めまい

【グルグルめまい】回転性のめまいを解消するツボとセルフケアを紹介します

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。

今回はですね、ツラい回転性のめまい、グルグルめまいですね、こちらを解消するツボを2つ紹介していきます。

このブログで分かることは、吐き気や耳鳴り、耳が詰まった感じがする耳閉感、そんなツラい症状を伴うグルグル回る回転性のめまいを解消するツボが分かると思います。

定期的に回転性のめまいがでてお困りの方は、ぜひ最後まで読んでいってください。


目次


めまいを解消するツボだけを知りたい方は、目次のめまいを解消するツボをクリックしてください。

めまいとは簡単にいうと《身体のバランスがとれなくなる状態》ですね。

おもに、末梢性と中枢性に分けられます。

自覚症状としては回転性や失神してしまうようなめまい、立ちくらみみたいなめまい、ふらつき感のめまいの3パターンがあります。

今回はこの中でも、回転性のめまいについて説明していきますね。

めまいの説明

回転性のめまいとは、景色や天井が回っているように感じるめまいですね。

この回転性のめまいは、実際には動いていないのですが、自分自身や周りが動いているように感じられたり、引っ張られるような感じや引き込まれる感じがすると表現する方もいます。

この回転性のめまいが出ると、吐き気や耳鳴り、耳が詰まった感じがする耳閉感、ひどい場合は歩行が困難になることもあります。日常生活に、さまざまな影響がでてきますね。

めまいの原因

では、ここからは回転性のめまいの原因を解説していきます。

一般的な原因としましては、血液の流れが一時的に悪くなって起こるといわれていますね。

血液の流れが悪くなる原因としては

  • 肩こり
  • 寝不足
  • 高血圧
  • 更年期
  • ストレス
  • 自律神経の乱れ

などが考えられますね。

回転性めまいの東洋医学的な原因

この回転性のめまいを東洋医学ではどのように考えているのかといいますと【肝の弱り】とみています。

東洋医学独特な考え方として《五臓の働き》というものがあります。

五臓とは《肝》《心》《脾》《肺》《腎》の五つで五臓と呼んでいます。

身体の中で、この肝、心、脾、肺、腎の5つはみんなが穏やかに働けるようにバランスをとっています。

何らかの理由でそのバランスが崩れると、それぞれの働きが低下します。

その結果不調として、身体に症状があらわれるのです。

この中で回転性のめまいと関係が深いのは《肝》です。

肝にもさまざまな働きがありますが、そのうちの1つに身体の血流量を調整する働きがあります。

この働きを《蔵血》(ぞうけつ)といいます。

肝が弱ることで蔵血作用が下がると、必要としているところに充分な血流が送れなくなるため、血液の流れが悪い状態になって回転性のめまいが起こると考えています。

回転性のめまいを解消するツボ

それではここからは、回転性のめまいを解消するツボを紹介していきます。

ツボの名前は【顖会】(しんえ)と【風池】(ふうち)です。

顖会

まずは顖会から解説していきます。

めまいと聞いたら、まずは顖会を使おうかなと考えるくらいの、めまいのツボです。

そんな、めまいのツボ顖会の場所は、身体の真ん中のラインの前髪の生え際から親指2本分上にいったところです。

実際に探していきますね。

まずは身体の真ん中のラインですね。

身体の真ん中のラインは、鼻のてっぺんと眉間を結ぶラインを頭の方まで伸ばします。

次に、前髪の生え際より親指2本分上に上がったところを探します。

※親指の関節の横幅は1寸という長さになりますが、前髪の生え際から2寸のところが顖会になるんですね。

※前髪の生え際が分かりにくい方は、おでこにシワを寄せた時に動く部分はおでこ、動かない部分は頭皮ですので、その境目が生え際になります。

まずは、前髪の生え際をみつけて、親指2本分上にいったところ・・・

1本…2本…ここですね。

その辺りを押してみて、ツーンと響くところがあります。

そこが顖会のツボの場所になります。

顖会を見つけたら、人差し指や親指を使って押していきます。

ぐーっと30秒ほど、痛気持ちいいくらいの強さで押していきます。

押していて、ツーンと響きを感じる強さがあると思いますので、そのくらいの強さで十分です。

ゆっくり息を吐きながら押します。

回転性のめまいでつらい時はやってみてください。

風池

もう一つのツボは、後頭部と首の境にある風池(ふうち)です。

風池は回転性のめまいでも紹介いたしました、肝と関係が深いツボになるんですね。

風池のツボの効果は《利官竅》(りかんきょう)といって、目や耳や鼻はどの機能を改善するツボといわれています。

肝の機能も上げて、耳の機能も上がってめまいの改善が期待できますね。

そんな回転性のめまいのツボ、風池の場所は後頭部の髪の生え際の少し上の外側のへこみそこが風池です。

それでは実際に探していきます。

まずは、後頭部の髪の生え際を見つけます。生え際の真ん中から指を上に滑らせると頭の骨に引っかかって指が止まると思います。

指が引っかかったら、真ん中にある指を今度は外側(耳側)に向かって指をゆっくり滑らせます。

筋肉のふくらみを越えると、自然と指が止まるくぼみがあります。

そこが風池のツボの場所になります。

風池を見つけたら、両方の親指で同時に両側の風池を刺激します。

親指は風池、他の4指は耳の上あたりの側頭部を抑えるようにすると押しやすいです。

風池に親指をあてて、グーっと30秒押していきます。

ズーンと響く感じがあると思いますので、痛気持ちいいくらいの強さで押していきます。

この時、息が止まらないように、ゆっくりと吐きながら押します。

風池は眼精疲労にも効果がありますので、目が疲れた時にもおすすめです。

以上が、回転性のめまいを解消するツボの紹介になります。

この2つのツボを、朝、昼、晩の1日3回押してみてください。

継続していくと、どんどん効果があらわれてくると思いますので、是非継続してやってみてください。

肝を元気にする生活

回転性のめまいはストレスを溜めないことが大切になりますので、上手にストレスを発散しながら適度な運動とバランスのとれた食事、そしてしっかりと睡眠をとることが重要になってきます。

特に運動ですと、股関節が肝の働きと関係しますので、股関節をストレッチで柔らかく保つこともポイントになります。

肝の機能を上げる食べ物としては、酸味のあるものや青い食べ物がおススメです。

  • レモン
  • お酢
  • ニラ
  • 春菊
  • セロリ

意識的に食事に取り入れてみてください。

肝の機能のことを考えて睡眠をとるならば、午後11時までに寝るのがベストです。

それが難しい場合は、午前1時までに寝ていただきたいですね。

午後11時~午前3時までが肝に関係のある時間ですので、その時間にしっかり脳と身体を休めることで、次の日に起きてから使う血液の準備をすると東洋医学では考えます。

ここでしっかり休めないと、次の日に使う血液が足りなくなると昔の人は考えていたようです。

まとめ

回転性のめまいの東洋医学的な原因は【肝の弱り】

回転性のめまいに効果的なツボは【顖会】と【風池】

それぞれを1回30秒、1日3回押す。

肝の機能を上げるためには

  • ストレス発散
  • 適度な運動
  • 股関節のストレッチ
  • 青い食べ物
  • 酸味のあるもの
  • 午後11までに寝る(せめて午前1時まで)

などを意識する。

本日は、グルグル回る回転性のめまいに効果的なツボをご紹介しました。

関連動画⇒【実践】めまいを解消するツボを紹介します

関連記事⇒【めまい】くるくる、ふわふわ、クラっと全部まとめて使えるツボをご紹介!!

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