キーンという高い耳鳴りとジー・ザーという低い耳鳴りの違いに合わせ、口を開けた時にできる耳の前のへこみ「聴会(ちょうかい)」と耳たぶの裏にあるへこみ「翳風(えいふう)」の位置と正しい押し方を実演して解説する石丸院長

ツボ

【実録】高音・低音の耳鳴りを撃退!鍼灸師が教えるタイプ別特効ツボ(聴会・翳風)

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、当院でも数多くの患者さんからご相談を受ける「耳鳴り解消のツボ」についてお話ししていきます。

現在、日本国内で耳鳴りの症状に悩まされている方は約300万人以上とも言われており、非常に多くの方が耳の奥の不快な音に苦しまれています。

耳鳴りと一口に言っても、キーンやピーンという高い金属音のようなものから、ジーやザーといった低いセミの鳴き声のような音まで様々です。

今回は、高い音・低い音という耳鳴りのタイプ別に合わせて効果を発揮する2つの特効ツボと、効果を最大限に高めるおすすめの時間帯について詳しく解説していきます。

高い音の耳鳴り(キーン・ピーン)に効くツボ「聴会(ちょうえ)」

キーンやピーンといった高い金属音のような耳鳴りは、東洋医学の視点で見ると「強いストレス」や「自律神経の昂ぶり(緊張状態)」が多く関係していると考えます。

このように高音の耳鳴りがする方にお勧めしたいツボが、耳の前にある聴会(ちょうえ)です。

聴会は文字通り「聴力の機能(聴気)が集まる場所」であり、耳に関連するさまざまな疾患に対して古くから高い効果を発揮する名穴です。

・聴会(ちょうえ)の場所と押し方 場所は、耳穴の前側(もみあげの近く)にあります。 口を少し大きめに「あー」と開けた時に、耳の前側にくっきりと現れるへこみ部分が聴会です。 指の腹を当て、口を軽く開けた状態で「痛気持ちいい」と感じる強さで5秒間じわーーっと押し込み、ゆっくり離します。呼吸を止めずに数回繰り返してみてください。

低い音の耳鳴り(ジー・ザー・ブーン)に効くツボ「翳風(えいふう)」

ジーやザー、ブーンといった低い蝉の鳴き声やモーター音のような耳鳴りは、耳周りの血流低下やお体全体のエネルギー消耗(腎の弱り)から起こりやすいと考えます。

このような低音の耳鳴りがする方にお勧めしたいツボが、耳たぶの裏側にある翳風(えいふう)です。

翳風の「翳」はお顔や耳の形を表しており、耳や頭部の血行障害を改善し、内耳の循環を整えてくれる優秀なツボです。

・翳風(えいふう)の場所と押し方 場所は、耳たぶのすぐ後ろ側(骨との間の深いへこみ)にあります。指で押すと、ツーンと奥に響くような痛気持ちいい刺激がある場所です。 指の腹(親指や人差し指)を当て、頭の中心に向かって5秒間じわーーっと押し込んでいきます。呼吸を意識しながら、強すぎない痛気持ちいい強さで数回押してみてください。

効果を何倍にも引き上げる黄金時間!「夕方17時〜19時」の秘密

聴会や翳風のツボ押しはいつ行っていただいても大丈夫ですが、東洋医学の時間医学「子午流注(しごるちゅう)」に基づくと、最も高い効果を発揮する黄金の時間帯が存在します。

東洋医学において、耳の機能やトラブルと最も深く結びついている臓器は五臓の中の「腎(じん)」です。

そして、この腎の働きが1日の中で最も活発になり、気血の巡りがピークを迎える時間帯こそが「夕方の17時から19時」なのです。

夕方17時から19時の間にこれらのツボ押しを足し算してあげると、腎のパワーと耳の血流促進が相乗効果を生み出し、不快な耳鳴りをスーッと沈静化させてくれます。お仕事が終わった後や、夕方のリラックスタイムにぜひ組み込んでみてください。

以前ご紹介した、後頭部を指で弾く「鳴天鼓(めいてんこ)」や「耳くるくるマッサージ」と合わせて行っていただくと、さらに耳周りの血流が高まるため非常にお勧めです。

まとめ

音のタイプに合わせて耳鳴りをスッキリ解消するポイントは以下の通りです。 ・耳鳴りは音の高さによって原因とアプローチすべきツボが異なる ・ストレスからくるキーンという「高い音の耳鳴り」には、耳の前にある「聴会」を押す ・血流低下や過労からくるジーという「低い音の耳鳴り」には、耳たぶの裏にある「翳風」を押す ・どちらのツボも、強すぎない「痛気持ちいい」強さで5秒間押し込み、数回繰り返す ・東洋医学で耳と繋がる「腎」が最も活性化する「夕方17時〜19時」に行うのが最も効果的

ご自身の耳鳴りの音をよく観察し、音のタイプに合ったツボをやさしく刺激してあげましょう。

以前ご紹介した「耳鳴り改善セルフケア(鳴天鼓の詳しいやり方)」や「耳周りの血流をあげる耳くるくるマッサージ」、「耳鳴りが悪化する3つのNG原因(冷えと立ちっぱなしのお話)」なども、耳の機能と血流を健全に保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で長引く耳鳴りや耳のこもり、自律神経の不調でお悩みの方へ

「耳の中で四六時中音が鳴っていてストレスが溜まり、夜も眠れない」「耳鼻科の検査で異常がないと言われたけれど、耳鳴りの不快感を根本から解決したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な耳の音だけに囚われるのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの耳鳴りの大元である「腎の弱り」や「耳周りの血流障害」「自律神経の過緊張」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で聴会や翳風、太渓といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と血流を根本から引き上げることで、不快な音に振り回されない、毎日を穏やかで快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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病院の検査で異常がないのに喉に梅干しの種が挟まったような違和感やつかえ感が出るヒステリー球(梅核気)を解消するために、自律神経(肝)を助ける酸味の食材や気の巡りを良くする香味野菜(シソ・セロリ)、ごぼうの活用法を解説する石丸院長【実録】喉のつまり・違和感を食事でリセット!鍼灸師が教える前のページ

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