うつ

【うつ病】1000年前から使われる効果的な神のツボをご紹介します

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院の院長をしております、武蔵小杉鍼灸接骨院の石丸です。

いつもブログをご覧くださって、ありがとうございます。

本日は【うつに効く!神のツボ】ということで、自律神経を整えてうつ病を解消するツボをご紹介していきます。

眠れない、食欲がない、疲れやすいなどのうつの症状でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでいってください。


目次


※うつ病を解消するツボだけを知りたい方は、目次からクリックしていただければすぐに読めます。

うつ病とは何か

まずは、うつ病について説明していきますね。

厚生労働省のホームページに書いてあるうつ病の説明には、気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなってしまったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が出るようになった状態と定義されています。

この、うつ病の症状には抑うつ気分や興味や喜びの消失、食欲の障害、睡眠の障害、精神の障害、疲れやすさ、気力の減退、思考力や集中力の低下などが挙げられています。

これが一般的にうつ病とよばれる症状になります。


うつ病の原因

では次に、うつ病の原因を解説していきます。

うつ病の原因は大きく分けて3つあります。

①環境要因 ②性格 ③遺伝 が関係してきてるといわれています。

1つずつ説明していきますね。

①環境要因

人間関係のトラブルや家庭内のトラブル、職場や家庭での役割の変化などがあります。

他にも、ご家族やペットを亡くしたりといった大切な存在の喪失など、このようなショックな出来事などが原因になることもあります。

②性格

次に性格です。

うつ病になりやすい性格というものがありまして、責任感が強くて完ぺき主義、几帳面で他の人への配慮を重視するような性格の方です。

このような方がうつ病になりやすいといわれています。

③遺伝

最後に遺伝です。

うつ病の原因の一つに内分泌の異常があります。内分泌の異常とは主にホルモンの異常と考えてください。

妊娠や出産などでのホルモンの変化や、更年期のホルモンの変化など、大きくホルモンバランスが変わる時などにうつ病になる方が増えますが、これは遺伝的に特定のホルモンが出にくかったりすることも考えられますので原因の一つに遺伝も含まれます。

うつの原因は1つだけではなく、色々な要因が重なっていることもあります。

うつに効くツボの紹介

では、ここからは実際にうつ病に効くツボを紹介していきます。

うつ病に効くツボは、頭にある【四神聡】(ししんそう)です。

四神聡とは、頭に【百会】(ひゃくえ)という有名なツボがあります。百会はさまざまな病に効果のあるツボなのですが、自律神経や精神なんかにも効果があるツボなんですね。

百会は頭のてっぺんにあり、四神聡は百会を中心とした前後左右の4か所にあるツボをいいます。

四神聡はうつに効くツボとして、約1000年以上前から使われている有名なツボになります。

この四神聡の特徴は、何といっても全部で4つあることです。他のツボで、左右に同じツボがひとつずつあることはありますが、4つあるというのはとても珍しいツボです。

百会の前にあるツボを、前神聡(ぜんしんそう)と呼び、後ろにあるツボを後神聡(こうしんそう)と呼びます。後神聡⇒百会⇒前神聡をつなぐツボの道がありまして、それを【督脈】(とくみゃく)と呼びます。

※督脈はお尻の方から始まって背中を上り、首のうしろ、後頭部、頭頂部、おでこ、顔へと進むため、ツボの道の順番は後神聡⇒百会⇒前神聡の順番になります。

督脈は別名【陽脈の海】(ようみゃくのうみ)とも呼ばれていて、脳や脊髄の働きを調整するときによく用いられます。

四神聡のうち、百会の左右にある神聡には名前はついてないのですが、東洋医学では左が陽で右が陰と考えることから、左右の神聡のツボを刺激することで陰陽のバランスを整えられることができ、身体のバランスがとれるのではないかと考えています。

