「喉に痰がへばりついて不快…」
「痰が絡んで声が出しにくい…」
そんなお悩みをお持ちのあなたへ。
実は、どこの家庭にもある身近な食材で、喉の痰のへばりつきを解消できるかもしれません。
今回は、その驚きの食材と、痰がへばりつく原因、効果的な摂取方法について、詳しく解説していきます。
なぜ痰がへばりつくの?原因とメカニズム
そもそも痰とは、気道から分泌される粘液と、そこに絡め取られたほこりや細菌などの異物の混合物です。
健康な状態でも痰は分泌されていますが、通常は粘膜の表面の繊毛運動によって喉の奥へ運ばれ、無意識のうちに飲み込まれています。
しかし、この繊毛の働きが弱まると、痰がうまく排出されずに喉にへばりついてしまうのです。
繊毛の働きを弱める原因としては、
- 乾燥
- 喫煙
- 風邪などの感染症
- アレルギー
- ストレス
などが挙げられます。
痰のへばりつきを解消する驚きの食材とは?
喉の痰のへばりつきを解消するのに効果的な食材、それは…
緑黄色野菜です。
「え、そんな身近なもので?」と思われたかもしれません。
しかし、緑黄色野菜に豊富に含まれるカロテンには、痰のへばりつきを解消する2つの大きな力があるのです。
- ビタミンAへの変換
カロテンは体内でビタミンAに変換されます。
ビタミンAは、喉の粘膜を保護し、健康に保つために重要な役割を果たします。
粘膜のバリア機能を高めることで、ウイルスや細菌の侵入を防ぎ、外部からの刺激に対する防御力を高めます。
また、繊毛の機能を維持するのにも役立ちます。
- 強力な抗酸化作用
カロテンには強力な抗酸化作用があり、粘膜細胞を酸化ストレスから保護します。
これにより、粘膜の損傷を防ぎ、健康な状態を維持することができます。
具体的な摂取方法
カロテンを効率よく摂取するには、緑黄色野菜を加熱調理することがおすすめです。
加熱することで野菜の細胞壁が破壊され、カロテンの吸収率がアップします。
- にんじん: 5~10分ほど茹でる、蒸す、炒める
- かぼちゃ: 電子レンジで3~5分加熱する
- ほうれん草: 軽く茹でる
- 小松菜: 軽く茹でる
- ブロッコリー: 軽く茹でる
などが効果的です。
1日のカロテン摂取量の目安は、成人男性で900mg、成人女性で700mgです。
野菜の量に換算すると、
- にんじん: 小さいにんじん1本
- かぼちゃ: 1/8個
- ほうれん草: 100g
- 小松菜: 100g
- ブロッコリー: 500~700g
となります。
「ブロッコリーだけ」など1つの野菜で摂取するのは大変なので、他の緑黄色野菜と組み合わせて摂取するのがおすすめです。
喉の痰にお悩みの方は、ぜひ緑黄色野菜を!
今回は、喉の痰のへばりつきを解消する効果が期待できる緑黄色野菜について解説しました。
「痰が絡んで困る…」
「喉の不快感をなんとかしたい…」
そんな方は、ぜひ今日から食事に緑黄色野菜を取り入れてみて下さい。
当院では、喉の不調や痰に関するお悩みのご相談も承っております。
お気軽にお問い合わせください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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