セルフケア

【視力】30秒つまむだけですっきり!よく見えるようになるツボをご紹介します。

最近、目がかすんで見えにくい。物が二重に見える。そんな症状でお困りの方は、今日紹介するツボを刺激してみてください。

みなさん、こんにちは。武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。

本日は【30秒つまむだけですっきり!よく見えるようになるツボ】を紹介していきます。

私は神奈川県川崎市武蔵小杉駅から徒歩4分のところで鍼灸接骨院をやっております。鍼灸師として症状や体質に合わせてツボを使い施術をしています。

いらっしゃる方の中には鍼灸が目や耳、鼻などの感覚器の症状に効果があることを知らないことが多いです。これはとても、もったいないです。

鍼灸には目のツボ、耳のツボ、鼻のツボなど感覚器にまつわるツボがたくさんあります。道具も必要なくどこでも刺激ができますので、これを機に頭の片隅にでも入れてもらえたら幸いです。


目次


視力について

まず視力についてです。説明するまでもないかもしれませんが、視力とはその場所から見える物体がどのくらいはっきり見えるかを数値化したものです。要は、どのくらい見えているかを数字で表したものですね。視力と一言で言っても、視力矯正用のメガネやコンタクトをつけて測定するパターン(矯正視力)や、何もつけず裸眼で測定するパターン(裸眼視力)もあります。一般的に視力を測定するのは、止まったものを見る静止視力ですが、野球選手などでよく耳にする動体視力という動いているものを見るものもありますね。

その視力ですが、目から入る情報(光)はまず角膜を通過し、次に水晶体、そして硝子体から網膜へと進みます。(網膜以降は視神経へと伝わり脳へと伝達されます)水晶体がいわゆるレンズの役割をしていて、近くを見るときは厚くなり遠くを見るときは薄くなります。この厚さの調整をしてくれるのが水晶体の周りにある毛様体です。この毛様体は筋肉でできています。ここ重要ですので覚えておいてください。

毛様体筋が収縮すると水晶体は厚くなり、近くが見えるようにピントを合わせてくれます。毛様体筋が緩むと水晶体は薄くなり遠くにピントが合うようになります。

ついでになりますが、目の筋肉は他にもあります。

眼球を動かすための筋肉です。先ほどの毛様体は眼球の中の筋肉です。目を動かすための筋肉は眼球の外についています。よく、目の筋肉が疲れていて…などの表現を見かけますが、実は目にはこれだけたくさんの筋肉があるのです。

視力低下とは

それでは視力が低下している状態というのは、目の中でどんなことが起こっているのでしょうか。

視力が悪い方の中には、近視(近くのものはよく見えるけど遠くのものは見えにくい)、遠視(遠くも近くも見えにくい)、乱視(焦点が定まらない、ぼやける)など様々なパターンがあります。これはカメラでいうレンズの役割をしている水晶体の調節がうまくできず、目に入ってくる光の屈折に問題が起こるので見えにくくなります。人によっては角膜から網膜の長さが問題になる方もいるようです。

それとは別に一時的に視界がぼやけたり、物が二重に見えることがあります。目も身体の一部ですので、体調の影響を受けます。疲労や寝不足など、身体が疲れているなと感じる日は、目も疲れていると考えてもいいでしょう。

目は瞼を閉じない限り働いてしまうため、休ませるのが難しいですね。何もせず、目を閉じていればいいのですが、現代人はタスクに追われていますので、休むどころか目はパソコンの見て、耳は別のものを聞き、手元ではまた別の作業をしたりと一度にたくさんの情報を処理している方もいます。

視力低下の原因

視力低下の原因は【水晶体の周りの筋肉がうまく働かなくなる】ことです。これによってピントが合わなくなるんですね。

筋肉というと、力こぶの筋肉の上腕二頭筋や背伸びするとムキッと出てくるふくらはぎの腓腹筋、お腹が板チョコのように割れている腹直筋など、動かせる部分の筋肉はイメージわくと思います。

