肋骨と脇腹の間に圧迫感や苦しさを感じたことはありませんか?
その不快感は、東洋医学では「胸脇苦満」と呼ばれる症状かもしれません。
今回は、肋骨脇腹の圧迫感・苦しさの原因や、その対処法、そしておすすめのツボについて、詳しく解説していきます。
肋骨脇腹の圧迫感・苦しさとは?
東洋医学では、肋骨と脇腹の間の圧迫感や苦しさを「胸脇苦満」と呼びます。
これは、お腹と肋骨の間(季肋部)に張ったような感覚を感じ、指で押すと抵抗や痛みを伴う状態を指します。
胸脇苦満の原因
胸脇苦満の原因は、「気」の滞りにあると考えられています。
東洋医学では、生命エネルギーである「気」が体の中をスムーズに流れることで健康が保たれると考えられています。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れなどによって、この「気」の流れが滞ってしまうことがあります。
特に、肝臓の機能低下が「気」の滞りに大きく関わっていると考えられています。
肝臓は、東洋医学では「気」の流れを調整する働きを担っています。ストレスや疲労などによって肝臓の機能が低下すると、「気」の流れが滞り、胸脇苦満をはじめ、お腹の張りなどの症状が現れることがあります。
胸脇苦満の対処法
胸脇苦満の主な原因はストレスであるため、対処法としてはストレス発散と肝臓の機能を助けることが重要になります。
ストレス発散
- 体を動かす: 適度な運動はストレス発散に効果的です。ウォーキングやヨガなど、自分に合った運動を見つけましょう。
- リラックスする: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、ゆっくりとお風呂に浸かったりしてリラックスする時間を作りましょう。
- 人と話す: 友人や家族など、信頼できる人と話すことで気持ちを楽にしましょう。
- 趣味を楽しむ: 好きなことに没頭することでストレスを解消しましょう。
肝臓の機能を助ける
- 香味野菜を食べる: 三つ葉、シソ、セロリ、パクチーなどの香味野菜は、肝臓の機能を高める効果があるとされています。積極的に食事に取り入れましょう。
- 十分な睡眠: 睡眠不足は肝臓に負担をかけます。質の高い睡眠を心がけましょう。
- お酒を控える: 過度な飲酒は肝臓の機能を低下させます。
おすすめのツボ
胸脇苦満の解消には、足の甲にある「太衝(たいしょう)」というツボがおすすめです。
太衝は、肝臓の機能を高め、「気」の流れをスムーズにする効果があるとされています。
ツボ押しや温灸などで刺激することで、胸脇苦満の改善に効果が期待できます。
太衝のツボの詳しい場所はこちらの動画で解説しています
【YouYube】【太衝】ツボの正しい探し方。手順は3つ!実際にやりながら説明します!
武蔵小杉鍼灸接骨院での治療
武蔵小杉鍼灸接骨院では、胸脇苦満に対して、鍼灸治療を用いて身体全体のバランスを整えながら、根本的な改善を目指します。
一人ひとりの症状に合わせて、最適な治療プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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