つまり、前後の神聡で脳や脊髄の働きを整えることで自律神経を調整し、左右のツボで陰陽のバランスを整えることで心身の調子を整えると考えますね。

実際に四神聡に触れる

それでは、ここからは実際に四神聡のツボを刺激していきます。

まずは、四神聡のツボの場所を見つけます。

四神聡の場所を見つける手順は2つです。

  1. 頭にある百会見つける
  2. 百会の前後左右に親指1本分離れる

まずは一緒に百会を探していきましょう。

百会のツボの場所は、左右の耳の先端を結んだラインの真ん中です。耳の先端は、耳をぱたんと折りたたむと見つけやすいです。

このように折りたたんで先端を見つけて、左右の先端のラインを結んだところと前後の身体の中心の線が交わるところが百会のツボの場所になります。

百会を見つけたら、前後左右に親指1本分外に離れたところ。

親指1本分というのは、この幅です。

①前神聡

まずは前神聡。百会の親指1本分前にいったところが前神聡の場所になります。

前神聡を見つけたら、指で刺激します。人差し指と中指で一緒に刺激するのがやりやすいと思います。

ツボを見つけたら10秒かけて刺激していきます。グーっと痛気持ちいいと感じるくらいの刺激で押してください。この時注意していただきたいのが、押すことや時間を数えることに集中してしまい、呼吸が止まっていたり浅くなることですね。ツボを刺激するときは、ゆっくりと息を吐きながら刺激してください。

②後神聡

前の神聡の刺激が終わったら、次は後の神聡の刺激をしていきます。

後神聡は百会の親指1本分後ろにいったところにありますので、前神聡と同じようにまず百会を見つけます。両耳をぱたんと折ったてっぺんを結んで、身体の前後のラインと交わったところですね。

今度は百会から親指1本分後ろにいったところを見つけます。

後神聡を見つけたら、前神聡と同じように10秒刺激します。そんなに強く押さなくても大丈夫です。こちらも痛気持ちいいくらいの刺激でグーっと押してください。しっかりと息を吐くことを忘れないようにしてください。

③左の神聡

前後の神聡の刺激が終わったので、今度は左右の神聡の刺激をしていきます。

前後の神聡と同じように百会のツボを見つけます。

百会のツボの場所を見つけたら、親指1本分左にいったところが左の神聡になりますね。左の神聡の場所を見つけたら、また痛気持ちいいくらいの強さで10秒刺激していきます。グーっと押して、ふーっと吐いてですね。

④右の神聡

最後に、右の神聡のツボを刺激していきます。

これまでと同じように、まずは百会のツボの場所を見つけて、右に親指1本分いったところですね。

そこが右の神聡のツボになります。

右の神聡を10秒かけて、ゆっくり息を吐きながら刺激していきます。

以上が、うつ病を解消するツボ【四神聡】の紹介になります。

四神聡の刺激は、不安感が強い時や調子が悪い時にやってみてください。

不安感が強い時におススメの食材

うつ病はさまざまなパターンがありますが、特に不安感が強い時は《血を補う食べ物》を多く食べるといいですね。

東洋医学では、血は心も栄養してくれると考えてるのでオススメです。

血を補ってくれる食べ物は、ニンジンや卵、レバーやハツ、大豆製品などで、ぜひ普段から意識的に食べるようにしてもらえるといいですね。

東洋医学には《五臓の働き》という考え方がありまして、《肝》《心》《脾》《肺》《腎》の5つで五臓になります。

この中でも《心》(しん)は身体中に血を巡らしたり、精神を安定させる作用があります。例えば、過労やストレスなどで心に負担がかかり機能が弱まると、精神を安定させる力が落ちてしまい、不安な感情が強くなってしまうという考え方です。

ですので、血を増やすことで心を元気にすることができ、結果的にそれが精神の安定につながるということですね。

関連記事⇒【パニック・不安】1日3個で心を栄養できるおススメ食材を紹介します!!

