みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださってありがとうございます。
今回は、食べる除湿フードですね。コストパフォーマンス最強の食べ物を紹介していきます。
なんで除湿フードが大切なのかというと、あとで詳しく説明するんですが、体の除湿機能が落ちていたりして上手く働かないと、雨や低気圧といった湿気が多いときに体に様々な不調をきたすんですね。
例えば、身体が重怠くなったり、頭がズーンと重い頭痛や浮腫なんかもそうですね。こういった様々な不調が表れやすくなるんです。
ですので、梅雨時期や台風シーズンのように湿気が多いときの不調を解決してくれる除湿フードっていうのを知っておいて、雨や低気圧のときの不調に備えてもらえたらなと思います。
このブログを読んでもらえれば、コストパフォーマンス最強の除湿フードが分かりますので、雨や天気が悪い日に体調を崩しやすい人は是非最後までブログを見ていってください。
目次
お時間のない方は除湿フードかまとめにとんでいただければ、すぐに分かると思いますので必要なところだけお読みください。
それでは解説していきます。
湿度が身体に及ぼす影響とは
まず初めに、湿気が私たちの体に及ぼす影響ですね。東洋医学では、湿気が私たちの体に影響を及ぼすと考えているんですね。この湿気が体に悪い影響を及ぼすことを、湿邪(しつじゃ)って言ったりします。湿邪は湿気の多い梅雨の時期や雨の日などの多湿な環境で起こることが多いといわれています。
湿邪が体に及ぼす影響は、大きく分けて4つあります。
- 重い
- ねっとり
- 下に行く
- 脾を傷つける
ですね。1つずつ解説していきます。
湿邪は重い
まず初めに、重いっていうのは湿の特徴ですね。
これを重濁性(じゅうだくせい)っていいます。湿邪が人体に影響を及ぼすイメージとしては重く付着する感じです。後にも出てきますが東洋医学での湿はベタベタねっとりしてる感じなので、それが足にあれば足が重たく感じますし、頭にあれば頭重感もしくは頭痛。
消化器にあれば胃が重たく感じたりします。
とにかく湿が身体にたまると、たまった部位が重たくなるってことですね。
湿邪はねっとり
湿気が人体に及ぼす影響のなかに粘滞性(ねんたいせい)というのもあります。
これは、湿気が体の中でねっとりすることです。このねっとりがツボの道や関節にいくと関節の痛みがでると言われていますね。
湿邪は下へ行く
あとは下にいく、この下にいくことを下注性(かちゅうせい)といいます。湿の影響は下に出やすい、人体の下部に症状が出やすいよっていう意味です。例えば、足のむくみですね。そういった症状が出やすいと考えますね。
湿邪は脾を傷つける
湿が体に及ぼす影響、最後は『脾を傷つける』ですね。ここで言う脾とは『東洋医学の脾』なんですが……
(ちょっと脱線します)東洋医学の考え方のなかに五臓という考え方があります。五臓とは肝、心、脾、肺、腎の5つで五臓とよびます。5つの臓器の【気】が滞りなく循環していると健康でいられるのですが、どこか1つでも滞ったりトラブルが起きると病として身体に現れると考えています。
東洋医学で脾の不調があるからといって、実際の脾臓の調子が悪いわけではありません。東洋医学の臓器と西洋医学での臓器は『似て非なるもの』と言われているので、東洋医学での臓器に不調があっても病院の検査とかでは何もないことがほとんどです。
先程の五臓ですが、それぞれ苦手な季節があったり苦手な姿勢、出やすい感情、働きが盛んになる時間帯などと私たちが日頃営んでいる日常生活の影響をとてもうけます。気候の影響はかなり強く、脾は湿の影響を受けやすいんですね。
脾が湿の影響を受けると胸が苦しくなったり、胃のつかえなどを感じるといわれています。
以上、4つが『湿』が私たちの身体に及ぼす影響です。重くてねっとりして下に行って脾を傷つける、ですね。
脾に関しまして、他の症状でも特徴を解説していますので興味がある方はご覧ください。
YouTube⇒【注意】後鼻漏を悪化させる危険な生活習慣を紹介します
ブログ⇒【注意】後鼻漏を悪化させる危険な生活習慣と東洋医学的な原因について。
おすすめ除湿フード
それでは、コストパフォーマンス最強の除湿フードを紹介していきます。
これは、【もやし】です。
これはTwitterのリョータさん(@ryota_kampo)って方のツイートで知ったのですが、もやしは体の中の水の巡りを改善し、余分な水分を排出してくれる天然の除湿剤なんですね。
ですので、湿度が高くて体が重怠いときや湿度によって頭がズーンと重くて痛いときなんかは、このもやしがすごくオススメですね。
ちなみにもやしにも種類が3種類あるみたいなんですが、一般的な緑豆もやし、あとは黒豆もやし、さらに大豆もやし、この3種類があるみたいなんですね。
この中で除湿の効果が高いといわれているのは一般的によく食べられる緑豆もやしです。特に豆のところに余分な水分を出してくれる作用があるみたいです。ぜひですね、豆ごと食べるようにしてみてください。また、その他にも、もやし自体の効果としては、夏バテ予防にも効果的なので、梅雨の時期にピッタリの食材ですね。ぜひ一度試してみてください。
今回ですね、除湿食材を教えてくれたTwitterのリョータさん(@ryota_kampo)ですね。この方のツイートはすごくシンプルで分かりやすいのですごいオススメです。興味ある方は見てみてください。
身体が重怠い時のツボ
最後にですね、雨の日や雨が降りだしそうな重たい雲のような天気が悪い日に身体が重怠いと感じる方にオススメのツボを紹介します。
湿度が高くなる雨の日や、台風などの天気が悪い日に身体が重怠くしんどいときにオススメのツボは、足にある【陰陵泉】(いんりょうせん)です。
陰陵泉のツボの場所を紹介している動画も過去に出しておりますので、ツボの場所が分からない方はそちらを参考にしてください。
YouTube⇒【陰陵泉】ツボの正しい探し方。手順は3つ!実際にやりながら説明します!
まとめ
まとめとしましては、湿気が私たちの身体に及ぼす影響としては身体に重くねっとりとまとわりつき、それが身体の重怠さや頭重感となり表れます。
そんな湿気を取り除いてくれる食材は【もやし】です。特に緑豆もやしを豆をとらずに食べるのがおすすめ。
身体が重怠い時に助けてくれるツボは【陰陵泉】
はい、本日は食べる除湿フードですね、こちらを紹介していきました。