「最近、眠れない」「食欲がない」「疲れやすい」…
もしかしたら、それはうつ症状かもしれません。
今回は、鍼灸接骨院の視点から、自律神経を整えてうつを解消するツボ「四神聡」について詳しく解説していきます。
うつ病とは?
厚生労働省のホームページでは、うつ病は以下のように定義されています。
気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなったりして、強い苦痛を感じ、日常生活に支障が出るようになった状態。
うつ病の主な症状は以下の通りです。
- 強い抑うつ気分
- 興味や喜びの消失
- 食欲の障害
- 睡眠の障害
- 精神運動の障害
- 疲れやすさ
- 思考力や集中力の低下
うつ病の原因
うつ病の原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
- 環境要因: 人間関係のトラブル、家庭環境の変化、大切な人の死別など
- 性格: 責任感が強く完璧主義、几帳面で他人への配慮を重視する人など
- 遺伝: 内分泌の異常(妊娠、出産、更年期など)
うつ病は、これらの要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
自律神経を整えるツボ「四神聡」とは?
四神層とは、頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」というツボを中心とした前後左右にある4つのツボの総称です。
約1000年前から使われている、自律神経を整える効果があるとされる有名なツボです。
- 百会: 頭のてっぺんにあるツボ。全身の気を集め、調整する効果があるとされています。
- 前神聡: 百会の前にあるツボ。精神安定作用、不眠解消などに効果があるとされています。
- 後神聡: 百会の後ろにあるツボ。自律神経の調整、頭痛、めまいなどに効果があるとされています。
- 左右のツボ: 東洋医学では、左は「陽」、右は「陰」と考えられています。左右のツボを刺激することで陰陽のバランスを整え、心身のバランスを整えるとされています。
四神聡を刺激することで、脳や脊髄の働きが調整され、自律神経のバランスが整い、心身の安定につながると考えられています。
四神聡のツボの探し方
- 百会を探す: 耳の先を結んだラインと体の中心が交わるところが百会です。
- 前後左右に親指1本分のところを探す: 百会から前後左右に親指1本分のところに、それぞれ四神聡のツボがあります。
四神聡のツボの刺激方法
- 人差し指と中指でツボを押さえます。
- 気持ち良い程度の強さで、10秒かけてゆっくりと押します。
- 前後左右のツボをそれぞれ10秒ずつ刺激します。
※ 痛気持ち良い程度の強さで刺激してください。
うつ症状でお悩みの方へ
当院では、うつ症状でお悩みの方に対し、四神聡のツボ刺激をはじめ、鍼灸治治療で心身のバランスを整えるお手伝いをしております。
お一人お一人のお悩みに寄り添い、最適な治療法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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