夜中に何度もトイレで起きてしまう夜間頻尿や日中の頻尿を改善するために、東洋医学で水分調整を司る「腎」を補い尿の回数を落ち着かせる銀杏(ぎんなん)の食べ方(寝る3時間前に5〜10個)と身体を温める食材を解説する石丸院長

頻尿

【実録】夜中のトイレ起き・頻尿を改善!鍼灸師が教える銀杏の抗利尿効果と温活食養生

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、年齢とともに増え、睡眠の質を著しく下げてしまう「頻尿・夜間頻尿を改善するおすすめの食べ物」についてお話ししていきます。

朝起きてから寝るまでに8回以上トイレに行く日中の頻尿や、就寝中に排尿のために2回以上起きてしまう夜間頻尿。夜中に何度も起きると睡眠障害を招くだけでなく、暗い中での転倒リスクも高まってしまいます。

今回は、頻尿が起こるメカニズムを整理した上で、古くから尿トラブルの改善に重宝されてきた驚きの食材と、身体を温める食養生について詳しく解説していきます。

頻尿・夜間頻尿の基準と東洋医学で見る原因

一般的に、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上、または回数にかかわらずご自身でトイレが近くて困っている状態を頻尿と呼びます。夜間頻尿は、睡眠中に排尿のために1回以上(臨床的には2回以上)起きる状態を指します。

西洋医学的な原因としては、膀胱が勝手に縮む過活動膀胱、尿量の増加(多尿)、膀胱容量の減少、睡眠障害などが挙げられます。

東洋医学では、尿トラブルの大元の原因を五臓の中の「腎(じん)」の機能低下(腎虚:じんきょ)と考えます。 腎は体内の水分バランスと膀胱の引き締め(尿をキープする力)を司っています。加齢、足元やお腹の冷え、過度な不安、長時間の立ちっぱなしなどによって腎のパワーが衰えると、水分を正しく保持できなくなり、頻尿や夜間頻尿となって現れるのです。

尿を留める天然の薬効食材!「銀杏(ぎんなん)」の力

頻尿や夜間頻尿にお悩みの方へおすすめしたい食材が「銀杏(ぎんなん)」です。

中国の有名な伝統医学書である『本草綱目(ほんぞうこうもく)』には、銀杏について「熟食すれば喘嗽(ぜんそう)を定め、小便を縮む」と記されています。 ・熟食:加熱調理(焼く、煮る)して食べること ・喘嗽を定める:咳を鎮めること ・小便を縮む:出過ぎる尿の回数を減らし、しっかり留めること

銀杏には、肺や腎を補い、過剰な排尿を抑える優れた抗利尿作用があります。

・銀杏の正しい食べ方とタイミング 調理法:必ずフライパンで炒ったり、茹でたりしてしっかり加熱してください。 摂取量:大人は1日に「5個から10個」が適量です。 タイミング:夜間頻尿が気になる方は「就寝の約3時間前」に5〜10個を目安に召し上がってみてください。

・絶対に守りたい注意点(食べ過ぎ厳禁) 銀杏にはメチルピリドキシンという成分が含まれており、一度に大量に食べ過ぎると中毒症状(痙攣、下痢、嘔吐、めまいなど)を引き起こす恐れがあります。特に小さなお子様は中毒を起こしやすいため、大人の健康管理用として適量(1日5〜10個)を厳守してください。

身体を芯から温める「温活食材」をプラスする

腎の機能を高めて夜間の尿意を抑えるためには、身体の冷えを取り除く温かい食事を組み合わせることが非常に大切です。

日頃の献立に、以下の身体を温める食材を意識して取り入れてみてください。 ・お肉やお魚:ラム肉(羊肉)、エビ ・香味・スパイス類:生姜、ニンニク、胡椒(コショウ)、山椒(サンショウ)

これらの食材でお腹や下半身をポカポカに温めることで、腎の働きが底上げされ、銀杏の持つ排尿コントロール効果がさらに高まります。

まとめ

頻尿や夜間頻尿を食事からスッキリ改善するポイントは以下の通りです。 ・頻尿や夜間頻尿は、東洋医学で水分調整と膀胱を司る「腎」の弱りが根本原因 ・中国古典にも記された「銀杏」は、加熱して食べることで尿の回数を落ち着かせる ・夜間頻尿対策として、就寝3時間前に「1日5個〜10個」を目安に食べる ・中毒を防ぐため、食べ過ぎには注意し、適量をしっかり守る ・生姜やラム肉、エビなど身体を温める温活食材を合わせて食事に取り入れる

日頃の食材選びと温活を優しく積み重ねて、夜中に何度も起きることのない、朝までぐっすり眠れる身体を取り戻していきましょう。

以前ご紹介した「腎臓が弱っている5つのサイン(頻尿や腰のだるさ、黒い食材の養生)」や「自律神経を調える飲み物(正しい白湯習慣)」、さらには「疲労回復におすすめの食べ物(おへその温活)」なども、腎の働きと水分の巡りを健康に保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で夜間頻尿やトイレの近さ、冷えでお悩みの方へ

「夜中に何度もトイレに起きてしまい日中の疲労感が抜けない」「年齢のせいだと諦めているけれど、根本から体質を整えて快眠したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な症状だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの排尿トラブルの大元である「腎の弱り」「下半身の冷え」「自律神経の乱れ」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で太渓や関元、中極といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と水分代謝を根本から引き上げることで、トイレの不安に怯えることなく、毎日を安心して快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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