「トイレに行きたいのに、すぐには行けない!」
そんな、突然の便意に襲われた経験はありませんか?通勤中や会議中など、日常生活で我慢しなければならない場面は意外と多いものです。
今回は、そんな時に役立つツボをご紹介します。
便意を抑えるツボ「温溜(おんる)」
温溜は、東洋医学でいう大腸の経絡(体のエネルギーの通り道)にあるツボの一つです。
大腸は、便を形成し、体外に排出する役割を担っています。温溜は、その大腸の働きを整え、急な便意を抑える効果が期待できます。
特に、ストレスや緊張などによる急な腹痛や便意に効果があると言われています。
温溜の探し方
- 手のひらを上に向け、腕を伸ばします。
- 手首から肘までの長さを測り、その真ん中を探します。
- 真ん中から親指1本分手首側に行ったところ。
- そこを指で押してみて、ズーンと響くような痛みを感じる場所が温溜です。
温溜の押し方
- 温溜を見つけたら、息をゆっくり吐きながら押します。
- 力を入れすぎず、気持ち良いと感じる程度の強さで押しましょう。
- 痛みが強すぎる場合は、無理せず力を弱めてください。
下痢の症状を抑えるツボ「下痢点」
下痢の症状を抑えたい場合は、「下痢点」というツボも効果的です。
下痢点は、手の甲の中指と薬指の間にある骨と骨の間の凹みにあります。
このツボを刺激することで、下痢の痛みを和らげることができます。
ツボ押しで便意を抑える際の注意点
- ツボ押しはあくまで一時的な対処法です。我慢しすぎずに、できるだけ早くトイレに行くようにしましょう。
- 妊娠中の方や持病をお持ちの方は、ツボ押しを行う前に医師に相談しましょう。
- ツボ押しは、痛気持ち良い程度の強さで行いましょう。強く押しすぎると、逆効果になる場合があります。
当院での施術について
武蔵小杉鍼灸接骨院では、便秘や下痢など、お腹のトラブルでお悩みの方への施術も行っております。ツボ押しだけでなく、鍼灸やお灸なども組み合わせることで、より効果的な改善を目指します。
お腹の不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
最後に
今回は、急な便意を抑えるツボをご紹介しました。
ツボ押しは、いつでもどこでも手軽に行えるのが魅力です。しかし、あくまで一時的な対処法であることを忘れずに、適切に使用してください。
もし、お腹のトラブルが続く場合は、自己判断せずに、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
当院では、皆様の健康をサポートするため、様々な情報を発信しております。ぜひ、他の記事もご覧ください。
また、ご質問やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご予約はこちらから
他の記事はこちら
この記事へのコメントはありません。