不妊症

【妊活】なぜ鍼灸は妊活にいいと言われるのか?その理由を解説していきます。

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。

妊活をしている方なら、体質改善のひとつとして鍼灸や漢方などの東洋医学を活かした方法を耳にすることがあるのではないでしょうか?

東洋医学って身体には良さそうだけど、よく分からないし、どんな変化があるのか、本当に効果があるのか謎……と、思っている方も多いと思います。

今回は鍼灸をすると妊娠しやすくなると言われている理由を、説明していこうと思います。


目次


鍼灸をすると身体にどんな変化がおこるのか

腰痛や肩こり、ひざ痛などの関節痛などの『運動器』にあらわれた症状を改善させるイメージはなんとなくあると思います。

鍼灸はそういった運動器の症状だけではなく、胃腸の不調や呼吸器の症状、耳や鼻の症状など身体のありとあらゆる部分の症状を解決することができます。

もちろんそれは、婦人科に関する臓器も含まれています。そうなんです、実際には手の届かないところの症状を解消するのも得意なんですね。

ここからは、なぜ内臓にもアプローチができるかを解説していきます。

①現代医学的な変化

まずは、現代医学的な視点からの解説です。

私たちの身体には自律神経という、自分の意思ではコントロールできない神経があります。自律神経は交感神経と副交感神経の2つに分かれていて、交感神経は身体を活動的に動かしてくれていて、副交感神経は身体をリラックスさせてくれる神経になります。

私たちの身体は活動しているとき(交感神経が優位な時)は常に消耗している状態です。身体を動かすために必要なホルモンを分泌したり、筋肉や脳を働かせるために血液を届けたりと、身体の中でも細胞が忙しく働いているイメージです。

交感神経が優位な時が《消耗》しているとすると、《回復》するには副交感神経の働きが必要になります。

副交感神経は分かりやすくいうと、リラックスするための神経です。食事中、トイレなど日中でも副交感神経は働いているのですが、特にしっかりと働いてほしいのが夜ですね。睡眠時にちゃんと働いてもらいたいのです。

人間は夜中の寝ているときに、1日の疲れを回復します。そして、次の朝にスッキリ元気に起きられるという流れなのですが……重要なのがこの『1日の疲れを回復する』というところです。

細かい説明をすると、すごく長くなってしまうので省略しますが、寝ているときに身体を修復してくれるホルモンが出やすくなっているんですね。この修復するためのホルモンというのが、深く眠ると出るのですが、眠りが浅かったり夜中に眠らなかったりすると出にくくなってしまいます。

簡単にいうと、夜にしっかり副交感神経が働いていて、心身共にリラックスして眠りにつけると、身体の修復がしっかりされて、翌朝元気に起きられるというとこです。

大分説明が長くなってしまいましたが、鍼灸の施術を受けると、交感神経が鎮まる(興奮がおさまる)か副交感神経の働きがよくなる(リラックスしやすくなる)という効果があります。

これは、その場だけではなく数時間~数日続きます。つまり、睡眠の質をよくして、身体を修復しやすい状態にできるということなんですね。

睡眠の質をよくすることで、ホルモンの働きも正常になります。妊活では、今はまだ解明されていない妊活に影響のあるホルモンもたくさんあると考えられているため、全てのホルモンの働きを良くすることは無駄にはなりません。消化器系、生殖器系と内臓はホルモンの指令により働きますので、ホルモンの正しい分泌、作用を取り戻すことで不調が改善されます。

こういった理由から、鍼灸は内臓にもアプローチができるといわれています。

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②東洋医学的な変化

それでは、次に東洋医学の観点から、なぜ鍼灸は内臓の不調にもアプローチができるのかを解説していきます。

東洋医学では、内臓の働きで物事を考えるという見方があります。ツボのグループの名前も臓腑の名前がついています。

例えば、風邪のひき初めの喉の痛み、ゾクゾクする悪寒などは『肺』のツボの不調と考えます。

他にも、口内炎は消化器のスタートである口にできるので、消化吸収に関わる『胃腸(脾胃)』のツボの不調と考えます。

このように、身体にあらわれている症状は何の臓腑の不調なのかを考えて、その臓腑の調子を整えることで身体にあらわれている症状を減らしていくという施術になります。

臓腑の調子というのは、東洋医学独特な考え方でもあります『気血』(きけつ)の流れを見ていきます。各臓腑の間を気血が循環しているのですが、その循環が悪くなると臓腑の調子が悪くなり、不調として身体にあらわれます。

ですので、臓腑の間の気血の流れを良くしてあげることで、臓腑のパフォーマンスも上がり健康になるということです。

気血の流れをよくするために使うのが、ツボになります。

だだーっと説明してきましたが、現代医学的な考え方も東洋医学的な考え方も、結局は同じことです。身体からすると、どちらの考え方で鍼をしているかなんて分かりません。結果的に色んな要因が重なって、血行がよくなったり、ホルモンバランスが整ったり、それにより内臓の働きも正常になり体調がよくなるということですね。

妊活にはどのように関係してくるのか

さて、ここまでの説明を読んでくださってありがとうございます。

妊活をしていて、このブログにたどり着いた方は、妊活で何かしら悩んでいたり迷っている方だと思います。

なかなか妊娠しないことを悩んでいたり、妊活をしていく上でどんなことに気を使えばいいのか考えていたり、理由は様々だと思います。

もし、これを読んでいる今が夜中ならば、このブログを最後まで読まずに閉じて布団に入って目を閉じてください。今すぐです。特に23時を過ぎているならば尚更です!

