食べても食べても空腹感があるときに胃の機能を高めて食欲を落ち着かせるお腹のツボ「中脘(ちゅうかん)」の位置とおへそからの測り方を解説する石丸院長

ツボ

【実録】食べすぎ・異常な食欲を抑えるツボ!胃の働きを整える「中脘」の温め方

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、ついつい食べすぎてしまう時や、異常な食欲を抑えたい時にお勧めのツボ「中脘(ちゅうかん)」をご紹介します。

当院では、食欲が異常に出てしまう原因として「ストレスによるもの」と「胃の機能が落ちているもの」の2つのパターンがあると考えています。 今回ご紹介する中脘は、後者の「胃の機能が落ちることで、食べても食べても空腹感が出てしまう」というときに抜群の効果を発揮するツボです。

なぜ食べてもお腹が空くのか、その理由とツボの正確な位置を詳しく解説していきます。

食べても空腹感があるのは「脾(ひ)」が弱っているサイン

東洋医学では、人間の体を支える5つの臓器(五臓:肝・心・脾・肺・腎)のバランスをとても大切にしています。 この五臓の中で、胃腸の働きや消化吸収をコントロールしているのが「脾(ひ)」という臓器です。

胃の機能(脾)がガクンと落ちてしまうと、食べたものを正しくエネルギーに変えられなくなり、脳が「栄養が足りない」と勘違いして、食べても食べてもすぐにお腹が空くというおかしな状態が生まれてしまいます。 中脘は、この脾の働きを優しく元気にして、暴走している食欲を正常な状態へと落ち着かせてくれる重要なスイッチです。

中脘の場所を正確に見つける方法

中脘はお腹の真ん中のライン上にあります。見つけるためのポイントは以下の通りです。

  1. 体の真ん中を上下に走るライン(全正中線)を確認します。
  2. おへその真ん中から、指の幅を使って上へ「4寸(よんすん)」測った場所に位置します。

東洋医学において「1寸」の長さは、ご自身の「親指の横幅」が目安となります。 おへその真ん中に親指の端をあわせ、そこから上に向かって親指の幅を1個、2個、3個、4個と積み重ねて測っていった場所が中脘になります。

中脘は「押す」よりも「中から温める」のが効果的

見つけた中脘の場所を、指の腹でグーーッと痛気持ちいい強さでツボ押しするのも良いですが、このツボは「温める」ことでより高い効果を発揮します。

・自宅での温め方のコツ 電子レンジで温めて繰り返し使える、あずきが入った温熱ピローなどを中脘(お腹の上部)にあてて、お腹を中からじわーっと温めてあげるのが非常にお勧めです。もちろん、ご自宅でお灸をしていただくのも素晴らしい効果があります。

胃の機能をさらに高める「黄色い食べ物」

中脘のケアにプラスして、普段の食事に「黄色い食べ物」を取り入れると、胃の機能(脾)がさらに回復しやすくなります。

東洋医学では、脾を元気にする色として「黄色」が定義されています。 ・かぼちゃ ・じゃがいも ・とうもろこし など、自然な甘みのある黄色い食材を日頃から意識して摂ることで、ツボの効果と合わさって胃腸が内側から元気になり、異常な空腹感が自然と収まっていきます。

まとめ

食べすぎてしまうときの食欲コントロールのポイントは以下の通りです。 ・食べても満たされないのは、胃の機能(脾)が落ちている証拠 ・おへその真ん中から親指の幅4つ分上にある「中脘」を温める ・かぼちゃや、じゃがいもなどの「黄色い食べ物」を食べて内側から胃を潤す

以前ご紹介した「プロが教えるツボの押し方のコツ」の呼吸法に合わせながらお腹をリラックスさせて、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

武蔵小杉で胃腸の不調や食欲の乱れ、体質改善にお悩みの方へ

「どうしても食欲が我慢できなくて体調を崩しやすい」「胃が重だるくてすっきりしない」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、中脘をはじめとした全身のツボを使い、五臓のバランスを根本から整えることで、過剰な食欲を抑え、内臓から健やかに動けるお体作りをサポートいたします。

