「お茶は健康に良い」とよく言われますが、お茶の種類によって身体を温める効果、冷やす効果があることをご存知でしょうか?
今回は、鍼灸師の視点から、お茶の「陰陽」の性質と、体質・季節に合わせたお茶の選び方をご紹介します。
そもそも「陰陽」とは?
東洋医学では、全てのものは「陰」と「陽」の相反する性質を持っていると考えます。
- 陰:体を冷やす、鎮静させる作用
- 陽:体を温める、活発にする作用
食べ物や飲み物にもこの陰陽の考え方が当てはまり、バランスを取ることが健康に繋がるとされています。
身体を冷やすお茶、温めるお茶
お茶は一般的に「陰性」の飲み物とされ、体を冷やす作用があります。特に、緑茶や麦茶は陰性が強く、夏場に飲むと涼を感じることができます。
一方、体を温める「陽性」のお茶には、紅茶やほうじ茶があります。これらのお茶は、発酵や焙煎によって陽の性質が強くなっています。
体質や季節に合わせたお茶選び
お茶を選ぶ際には、自分の体質や季節、一緒に食べるものなどを考慮することが大切です。
- 陰性のお茶を飲むとき
- 陽性の食べ物(肉類、チーズなど)と一緒に摂る
- 体が冷えやすい人は避ける
- 夏場に飲む
- 陽性のお茶を飲むとき
- 陰性の食べ物(夏野菜、アイスなど)と一緒に摂る
- 冷え性の人は積極的に飲む
- 冬場に飲む
まとめ|お茶選びで健康な毎日を
お茶には様々な種類があり、それぞれに身体への作用が異なります。陰陽のバランスを意識しながら、ご自身の体質や季節に合ったお茶を選んで、健康な毎日を送りましょう。
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最後に
お茶は、手軽に楽しめる健康法の一つです。しかし、体質に合わないお茶を飲み続けると、体調不良を引き起こす可能性もあります。「最近なんだか調子が悪いな…」と感じたら、一人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。専門知識を持った鍼灸師が、あなたのお悩みに寄り添い、最適な治療法をご提案いたします。
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