身体にはもう1種類の筋肉があり、それは内臓など意図的に動かせない部分の筋肉です。水晶体を調節している筋肉も、内臓などの意図的に動かせない筋肉の仲間です。

意図的には動かせないとはいえ、常に何かしらの仕事をしてくれています。内臓の筋肉なんて、私たちが眠っている間にも働いてくれていますね。内臓や血管の筋肉は収縮と弛緩をリズミカルに繰り返していますが、水晶体を調整する筋肉は同じところを見続けていたら、ずっと同じように筋肉が動き続けてしまいます。

長時間重い荷物を持ち続けていたら、上腕二頭筋は疲れてプルプルしてくると思います。もしかしたら、後に筋肉痛になってしまうかもしれないですよね。それだけ同じ状態で筋肉を維持し続けることは大変なことなんです。

これを目に置き換えて考えてみましょう。

昔と比べると遠くを見る機会が減ったと言われています。建物に遮られ、そもそも遠くが見えなかったり、スマホやパソコンを見る時間が長く自分の手の届く範囲ばかり見ています。

近くを見ているということは、水晶体の周りの筋肉は収縮しっぱなしということになります。これでは水晶体の周りの筋肉は疲れやすくなりますよね。

《ちょっと脱線!東洋医学と目の関係》

昔から産後の女性は、出産により体力や血の消耗が激しいので、床上げ(産後21日)までは本も読むなと言われていたそうです。これは、本を読む(目で見る)ことは血を消耗する行為なので、産後の身体には厳しいということのようです。

東洋医学では身体の機能を5つに分類しています。それを【五臓】といいます。『肝臓』『心臓』『脾臓』『肺』『腎臓』の5つで五臓と呼ばれ、人間の身体の機能や精神状態、構造などを5つに分類しています。

この五臓の中でも血といえば肝臓というほど、肝臓と血は関係が深いです。そして、本日のお題である視力や目と関係が深い臓器も肝臓なんですね。

なぜ肝臓と目が関係してくるのかといいますと、これはまず肝臓の気の流れるルートにヒントがあります。

肝臓のツボは足の親指の外側(人差し指側)をスタートしてそのまま足の甲に進み、内くるぶしの前を通って脛骨の内側を膝に向かい、膝の内側から股関節の内側へ行きそのまま恥骨の上へあがり、そこから脇腹の方へ向かって終わります。

ツボの流れは親指から脇腹で終わりなのですが、ここからまだ続きがあり(これは流注(るちゅう)と言います)下腹部から内臓の方へ進み、喉を通りそこから顔のほうへ上って目を通ります。そこから脳の方へ行く道と唇へ進む道があります。(本来はもっと複雑な道順なのですが、今回は視力ということで肝臓の気の流れが目を通るというところだけフォーカスします)

そしてもう一つ重要なのが、肝臓と血の関係ですね。肝臓の機能は血を貯めておいて適宜必要なところへ分配するという機能があります。(他にも寝てる間に血をきれいにしてくれる作用もあります)肝臓の働きが悪くなると、血を分配する機能が下がってしまうため目への血流も減ってしまいます。それによって目の機能も下がってしまうんですね。

ツボや五臓が考えられて時代に、眼球特に水晶体の周りにも筋肉があるなんて知らなかったのではないかと想像しますが、筋肉の血流を良くしてくれるのも肝臓の働きとされていますので(肝臓の機能が下がると足がつったり、筋肉が痙攣しやすくなります)目の機能が良くなるというのは、もしかすると水晶体の周りの筋肉の血流が良くなることで、レンズの調節ができるようになり見えやすくなることなのかもしれないですね。

本項目の冒頭に書いた《産後の女性は床上げまでは本も読むな》ですが、目で物を見るのは私たちの想像以上にエネルギーを使うようで、目に使う力を抑えて回復に努めなさいということだと考えています。

