みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。
今回はですね、貼るだけ!カイロを貼るだけで手先の冷えを改善できるツボについて、紹介していこうと思います。
最近、寒さが厳しくなりまして手先の冷えに悩んでいる方が増えています。そこで私が実際に、普段から説明しています、手先の冷えに対してオススメしていますツボがありますので、本日はそちらを紹介していこうと思います。
手先の冷えを解消するツボ
それでは、さっそくですが、手先の冷えを解消するツボ、それは腕にある『温溜』(おんる)です。
温溜の『温』は、温かいという意味ですね。
温溜の『溜』は、溜まるということで、温かいを溜めるという意味のツボです。
温溜のツボの効果としては『温かさを注ぎ溜める』でしたり、あとは『温かさを招き入れて、寒さを退散させる』ツボといわれています。
末端に限らず、冷え性の方にオススメのツボですし、腕にあるので特に手先の冷えに悩まれている方に効果的なツボとなります。
ツボの位置
そんな、手先の冷えを改善するツボ、温溜の場所は
- 親指を上にする
- 手首と肘の間の、少し手首より
実際に探してみますね。
今回は、右腕の温溜を探していきます。
肘を伸ばして、肩を90°横にあげていきます。その時に親指が上ですね、天井の方に向くようにします。
親指が上を向いた状態で、親指の手首の付け根辺りから肘のシワの端っこを線で結びます。
手首と肘を結んだ線の真ん中を見つけてください。その真ん中より親指1本分だけ手首側にいったところ、そこが温溜になります。
その辺り、押してみると少し凹んでたりするんですよね。凹んでいたり、少し響くところってのがありますので、そこを探す感じでやってみてください。
そこが、温溜です。
この、温溜を見つけたら、カイロですね。カイロを温溜に当てて温めてもらいます。そうしますと、手先に温かさが、じわーっと流れていくと思います。
※注意
素肌にカイロを貼る場合は、直貼り用のカイロを使用してください。貼らないカイロや衣類の上から貼るカイロを、素肌に直接当て続けると低温やけどになる可能性がありますので、くれぐれもカイロの使い方には注意してください。
出先などで、温溜を温めたい場合は、ホットのペットボトルの飲み物などを温溜に当ててもOK です。温かい飲み物なら、自販機などでも買えるので手軽に温溜を温められますね。
末端冷え性の方へオススメの食べ物
おまけとしまして、末端冷え性の方にオススメの食べ物を紹介していきますね。
手足など末端の冷えが気になる方は、生の生姜を食べると温まりやすくなります。生姜も、体を温めてくれる食べ物として、すごく有名なんですけども、加熱した生姜と生の生姜で、温める役割が変わってきますので、そちらを説明していきますね。
加熱した生姜は、身体の芯から温めてくれるので、身体の芯から冷えを感じている人にオススメです。中の方が冷たい、骨が冷える、お腹の中に氷があるなどの表現の方ですね。それと、低体温で困っている方も加熱した生姜が向いていますね。
今回の主役の、手先など末端が冷えるタイプの冷え性の方は生の生姜がオススメですね。生の生姜は手先や足先など末梢の血管を拡げて、血の循環を良くして温める作用がありますので、末端冷え性の方には生の生姜が向いていますね。すりおろしたりして薬味として食べていただいてもいいですし、そのまま食べるのもいいと思います。
冷えと生姜について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ブログ⇒高血圧、うつ、末端冷え性に効果的!!有効成分を【10倍】にする生姜の取り方。
体の芯から冷える冷え性でお悩みの方必見!深部から温めてくれる【生姜白湯】を紹介します。
YouTube⇒【10倍】高血圧に効く成分10倍にする〇〇の食べ方を紹介します。
体の深部から温めてくれる【生姜白湯の作り方】を紹介します。準備する物は3つ!
まとめ
まとめとしましては、指先の冷えにオススメなツボは腕にある『温溜』(おんる)。
温溜のツボの由来は、『温かさを注ぎ溜める』と『温かさを招き入れて、寒さを退散させる』。冷え全般にも効くツボです。
温溜の場所は腕。肘を伸ばし、肩を90°に上げた姿勢で、親指を上(天井向き)に向ける。その姿勢で、親指の付け根の手首から肘のシワの端っこを線で結ぶ。結んだ線の真ん中よりも、親指1本分手首より。その辺りで凹んだり、押して響くところが温溜。
そこに皮膚に直接当てても大丈夫なカイロを当てる。カイロがない方は、ペットボトルなどのホットの飲み物を当ててもOK。
本日は、貼るだけ!貼るだけで手先の冷えを解消するツボを紹介しました。