「キーン」「ジー」といった音が耳の中で鳴り響く耳鳴り。
静かな場所で特に気になるという方も多いのではないでしょうか?
耳鳴りは、周囲に音がないにもかかわらず、耳の中で音が聞こえる状態です。
多くの人が経験する症状ですが、その原因は様々で、悪化させてしまう原因もいくつかあります。
今回は、東洋医学の観点から、耳鳴りが悪化する原因を3つご紹介いたします。
耳鳴りでお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください!
耳鳴りが悪化する原因1:冷え
東洋医学では、耳は「腎」と深く関わっていると考えられています。
「腎」は、生命エネルギーを蓄え、成長・発育・生殖をつかさどる重要な臓器です。
この「腎」が弱ると耳鳴りだけでなく、様々な体の不調が現れると考えられています。
そして、この「腎」を弱める原因の一つが「冷え」です。
冷たい飲み物や食べ物、冷房、薄着などによって体が冷えると、腎の働きが低下し、耳鳴りが悪化しやすくなります。
特に、足元からの冷えは腎に影響を与えやすいので注意が必要です。
冷え対策
- 室温を適切に保ちましょう。
- 冷たい飲み物や食べ物を控えましょう。
- 靴下やスリッパを着用し、足元を温めましょう。
- 冷房の効きすぎに注意しましょう。
- 必要に応じて、腹巻やレッグウォーマーなどを着用しましょう。
- 身体を温める食材(生姜、ネギ、根菜類など)を積極的に摂りましょう。
- 入浴で身体を温めましょう。特に、足湯は効果的です。
耳鳴りが悪化する原因2:不安
東洋医学では、感情も体の状態に影響を与えると考えられています。
特に、「恐れる」「不安」といった感情は、腎の機能を低下させると言われています。
不安やストレスを感じやすい方は、腎の働きが弱り、耳鳴りが悪化しやすくなる可能性があります。
不安やストレスへの対策
- 十分な睡眠をとりましょう。
- 適度な運動をしましょう。
- リラックスできる時間をつくりましょう。
- 趣味や好きなことに打ち込みましょう。
- 友人や家族と過ごす時間をつくりましょう。
- 必要に応じて、カウンセリングなどを利用しましょう。
耳鳴りが悪化する原因3:長時間の立ち姿勢
長時間立ち続けることも、腎に負担をかけてしまい、機能を弱らせると東洋医学では考えます。
腎の機能が弱った結果、耳鳴りを悪化させることがあります。
立ち仕事の方や、長時間立っていることが多い方は、こまめに座って休憩するなど工夫してみましょう。
長時間立ち姿勢への対策
- 30分に1回は座って休憩しましょう。
- 立ち仕事の際は、クッション性のある靴を履きましょう。
- 弾性ストッキングを着用しましょう。
- 寝る前に足を上げて、血液の循環を促しましょう。
- マッサージやストレッチで足の筋肉をほぐしましょう。
耳鳴りを改善するために
耳鳴りは、放置すると日常生活に支障をきたすこともあります。
悪化する原因を知り、日頃から予防することが大切ですね。
当院では耳鳴りの原因を東洋医学的に見極め、鍼灸治療や生活習慣の指導など、一人ひとりに合った治療を行っております。
原因に対処することで耳鳴りがなくなったり、軽減する方が多くいらっしゃいますので、耳鳴りでお悩みの方はぜひ一度当院にご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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