みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、立っていられないほどの強い恐怖や不快感を伴う「回転性のぐるぐるめまいをスッキリ解消する2大特効ツボと養生法」についてお話ししていきます。
めまいには、立ちくらみのようにクラッとするものや体がふわふわ揺れる浮動性のものなどがありますが、中でも最もつらいのが、自分自身や周りの景色・天井が激しく回っているように感じる「回転性めまい」です。 実際には動いていないのに体が引っ張られるような感覚に襲われ、激しい吐き気や耳鳴り、耳の詰まり感(耳閉感)、歩行困難を伴うことも少なくありません。
今回は、回転性めまいが起こる東洋医学的なメカニズムを紐解き、頭と首の血流を急速に整えてめまいを鎮める2つの特効ツボと、日常で実践できる根本改善習慣について詳しく解説していきます。
東洋医学で見る回転性めまいの原因:血流を司る「肝(かん)」の弱り
回転性めまいは、耳の内耳にある三半規管や前庭神経、脳への血流が一時的に低下することで生じます。肩こり、寝不足、高血圧、更年期のホルモンバランスの乱れ、精神的ストレスなどがその引き金となります。
東洋医学において、全身の血液循環や血流量の分配をコントロールしているのが五臓の「肝(かん)」です。 肝には「蔵血(ぞうけつ)」という重要な働きがあり、身体が必要としている場所に最適な量の血液を送り届ける調整役を担っています。
過度のストレスや過労、夜更かしによって肝のパワーが低下すると、蔵血機能がうまく働かなくなり、頭部や耳周辺への血流が急激に不足して回転性のめまいが発生してしまうのです。
頭の巡りを整えめまいを鎮める特効ツボ「上星(じょうせい)」
回転性めまいの発作時や予防にまず押さえておきたいのが、頭頂部の手前にある上星(じょうせい)です。
上星は頭部に滞った気血の滞りを散らし、脳や感覚器官の過度な興奮を鎮めて平衡感覚を整えてくれる名穴です。
・上星(じょうせい)の場所 お顔の真ん中のライン(前正中線)上で、髪の生え際から親指の幅2本分上がったところにあります。 手順1. お顔の真ん中を通る縦のラインを確認します。 手順2. おでこと髪の毛の境目(髪の生え際)を見つけます。 手順3. 生え際の中央から、親指の幅2本分だけ頭頂部側へ上がります。 手順4. その周辺を指で押してみて、ツーンと心地よく奥に響くポイントが上星です。
・上星のセルフケア方法 人差し指または親指の腹を当てます。息を細く長く吐きながら、痛気持ちいい強さでじわーーっと「30秒間」押し込みます。奥へツーンと響く感覚を味わいながら、リラックスして刺激しましょう。
肝と耳の機能を同時に引き上げる特効ツボ「風池(ふうち)」
続いてお勧めしたいのが、後頭部と首の境目にある風池(ふうち)です。
風池は肝の経絡と密接に関わる胆経のツボであり、「利開竅(りかいきょう=目や耳、鼻など頭部の感覚器の通りを良くして機能を回復させる)」という優れた作用を持っています。首から頭への主幹動脈の血流を促すため、めまいだけでなく、耳鳴りや耳の詰まり感、眼精疲労、首肩こりの解消にも抜群の効果を発揮します。
・風池(ふうち)の場所 後頭部の髪の生え際で、首の太い筋肉の外側にある大きなくぼみにあります。 手順1. 首の後ろから後頭部に向かって指をすり上げていき、髪の生え際を確認します。 手順2. 首の中心から外側へ指をすべらせていくと、骨の下に一番深くへこんだ場所があります。ここが風池です。
・風池のセルフケア方法 左右の風池に両手の親指を当て、残りの指で側頭部を包み込むように頭を支えます。 息を吐きながら、頭の中心に向かって斜め上へ持ち上げるようにじわーーっと「30秒間」親指で押し込みます。
上星と風池の指圧は、朝・昼・晩の1日3回を目安に継続して行いましょう。
めまい体質を根本から卒業する3大生活習慣
ツボ押しと合わせて以下の3つの習慣を取り入れることで、肝の機能が高まり、めまいが起きにくい体質へと変わっていきます。
習慣1. 股関節のストレッチ 東洋医学では、股関節周りは肝の経絡が通る重要な関所と考えます。股関節を優しく開くストレッチを行って骨盤周りの巡りを良くすることで、肝の働きが活性化します。
習慣2. 酸味のある食材と青い(緑の)お野菜 五味(ごみ)の法則において、酸味は肝を元気にし、青い食材は肝の熱を鎮めてくれます。 ・おすすめ食材:レモン、梅干し、お酢、ニラ、春菊、セロリなど 日頃のお食事に上手に取り入れ、肝の働きをサポートしましょう。
習慣3. 理想は23時、遅くとも深夜1時までの就寝 睡眠は肝の血をチャージするために最も大切です。 東洋医学の時間医学(子午流注)では、夜の23時から深夜1時は「胆(たん)」、深夜1時から3時は「肝(かん)」の時間帯にあたります。この時間帯に熟睡していることで、肝にたっぷりと血液が戻り、翌朝の血流が整います。理想は夜23時、どんなに遅くとも深夜1時までには布団に入って眠るようにしましょう。
まとめ
回転性めまいをスッキリ解消するためのポイントは以下の通りです。 ・回転性めまいは、東洋医学で血液循環を司る「肝」の機能低下と血流障害が根本原因 ・髪の生え際から親指2本分上にある「上星」を息を吐きながら30秒間指圧する ・後頭部のくぼみにある「風池」で利開竅を促し、耳や脳への血流を回復させる ・朝・昼・晩の1日3回継続してツボ押しを行い、頭部の巡りをキープする ・股関節ストレッチ、酸味や青い野菜(梅干し・ニラ・セロリ等)の摂取を心がける ・肝が回復する「夜23時(遅くとも深夜1時)」までに必ず就寝する
突然のぐるぐるめまいに怯える生活から抜け出すために、首や頭の緊張を優しく緩め、肝をいたわる規則正しい生活習慣を少しずつ積み重ねていきましょう。
以前ご紹介した「自律神経を整える最強の食材(朝の味噌汁習慣と具材選び)」や「たった40秒で自律神経を整える爪もみ療法(井穴の活用)」、さらには「快眠特効ツボ(失眠とペットボトル温灸の実践)」なども、自律神経と全身の血流を安定させるために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。
武蔵小杉で回転性めまいやメニエール病、自律神経の乱れでお悩みの方へ
「突然天井が回るめまいに襲われて外出するのが怖い」「耳鼻科の薬を飲んでもフワフワ感や耳鳴りがスッキリ改善しない」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な症状だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりのめまいの大元である「肝の血流障害(蔵血不足)」「首肩や頭部の深層筋肉の過緊張」「自律神経の乱れ」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で上星や風池、太衝、太渓といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と血流バランスを根本から引き上げることで、めまいに怯えることなく、毎日を安心して快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。
👉 めまい・自律神経ケア・体質改善専門の詳細はこちら https://musako-hari.com/price












この記事へのコメントはありません。