みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、先日患者さんからもご相談をいただいた「口内炎のツボと東洋医学的なアプローチ」についてお話ししていきます。 痛くて食事が楽しめなかったり、喋るだけでも障ったりする口内炎。「なかなか治らない」「毎月のように繰り返してしまう」という深いお悩みを抱えている方はとても多いです。
なぜ口内炎ができてしまうのか、東洋医学ならではの原因の捉え方と、お勧めの食材、そしてご自宅で試していただきたい2つの特効ツボを詳しく解説していきます。
口内炎ができる場所は「小腸」や「大腸」からのサイン
一般的な西洋医学では、口内炎はビタミン不足や免疫力の低下、粘膜の傷などが原因と言われています。 しかし東洋医学では、口内炎の根本原因を「胃腸(消化器系)の疲れ」と考えます。お口の粘膜は食道や胃、腸といった消化器とダイレクトに繋がっているため、内臓の調子がそのままお口に現れるのです。
特に、口内炎ができる「場所」によって、お体の中でどこが弱っているのかを見極めることができます。
- 舌(した)に口内炎ができるタイプ 東洋医学において、舌は「小腸(しょうちょう)」の働きと深い結びつきがあります。舌にポツンと口内炎ができる方は、小腸に熱がたまったり、お疲れが溜まったりしているサインです。
- 頬(ほお)の内側に口内炎ができるタイプ 頬の内側の粘膜は、「大腸(だいちょう)」の働きと密接に関係しています。ここに口内炎を繰り返す方は、大腸に負担がかかっている可能性が高いと考えます。
胃腸の疲れを癒やすおすすめの食べ物とNG習慣
長引く口内炎を根本から引き算していくためには、日々のお食事でお腹をしっかりと労わってあげることが大切です。
・積極的に摂りたいおすすめの食材 お腹の機能を優しく調えてくれる以下の食材が特にお勧めです。 かぼちゃ、蜂蜜(はちみつ)、ゆり根、また果物であれば柿(かき)などを日頃から意識して口にしてみてください。これらは弱った胃腸を内側から優しく潤し、回復を後押ししてくれます。
・雨の日やお疲れの時に避けたいNG習慣 口内炎ができている時は、冷たい飲食物をたくさん摂るのを控えましょう。冷えは胃腸の働きをガクンと落としてしまいます。 また、辛いものや香辛料などの「刺激物」を摂ることも、疲れている胃腸をさらに刺激して熱をこもらせてしまう原因になりますので、治るまでは少しお休みするのがベストです。
口内炎の場所にあわせて選ぶ2つの特効ツボ
口内炎の痛みを和らげ、内臓の回復を促すためにお勧めの手のツボをご紹介します。どちらもお灸を使ってじわーっと温めてあげるのが最も効果的です。
・舌に口内炎ができた時:神門(しんもん) 手首の関節のところにあります。手のひらを上に向けて手首を軽く曲げたときにできる、一番太いシワの上に位置します。そのシワの線上を、小指側の端までスーッと指でなぞっていき、骨の手前でカチッと指が止まるくぼみが神門です。小腸やお心の熱を落ち着かせてくれる大切なツボです。
・頬の内側に口内炎ができた時:合谷(ごうこく) 手の甲にあります。親指と人差し指の骨の分かれ目の少し手前、人差し指側の骨のキワ(真ん中あたり)にあります。グッと押すとズーンと心地よい痛みを感じる場所です。大腸の働きを調え、お顔まわりの炎症や痛みをスッキリと流してくれる万能のツボです。
市販の家庭用のお灸などで、これらのツボを心地よい温かさでケアしてあげてください。お腹の巡りが良くなり、口内炎の引きが早くなっていきます。
まとめ
口内炎を繰り返さないための大切なポイントは以下の通りです。 ・口内炎の根本的な原因は、お体からの「胃腸の疲れ」のアラーム ・舌にできる時は小腸の疲れ、頬の内側にできる時は大腸の疲れを疑う ・かぼちゃや蜂蜜、柿などを食べ、冷たいものや辛い刺激物はしっかりと控える ・舌の口内炎には手首の「神門」、頬の内側には手の甲の「合谷」へのお灸が効果的
以前ご紹介した「食欲を抑えるツボ(中脘のお腹温め法)」や「体を冷やすお茶・温めるお茶(陰陽のバランス)」なども、胃腸の負担を減らして内臓を内側から元気に保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。
武蔵小杉で何度も繰り返す口内炎や胃腸の不調にお悩みの方へ
「お薬を塗ってもなかなか口内炎が治りきらない」「胃腸が弱くていつも口の周りや粘膜にトラブルが出やすい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、お口まわりの不快な症状を和らげるだけでなく、口内炎を引き起こしている根本原因である小腸や大腸、胃などの働きを全身のツボから丁寧に見極めて整えます。内臓から健やかになり、食事を心から美味しく楽しめるお体作りを全力でサポートいたします。
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