関連動画⇒【1日3個でOK!】不安を解消する食材を紹介します

おまけ

先ほど、東洋医学では心が精神に関係してくると書きました。心だけではなく五臓の他の臓器も血の量が不足しても調子が悪くなりますし、血の循環が悪くなっても調子が悪くなります。

五臓は全体でバランスをっとっているので、どこか1つが調子を崩すとほかの臓器にも影響があるんですね。

ですので、ちゃんと血を循環させることが重要になります。

循環を悪くさせる要因の1つとして考えられるのが、冷えです。

冷えることによって血の流れが悪くなり、結果的に心を栄養できないこともあり得ます。

冷えをとる方法はたくさんあるのですが、今日はショウガでの冷え対策をご紹介します。

ショウガは身体を温めるというのは有名な話ですが、ショウガに含まれる成分のうち末端冷え性に効果のある成分と内臓の冷えに効果のある成分が変わってきます。

ご自身の冷えのタイプに合わせて、効率よくショウガの成分を利用していただけたらと思います。

生のショウガには《ジンゲロール》という成分が含まれています。このジンゲロールは手足などの末梢の血管を拡張してくれる作用があります。薬味などで生でショウガを食べる場合は、このジンゲロールという成分を摂取することができるんですね。

生のショウガを加熱することでジンゲロールは《ショウガオール》という成分に変化します。ジンゲロールから変化したショウガオールは胃腸の壁を刺激することによって胃腸の血管を拡張させ血流を良くし、それに伴い胃腸の働きを良くしてくれる効果があります。胃腸の血流が良くなるので、内臓から温まりますね。

ショウガオールの効果的な取り方

ジンゲロールは生のままなので説明は割愛します。

加熱が必要なショウガオールを簡単にとる方法をご紹介していきますね。

ショウガを80℃で加熱するとショウガオールが1番増えるといわれています。

100℃とは違い、80℃を計るのはなかなか手間だと思いますので、ショウガオールを簡単に増やすことができる《生姜白湯》の作り方を説明します。

用意するものは

  1. ショウガ10g(2ミリ程度のスライス2枚分)
  2. 熱湯
  3. 保温水筒

の3つです。

ショウガは皮のすぐ下に有効成分がありますので、なるべく皮ごと使用してください。(気になる部分は取り除いて大丈夫です)

また、ショウガは皮の縞模様と平行にスライスすることで繊維を断ち切ることができるので、きれいに切れます。(スライサーでもOK)

①用意した水筒にショウガ10gを入れます

②熱湯を注ぎます

③蓋をして3時間放置します

これで生姜白湯の完成です!

下の関連記事、関連動画ではもっと効率よくショウガの成分を摂取できるひと手間をご紹介していますので、気になる方は是非見てみてください。

関連記事⇒高血圧、うつ、末端冷え性に効果的!!有効成分を【10倍】にする生姜の取り方。

関連動画⇒【10倍】高血圧に効く成分10倍にする〇〇の食べ方を紹介します。


まとめ

まとめますと、うつ病の原因は①環境要因 ②性格 ③遺伝などが考えられ、どれかひとつではなく複合していることも多い。

うつ病の症状には

  • 抑うつ気分
  • 興味や喜びの消失
  • 食欲の障害
  • 睡眠の障害
  • 精神の障害
  • 疲れやすさ
  • 気力の減退
  • 思考力や集中力の低下

などがある。

うつ病に効果のあるツボは頭にある【四神聡】

1000年以上前からうつのツボとして使われてきた。

四神聡は、頭のてっぺんにある【百会】の前後左右に1つずつあるツボで全部で4つ。

まず、百会を見つける。

百会をみつけたら、前に親指1本分いったところが前神聡。後ろに親指1本分いったところが後神聡。左に親指1本分いったところが左の神聡。右の親指1本分いったところが右の神聡。

各神聡をみつけたら、一か所ずつ人差し指と中指の2本で10秒刺激する。刺激するときの注意点としては、強すぎず痛気持ちいいくらいの刺激にとどめることと、息をゆっくり吐きながら刺激すること。

四神聡の刺激は、不安感が強い時や調子が悪い時に刺激してみてください。

東洋医学ではうつや不安な状態は《心》の不調と考えるため、心を元気にする《血を補う食べ物》がおすすめ。

血を補う食べ物は、ニンジンや卵、レバーやハツ、大豆製品などがあり、これらを普段の食事で食べていただくのがいいですね。

また、冷えを解消することも不調を解消する手助けができますので、生姜白湯などを飲むのも効果的。

本日は、うつ病に効くツボ【四神聡】を紹介していきました。

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