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ここまで、肝臓と目の関係を書いてきたのですが・・・実は今回紹介するツボは肝臓のツボではなく膀胱のツボなんですね。目に関係するツボは、たくさんあります。顔だけではなく手や足などにも。視力回復や目の筋肉の疲れを解消するツボになりますので、肝臓のツボのケアと一緒に使ってみてください。

視力回復のツボ

では、ここからは実際に視力回復に効くツボを紹介していきます。

ツボは目にある【睛明】(せいめい)という名前で、目頭にあるツボになります。

睛明の【睛】は『画竜点睛』(がりょうてんせい)のセイの字です。音読みはセイですが訓読みは《ひとみ・くろめ》です。睛を明るくすると書くツボです。

睛明のツボの効果は《明目》(めいもく)と言って視力を高める効果があると言われています。

睛明は《膀胱》のツボのグループの始まりのツボです。睛明から眉頭を通りそのまま額の生え際へ上がり、少し外側へずれながら頭のてっぺんへ上っていき、そのまま後頭部へ。首の付け根あたりに《天柱》(てんちゅう)という目のツボもあり、そこから背骨の横をずーっと2列でお尻に向けて下っていきます。そのまま太ももの後ろを通り、膝の裏、ふくらはぎから外くるぶしの後ろを通過して足の外側を小指に向かい終わります。全部で67個もある、長ーい経絡です。

途中に出てきました《天柱》も目に効果的なツボになります。眼精疲労などの目の症状がある時は、よく鍼を刺したりします。

睛明の場所を探す

抑えるだけで視力回復の効果のある睛明のツボの場所は、目頭の内側の横の凹みです。

ちょっと実際にやってみます。

まずは目頭に触ります。

目頭から鼻の方へ指を動かすと、すぐに凹んでいるところにぶつかります。

そこが晴明のツボの場所です。

反対側も同じように、目頭から鼻の方へ指を動かすと凹んでいるところにぶつかりますので、睛明を見つけてください。

片方の手の親指と人差し指で鼻の根元をつまむようにして、左右の睛明を抑えます。

コツは斜め上に押し上げるように刺激するといいです。強さはそんなに強くなくて大丈夫です。痛気持ちいいくらいの強さで大丈夫です。グーと円を描くように押していきます。

時間は30秒くらいですね。これを視界がぼやけるときや、目がかすむとき、物が二重に見えるとき、または目の疲れを感じるときなど、目の症状が気になる時にやってみてください。

まとめ

目から入る情報(光)は角膜→水晶体→硝子体→網膜→視神経→脳の順番で伝わります。水晶体がレンズの役割をしていて、水晶体の周りの筋肉(毛様体筋)が収縮したり弛緩したりすることでピントの調節をしてくれています。

毛様体筋が収縮することで水晶体は厚くなり近くが見えます。反対に毛様体筋が弛緩すると水晶体は薄くなり遠くが見えます。

眼球の中とはいえ、毛様体筋は筋肉ですので収縮し続けると疲れてしまいます。 最近はパソコンやスマホを見ている時間が長くなっているので、近くを見続けることが多いですね。そのため毛様体筋の負担が高まっています。

今回紹介します視力回復のツボは【睛明】です。

睛明の睛の字はひとみ・くろめとも読むことができ、ひとみを明るくすると書くツボです。睛明のツボの効果は《明目》(めいもく)といって視力を高める効果があると言われています。

睛明のツボの場所は目頭から少し内側の凹みです。目頭に指先を当てて、鼻の方へスライドさせたところにあるくぼみですね。

睛明は左右同時に刺激ができますので、親指と人差し指で左右の睛明をおさえ30秒ほど痛気持ちいい力で刺激してください。

本日は、視力回復のツボ睛明を紹介しました。

関連記事⇒【ドライアイ】症状を感じたらすぐに使えるツボとドライアイ解消に役立つ食べ物をご紹介!!

関連動画⇒【実践】ドライアイを解消するツボを紹介します

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