👉 内臓・体質改善ケアの詳細はこちら https://musako-hari.com/price

顔面神経麻痺の症状がある場合に、病院での診断を最優先した上で、施術で活用するツボ「肩髃(けんぐう)」や「扶突(ふとつ)」の位置と鍼灸の効果を解説する石丸院長【実録】顔面神経麻痺は鍼灸で変わる?早期の併用がカギとなる東洋医学の選択前のページ

【実録】突発性難聴は時間との勝負!鍼灸を早期併用すべき理由と耳の特効ツボ次のページ突発性難聴の症状に対して病院での早期受診を推奨した上で、耳の血流を改善するために耳たぶの裏にあるツボ「翳風(えいふう)」を刺激する方法を解説する石丸院長

ピックアップ記事

  1. 【後鼻漏】1日3回試してみて!!喉に張り付く痰を取り除くツボを紹介します。
  2. 【9割の人が知らない!】後鼻漏を悪化させる意外な原因とは?|武蔵小杉鍼灸接骨
  3. 【痰】たったの《30秒》で喉に絡んだ痰をスムーズに出すツボを紹介します。
  4. 【後鼻漏】保存版!後鼻漏の本当の原因は自律神経の乱れ。解消セルフケアを紹介します…
  5. 【9割の人が知らない】喉の痰のへばりつきを解消する意外な調味料とは?

関連記事

  1. 自分の声が響く耳管開放症の症状を鎮めるために、耳の裏にあるツボ「翳風(えいふう)」を押す方法や、頭を下に下げるお辞儀の対処法を解説する石丸院長

    ツボ

    【実録】耳が詰まる・自分の声が響く耳管開放症を鍼灸で根本改善する方法

    みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日も…

  2. 運転中や電車内での急な腹痛・便意を一時的に抑えるために、腕にある大腸のツボ「温溜(おんる)」と、手の甲にある「下利点(げりてん)」の位置や押し方を実演して解説する石丸院長

    ツボ

    【実録】電車・車での突然の腹痛に!鍼灸師が教える便意を抑える緊急ツボ

    みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日も…

  3. ツボ

    【鍼灸接骨院監修】ツボ押しのコツ:効果を高める2つのポイント

    「ツボはどこを押せばいいの?」「どんな風に押せば効果的?」…

  4. 回転性めまいに効くツボ「信会」と「風池」を解説する武蔵小杉鍼灸接骨院の石丸院長

    ツボ

    【回転性めまい】天井がぐるぐる回る…原因と解消する2つのツボを鍼灸師が解説

    みなさん、こんにちは。 神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやって…

  5. ツボ

    効果的なツボの押し方!鍼灸師が考えるツボ押しのコツ解説。

    こんにちは。武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。本日は…

  6. ツボ

    【ツボ】腎のツボ《太渓》正しいツボの探し方を3ステップで解説します。

    みなさん、こんにちは。神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院を…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 自分の声が響く耳管開放症の原因と改善するツボを解説する武蔵小杉鍼灸接骨院の石丸院長

    【耳管開放症】自分の声が響く、耳が詰まる……原因と改善するツボ・対処法を解説|武…
  2. 上咽頭炎

    花粉症や鼻づまりに効くツボ【動画解説付き】武蔵小杉鍼灸接骨院
  3. 胃腸・消化器系

    【便秘】東洋医学からみた便秘は4つのタイプに分かれる!タイプ別解消法をご紹介
  4. 冷え

    【冷え性改善】お茶で体を温める!冷えやすいお茶・温かいお茶|専門家が解説
  5. 外出先での尿意や緊張を和らげるために、副交感神経を優位にする呼吸法を実演して解説する石丸院長

    頻尿

    【実録】緊張でトイレが近くなる人必見!不安を鎮める最強の呼吸法
PAGE TOP