みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、前回ご紹介したツボのお話に続き「喉のつまり(ヒステリー球・梅核気)解消におすすめの食べ物3選」についてお話ししていきます。
喉がイガイガする、何かが引っかかっている気がする、食べ物や水分が喉を通りにくい、動悸や吐き気が伴うといった症状でご来院される患者さんは非常に多くいらっしゃいます。病院で検査を受けても「特に器質的な異常はありません」と言われ、改善策が見つからず不安を募らせてしまうケースも少なくありません。
今回は、この喉の違和感が起きる原因をおさらいしながら、日頃のお食事から滞った気をスムーズに巡らせて喉の不快感を引き算してくれる最高の食材について詳しく解説していきます。
喉のつまり感の正体「梅核気(ばいかくき)=ヒステリー球」
病院で原因が特定できない喉の異物感やつかえ感を、西洋医学では咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)、別名ヒステリー球と呼びます。
伝統的な東洋医学では、この状態を梅核気(ばいかくき)と表現します。 「喉の奥に梅干しの種(核)がへばりついてしまって、吐き出そうとしても出ず、飲み込もうとしても落ちていかない状態」を意味しており、昔から多くの人が悩んできた症状です。
このつまり感を引き起こす根本的な原因は、ストレスやイライラによって自律神経を司る「肝(かん)」が弱り、体内で気(エネルギー)が交通渋滞を起こしてしまう「肝鬱気滞(かんうつきたい)」にあります。
行き場を失った気が喉の周辺でギュッと凝縮して停滞してしまうため、喉の圧迫感や締め付け感となって現れるのです。
この体内で滞った気をスーッと外へ散らし、肝の働きをサポートしてくれる3つの食事アプローチを取り入れていきましょう。
喉のつまりを解消するおすすめ食材3選
日常の食卓に意識して足し算したい解消食材は以下の通りです。
食材1. 肝の機能を直接高める「酸味(すっぱい味)」 東洋医学には「五味(ごみ)」という考え方があり、味覚によって特定の臓器を元気にするルールが存在します。そして、気の巡りをコントロールする「肝」の働きを力強く高めてくれる味こそが酸味(さんみ)です。 ・具体例:レモン、梅干し、お酢など 日常の中で手軽に取り入れる工夫をしてみましょう。例えば、カフェや居酒屋で飲み物を選ぶ際にレモンティーやレモン果汁入りのものを選んだり、お弁当のおにぎりの具に梅干しをチョショイスしたりするだけで、日頃から酸味を補給して肝の働きを助けることができます。
食材2. 滞った気をスーッと巡らせる「香味野菜(香りの良いお野菜)」 香りの高いお野菜には、東洋医学において体内で渋滞している気をスムーズに巡らせ、イライラや緊張を鎮めてくれる素晴らしい薬効があります。 ・具体例:シソ(大葉)、セロリ、パセリ、パクチーなど 特にシソやお刺身の薬味などは親しみやすく、日頃のメニューにも足し算しやすいお野菜です。お食事の際に爽やかな香気を取り入れることで、胸や喉のつかえ感がふんわり解けていきます。
食材3. 喉のあらゆる不調を鎮める「ごぼう(牛蒡)」 ごぼうは古くから食養生において、喉の腫れ、痛み、乾燥、イガイガ感といった喉の不調全般を鎮めてくれる優秀な食材として知られています。 きんぴらごぼうやごぼうサラダなど、コンビニエンスストアや惣菜店でも手軽に購入できますので、喉につかえ感や違和感がある日の食卓にぜひ一品プラスしてみてください。
まとめ
喉のつまりやヒステリー球をお食事でスッキリ解消するポイントは以下の通りです。 ・喉の違和感は、東洋医学で「梅核気(ヒステリー球)」と呼ばれ、気の渋滞が原因で起こる ・肝の働きを助ける「酸味(レモン・梅干し・お酢)」を意識して日常に足し算する ・気の巡りを良くしイライラを鎮める「香味野菜(シソ・セロリ・パセリ)」を食べる ・喉の不調全般を優しく鎮めてくれる「ごぼう」を日頃のメニューに取り入れる ・以前ご紹介した特効ツボ(膻中・天突・太衝)と組み合わせると効果倍増
お薬に頼るだけでなく、毎日の食事の工夫とツボ押しでお体の中に通る気の流れを整え、内側から爽やかで軽い喉を取り戻していきましょう。
以前ご紹介した「喉のつまり解消の特効ツボ3選(膻中・天突・太衝の押し方)」や「肋骨や脇腹の圧迫感を解消する胸脇苦満のお話(肝とストレスのお話)」、さらには「自律神経を調える飲み物(正しい白湯の習慣)」なども、気の巡りを良くしてお体をリラックスさせるために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。
武蔵小杉で長引く喉のつまりやヒステリー球、自律神経の不調でお悩みの方へ
「喉の奥にへばりつく違和感が消えず、仕事や食事の時間がツラい」「ストレスが溜まると喉が締め付けられて息苦しくなり、体質を根本から改善したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な喉の症状だけに囚われるのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの喉の不快感の大元である「肝の過緊張」や「気血の滞り」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と自律神経のバランスを根本から引き上げることで、不快なつまり感のない、毎日をスッキリと軽やかに過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。
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