調の大元である「肺・脾・腎のアンバランス」「過剰な免疫・自律神経の過緊張」「体内の水分代謝不全(水毒)」をしっかり把握します。痛みのない極めて優しい針とお灸で迎香や上星、合谷、曲池、足三里といった全身の最適なツボへアプローチし、粘膜のバリア機能と自己免疫バランスを根本から引き上げることで、花粉の季節であっても快適に呼吸ができるお体作りを全力でサポートいたします。

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