鼻の奥と喉の境目の炎症や後鼻漏を引き起こす上咽頭炎を食事から改善するために、慢性型(冷えなし・冷えあり)と急性型(熱性)に分けた白い食材(白菜・白きくらげ・大根・梨)や薬味の選び方を解説する石丸院長

上咽頭炎

【実録】鼻と喉の痛みを食事で改善!鍼灸師が教える上咽頭炎タイプ別おすすめ食材

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、以前ご紹介したツボやお茶のお話に続き「タイプ別!上咽頭炎(じょういんとうえん)解消におすすめの食べ物」についてお話ししていきます。

鼻の奥と喉の境目にある上咽頭の炎症は、鼻水が喉へ垂れる後鼻漏、耳鳴り、めまい、頭痛、首こり、全身のだるさなど、様々な不快症状を引き起こします。

今回は、上咽頭炎を「慢性(肺虚)」と「急性(肺熱)」のタイプに分類し、ご自身の体質やお身体の状態に合わせて選ぶべき最高の食材について詳しく解説していきます。

東洋医学で見る上咽頭炎の2大タイプ:肺虚と肺熱

東洋医学において、鼻・喉・気管・肺といった呼吸器全般の働きを統括しているのが五臓の「肺(はい)」です。

上咽頭炎が起こる背景には、大きく分けて以下の2つのパターンが存在します。

パターン1. 呼吸器のバリア機能が低下した「慢性型(肺虚:はいきょ)」 肺のパワーが落ちて粘膜の修復力が低下している状態です。風邪を引いた後などに炎症が完全に治りきらず、何ヶ月も何年も喉の奥の違和感や後鼻漏が続いて慢性化してしまいます。

パターン2. 炎症の熱が激しくこもった「急性型(肺熱:はいねつ)」 風邪のひきはじめや細菌・ウイルスの感染により、肺に強い熱が入り込んで粘膜が赤く腫れ上がっている状態です。温めるとズキズキと痛みが悪化しやすい特徴があります。

このタイプに合わせて食材を選び分けることが、粘膜を早く回復させる鍵となります。

タイプ別!上咽頭炎を改善するおすすめ食材

ご自身の症状や冷えの有無に合わせて、日頃のお食事に以下の食材を取り入れてみてください。

タイプ1. 慢性上咽頭炎で「冷えがない方」= 白がつく食べ物 東洋医学では、白い食材は肺を潤し機能を高めてくれる性質を持ちます。特に慢性化していて冷えが気にならない方には「名前に『白』の字がつく食べ物」が効果的です。 ・おすすめ食材:白菜、白ごま、白きくらげ、白身魚など これらの食材をスープやお鍋などで日常的に召し上がることで、弱った肺の気が補われ、荒れた粘膜の回復が促されます。

タイプ2. 慢性上咽頭炎で「身体の冷えもある方」= 薬味などの辛い食べ物 東洋医学の五味(ごみ)のルールにおいて、辛味(からみ)は肺の機能を高めてくれる味です。さらに身体を芯から温める働きがあるため、冷え性で喉の奥に不快感が残る方に最適です。 ・おすすめ食材:ネギ、生姜、わさびなどの薬味系食材 お料理にネギや生姜をたっぷり薬味として添えることで、身体を温めながら肺の働きを力強く活性化させることができます。

タイプ3. 急性上咽頭炎で「喉がヒリヒリ熱っぽく痛む方」= 白くて水分の多い食べ物 肺に熱がこもっている排熱タイプには、肺を元気にする「白色」と、余分な熱を冷まして粘膜を潤す「豊富な水分」を兼ね備えた食材がベストです。 ・おすすめ食材:大根、梨(ナシ)、豆腐など 体内にこもった炎症の熱を穏やかにクールダウンし、喉の乾燥やヒリヒリとした痛みをスーッと鎮めてくれます。

まとめ

上咽頭炎を食事からスッキリ改善するポイントは以下の通りです。 ・上咽頭炎は、長引く「慢性型(肺虚)」と熱がこもる「急性型(肺熱)」に分かれる ・冷えのない慢性型には、肺を元気にする「白がつく食べ物(白菜・白ごま・白きくらげ・白身魚)」 ・冷えを伴う慢性型には、身体を温めて肺を助ける「辛い薬味(ネギ・生姜・わさび)」 ・熱感や強い痛みがある急性型には、熱を冷まして潤す「白くて水分の多い食べ物(大根・梨・豆腐)」 ・以前ご紹介した特効ツボ(太淵・魚際)や熊笹茶と組み合わせると効果倍増

ご自身のお身体の声に耳を傾け、その時の状態にぴったり合った食材を優しく取り入れて、スッキリと爽快に通る鼻と喉を取り戻していきましょう。

以前ご紹介した「慢性上咽頭炎を解消する特効ツボ(太淵と魚際の押し方)」や「上咽頭炎解消におすすめの飲み物(熊笹茶の効能と飲み方)」、さらには「自律神経を整えて後鼻漏を解消する3つの方法(朝日・白湯・478呼吸法)」なども、呼吸器と粘膜の健康を保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で慢性上咽頭炎や後鼻漏、喉の痛みでお悩みの方へ

「耳鼻科での治療を続けているが上咽頭の痛みがすっきり取れない」「喉の奥の違和感や後鼻漏、倦怠感が続いていて体質から根本改善したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な症状だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの上咽頭炎の大元である「肺のエネルギー不足」「体内の熱のこもり」「自律神経や冷えのアンバランス」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で太淵や魚際、水突といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と粘膜の自然治癒力を根本から引き上げることで、不快な痛みや違和感のない、毎日を快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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