鼻と喉の境目の痛みや後鼻漏、倦怠感を引き起こす慢性上咽頭炎を改善するために、粘膜修復と消炎作用に優れた薬草「熊笹茶(くまざさちゃ)」の粉末を用いた一物全体の飲み方と注意点を解説する石丸院長

上咽頭炎

【実録】鼻と喉の奥の炎症・後鼻漏を鎮める!鍼灸師が教える慢性上咽頭炎の特効茶「熊笹茶」

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、長引く喉や鼻の不快感の原因となり、全身の不定愁訴を引き起こす「上咽頭炎(じょういんとうえん)解消におすすめの飲み物」についてお話ししていきます。

鼻と喉の間のヒリヒリとした痛みや乾燥感、喉へ鼻水が垂れる後鼻漏、耳鳴り、めまい、睡眠障害、痰の絡み、声の出しにくさ、鼻の奥の嫌なニオイ、首こり、頭痛、全身の強い倦怠感など、上咽頭炎の症状は実に多岐にわたります。

今回は、上咽頭炎が起こる東洋医学的な根本原因と、傷ついた粘膜を内側から優しく修復してくれる最高のお茶について詳しく解説していきます。

上咽頭炎とは?放置が危険な理由と東洋医学で見る原因

上咽頭炎とは、鼻の奥と喉の境目にある「上咽頭(じょういんとう)」という粘膜が病的な炎症を起こしている状態のことです。

風邪の後に一時的に痛む「急性」のものと、弱い炎症が長期化して何年にもわたり不快症状が続く「慢性」のものがあります。 上咽頭炎を放置すると、免疫の乱れを通じて全身の離れた場所に炎症が波及し、腎臓の疾患(IgA腎症など)や慢性関節リウマチ、アトピー性皮膚炎といった二次疾患を引き起こす引き金にもなりかねません。

東洋医学では、この上咽頭炎の大元の原因を五臓の中の「肺(はい)」の機能低下(肺虚:はいきょ)と考えます。 東洋医学における肺は、呼吸器だけでなく鼻、喉、気管、皮膚の粘膜バリア機能を統括しています。 肺の機能が落ちると粘膜の自己修復力が低下し、さらにそこに過労やストレスによる「熱」が入り込むことで、上咽頭の炎症が長期間治まらなくなってしまうのです。

粘膜を修復し炎症を鎮める天然の薬草茶「熊笹茶(くまざさちゃ)」

上咽頭の頑固な炎症と粘膜のダメージを和らげるために最もお勧めしたい飲み物が「熊笹茶(くまざさちゃ)」です。

ちまきを包む葉としても知られる熊笹(クマザサ)は、古くから火傷や傷、粘膜の炎症を鎮める伝統的な薬草として重宝されてきました。

・熊笹茶の主な健康効果 効果1. 粘膜の修復作用:荒れて傷ついた上咽頭の粘膜を優しく保護し、回復を促します。 効果2. 抗炎症・消炎作用:熱を持った上咽頭の赤みや痛みを穏やかにクールダウンします。 効果3. 呼吸器と胃腸のサポート:風邪の予防や喘息の緩和、胃腸粘膜の保護や免疫力の向上にも役立ちます。

・効果を引き出す飲み方のコツ「一物全体(いちぶつぜんたい)」 東洋医学には、食材や植物の命を丸ごといただく「一物全体」という考え方があります。 熊笹茶はお湯で煮出して飲む方法でも効果がありますが、葉の有効成分を余すことなく身体に取り入れるため、可能であれば「粉末タイプ」をお湯に溶かして丸ごと召し上がるのが最もお勧めです。粉っぽさが苦手な方は、無理をせず煮出しタイプで継続してください。

・飲む前に知っておきたい2つの注意点 注意点1. イネ科・お米アレルギーの方:熊笹はイネ科の植物ですので、お米やイネ科のアレルギーをお持ちの方は飲用を控えてください。 注意点2. 抗凝固薬(血をサラサラにする薬)を服用中の方:熊笹には止血に関わるビタミンKが含まれているため、ワーファリンなどの血を固まりにくくするお薬を飲まれている方はお控えください。

まとめ

慢性上咽頭炎を内側からスッキリ改善するポイントは以下の通りです。 ・上咽頭炎は、東洋医学で粘膜バリアを司る「肺」の弱りと熱(炎症)が根本原因 ・放置すると後鼻漏や頭痛だけでなく、全身の関節や皮膚の二次疾患に繋がる恐れがある ・「熊笹茶」は粘膜修復と消炎作用に優れ、上咽頭の荒れた粘膜を優しく癒やす ・東洋医学の「一物全体」に基づき、粉末タイプを溶かして丸ごと飲むのが最も効果的 ・お米アレルギーの方や抗凝固薬を服用中の方は飲用を避ける

日常のお茶を優しい熊笹茶に変えて、内側から炎症を引き算し、スッキリと快適に通る鼻と喉を取り戻していきましょう。

以前ご紹介した「後鼻漏の鼻水・痰の絡みを撃退する特効ツボ(水突と天鼎の押し方)」や「後鼻漏が悪化するNGな生活習慣5選(お腹の冷えと水分の摂りすぎ)」、さらには「自律神経を調える飲み物(正しい白湯習慣)」なども、呼吸器と粘膜の健康を保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で慢性上咽頭炎や後鼻漏、長引く喉の不調でお悩みの方へ

「上咽頭の擦過治療(Bスポット療法)を続けているがなかなか完治しない」「喉の奥のへばりつきや頭痛、倦怠感が続いていて体質から根本改善したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な炎症だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの上咽頭炎の大元である「肺の弱り」「体内の熱のこもり」「自律神経と免疫の乱れ」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で水突や天鼎、尺沢といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と粘膜の自己治癒力を根本から引き上げることで、不快な痛みや後鼻漏のない、毎日を爽快で快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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