みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、当院でもお悩みの方が来院される「円形脱毛症と鍼灸治療」についてお話ししていきます。 頭髪の一部が円形に抜けてしまう円形脱毛症は、10円玉サイズから500円玉を超えるものまで大きさは様々です。
なぜ髪が抜けてしまうのか、その根本的な原因と、東洋医学的な治し方、そしてご自宅でお勧めの針ケアについて詳しく解説していきます。
円形脱毛症の種類と改善の見通し
円形脱毛症と一口に言っても、現れる症状によっていくつかの種類に分かれます。
- 単発型(たんぱつがた)・多発型(たはつがた) 1箇所だけ丸く抜ける単発型や、2箇所以上に現れる多発型です。これらは私のこれまでの臨床経験上、鍼灸治療によって非常に綺麗によくなっていくケースが大半です。
- 蛇行型(だこうがた)・前頭型(ぜんとうがた)・晩発型(ばんぱつがた) 生え際や首筋に沿って抜ける蛇行型、頭髪がすべて抜けてしまう前頭型、さらに眉毛やまつ毛、体毛まで抜けてしまう晩発型があります。これらは一気に治療の難易度が上がる印象があり、全員が全員すんなり改善するとは言えない難しい一面があります。
原因は自己免疫の異常と「肺(はい)」の弱り
西洋医学において、円形脱毛症はストレスや睡眠不足、過労、出産などをきっかけに、自分の免疫が誤って正常な髪の細胞を攻撃してしまう「自己免疫疾患」と考えられています。
これを東洋医学の五臓(肝・心・脾・肺・腎)の観点から紐解くと、「肺(はい)」の機能がガクンと落ちている状態を指します。
肺は呼吸器だけでなく、体の「皮膚」や「バリア機能」を専門に担当している臓器です。 実際に円形脱毛症でお悩みの方にお話を聞くと、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎など、肺が司る器官のトラブルを併せ持っている方が非常に多いという特徴があります。
そのため当院では、頭だけにアプローチするのではなく、体全体にある肺のツボを使ってお腹や背中から肺の機能をグッと引き上げていきます。お体が内側から整って皮膚の調子やアレルギー、喘息の症状が良くなっていくにつれて、連動するように円形脱毛症の症状もみるみる改善へと向かっていきます。
自宅での抜け毛ケアに最適な「梅花鍼(ばいかしん)」
円形脱毛症や抜け毛でお悩みの方に、昔からよく効くと有名で、当院でもお勧めしている「梅花鍼(ばいかしん)」という針をご紹介します。 過去にタレントの森脇健児さんが円形脱毛症に悩まれた際、この梅花鍼を使って治したということでも広く知られるようになった道具です。
・梅花鍼とは? 小さなハンマーのような形をしており、その先端に細く短い針がいくつも並んでいます。これを頭の抜けてしまった患部に対して、トントントントンとリズミカルに優しく当てて刺激していきます。 インターネット通販(Amazonなど)でも、安いものなら1000円前後、高くても数千円ほどで手軽に購入できます。
・刺激の強さと頻度 やりすぎには注意が必要です。強く叩きすぎて血を出してしまうと逆効果になります。 患部の皮膚が、ほんのりと赤みがかるくらいの優しい強さで十分です。 毎日の習慣として、お風呂上がりや寝る前のリラックスしたタイミングで、皮膚の色が変わる程度にトントンと優しく刺激してあげるのがベストです。毎日根気強く続けることで、頭皮の血流が促され、髪の再生を力強くサポートしてくれます。
まとめ
円形脱毛症を根本から乗り越えるためのポイントは以下の通りです。 ・単発型や多発型の円形脱毛症は、鍼灸で非常に高い改善が期待できる ・髪のトラブルは、皮膚やアレルギーと深い関係がある「肺」の弱りが原因 ・体全体にある肺のツボを元気にすることで、頭皮の状態も一緒に上がっていく ・自宅では「梅花鍼」を使い、お風呂上がりに毎日優しくトントンと患部を刺激する
以前ご紹介した「自律神経を整える万能ツボ(百会の探し方)」や「プロが教えるツボの押し方のコツ」の呼吸法なども、頭部の血流を促して免疫の暴走を落ち着かせる土台作りに繋がりますので、ぜひ合わせて参考にしてください。
武蔵小杉で円形脱毛症や原因不明の抜け毛にお悩みの方へ
「皮膚科に通っているけれどなかなか毛が生えてこない」「アトピーやアレルギーもあって肌が弱く、体質からしっかり変えていきたい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 東洋医学の確かな理論に基づき、肺の機能を高めて全身のバランスを整えながら、お一人おひとりの状態に合わせた優しい鍼灸施術で、健やかな髪とお肌を取り戻すお手伝いをいたします。
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