朝、昼、夕方でしたら、このままお付き合いください。

先程、鍼灸をすると身体にどんな変化があらわれるのかの①現代医学的な変化にも書きましたが、人間の身体は寝ているときに壊れたところや古くなった細胞を修復し、翌日に向けて回復します。それは副交感神経が優先的に働いている環境で、心身ともにリラックスして眠ることでキチンと機能します。

考え事をしていたり、悩んでいたりすると、脳は休まりません。スマホをいじっていたりテレビを見ていても、目や耳からの刺激で脳は働いてしまいます。寝る前にリラックスすることで、寝付きをよくするだけではなく深く眠れるようにもなります。

リラックスせずに浅い睡眠を続けていくと、どうなるでしょうか。

分かりやすいところでいうと、基礎体温が妙に高くなりやすかったり(高いほどいいというわけではないので…)卵胞が育ちにくくなったりと、妊活において好ましくないことが起こりやすいです。

いわゆるホルモンバランスが悪い状態ってやつですね。

妊娠も出産もホルモンがかなり重要になります。ホルモンを出してくれる細胞(臓器)が、出すべき時にしっかりとホルモンを出し、豊富な血流で目的の細胞へホルモンを届ける。これが妊娠、出産の大切なポイントです。

ホルモンバランスを整えるためには、臓器が正しく働いてくれる必要があります。そのためには、まずは質の良い睡眠をとり、臓器を含む身体全体の回復に努めます。

質の良い睡眠をとるためには、夜ですね、特に睡眠の時間が近付いてきたら、身体を興奮状態からリラックスモードに切り替えなくてはなりません。

日中お仕事でイライラした方、通勤がしんどすぎる方、帰宅して家事をこなさなくてはいけないストレス……活動時間中はどうしてもストレスばかりです。

心身ともに健康な方は、この日中のストレスからオフモード(副交感神経)への切り替えが上手です。反対にいうと、この切り替えがうまくできなくて、ズルズルとストレスを引きずっている方は、実は健康ではありません。

鍼灸をすると交感神経の興奮を抑えたり、副交感神経へ身体を傾けやすくなると上にも書きましたが、この切り替えさえ上手にできていれば、妊活もスムーズにいきやすくなります。

ホルモンではどうなのもならないような問題(子宮の形の問題、卵管の閉塞、卵巣嚢腫、ピックアップ障害など)は、この交感神経と副交感神経の切り替えだけでは解決できないのですが、ホルモンが関係してくる問題(子宮内膜の問題、卵胞の問題、プロラクチンが多いなど)は、この副交感神経をしっかり優位にして睡眠をとり続けることで解消するものも多いです。

みなさんは日々忙しく、満足な睡眠時間を確保することが難しいと思います。短い睡眠時間でも、交感神経と副交感神経のメリハリをきちんとつけられると質の良い睡眠になっていきます。

リラックスすることが苦手な方は、鍼灸でリラックスする練習を重ねることで、本当に深い睡眠を手に入れることが可能です。

関連記事【妊活】質のいい卵子に出会うためにできること。いつから何をすればいいのかを解説します!!

どのくらいの期間で結果がでるか

鍼灸は心身をリラックスさせやすくしてくれることと、リラックスすることの効果は長々と書いてきましたが、どのくらいの期間で妊娠できるのかが気になると思います。

卵胞の育ちや子宮に問題がなく、妊娠しにくい理由も病院だと原因不明なタイプの方で、普段から不調もない場合は3ヶ月くらいから妊娠しやすくなる印象です。(週1回~10日に1回の鍼灸施術)

卵胞が育ちにくく、病院でホルモンを補充している方で医師の予測通り卵胞が育つタイプの方は3~8ヶ月というところですかね。ホルモンを補充するとしても、病院によって補充する量が違うため、継続して不妊治療ができるのころと、お休み期間を設けなくてはいけないところがあるため、期間の幅が広くなりました。

また、卵胞が育ちにくく、ホルモン剤の効果も思うようにでない方は、時間がかかってしまいます。8~12ヶ月…以上かかる方もちらほら。そんな印象です。

妊娠しにくい理由も病院での治療もみなさんバラバラなため、一概には言えませんが、こんな印象です。

それに加えて、ご自身のお身体や考え方に合った病院や医師に出会えるかも大きく関係しているため、その辺りもご相談いただけたらお答えします。

まとめ

妊活に鍼灸を取り入れるメリットとしましては、副交感神経を優位にさせることで、身体の修復や回復がしやすくなり、正しくホルモンがでるようになる。

正しくホルモンがでることで、臓器の働きもよくなる。それによって、卵胞の育ちが良くなったり、子宮内膜がしっかりと育つようになる。

鍼灸は心身の興奮を抑え、リラックスさせるのが得意なので、睡眠の質を良くすることができ、結果それが体質改善になって妊活にいい影響を及ぼす。

妊娠するまでの期間は、体質や生活環境、通っている病院の治療方法によって変わる。

本日は、妊活と鍼灸の関係について詳しく説明していきました。

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