長引く副鼻腔炎(蓄膿症)によるドロドロした黄色い鼻水や鼻づまりを解消するために、頬骨の下にあるツボ「巨髎(こりょう)」の位置を瞳孔線と小鼻の下端から探し、指3本で上顎洞を持ち上げるマッサージ法を解説する石丸院長

ツボ

【実録】蓄膿症・黄色い鼻水をスッキリ!鍼灸師が教える副鼻腔炎の特効ツボ「巨髎」

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、季節を問わず多くの方が苦しまれている「副鼻腔炎(ふくびくうえん)解消のツボ」についてお話ししていきます。

副鼻腔炎が慢性化すると、いわゆる蓄膿症(ちくのうしょう)となり、頑固な鼻づまり、粘り気のある黄色い鼻水、匂いや味が分かりづらい、頭が重くて集中できない、喉の奥へ鼻水が垂れてくる(後鼻漏)といった不快な症状が続きます。

今回は、副鼻腔炎が起こるメカニズムと、お体の中に溜まった膿や鼻水をスーッと外へ下ろしてくれる最高のツボ&マッサージ法を詳しく解説していきます。

副鼻腔炎(蓄膿症)とは?東洋医学で見る原因「痰熱(たんねつ)」

私たちの顔の骨の中には、副鼻腔と呼ばれる空洞が存在します。副鼻腔は上顎洞(じょうがくどう)、篩骨洞(しこつどう)、前頭洞(ぜんとうどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)という4つのエリアに分かれています。

風邪などの感染をきっかけにこの空洞で炎症が起こり、さらにそれが長期化して膿(うみ)が溜まってしまう状態が慢性副鼻腔炎(蓄膿症)です。

東洋医学では、この副鼻腔炎を引き起こす大元の原因のひとつを「お腹(胃腸)の弱り」と考えます。

甘いもの、味の濃い料理、脂っこい食事の食べ過ぎや、冷たい飲み物の摂りすぎによってお腹(胃腸)の機能が低下すると、お体の中に不要なドロドロの老廃物が生まれます。東洋医学ではこれを痰熱(たんねつ)と呼びます。

この痰熱は粘り気が強くて停滞しやすいため、顔の副鼻腔に留まって強い鼻づまりや黄色い鼻水、頭重感を引き起こしてしまうのです。

つまり、副鼻腔の詰まりを直接通しながら、お腹の機能を高めて痰熱の発生を防いであげることが根本解消への鍵となります。

副鼻腔炎に効く顔の特効ツボ「巨髎(こりょう)」

副鼻腔炎のつまりを解消するために最もお勧めしたいツボが、お顔にある巨髎(こりょう)です。

巨髎は、鼻水の排出をスムーズにして鼻通りを劇的に良くしてくれるだけでなく、胃の経絡(お腹のツボの道)に属しているため、大元となる胃腸の働きを直接底上げしてくれる素晴らしい効能を持っています。

・巨髎(こりょう)の場所 場所は、黒目の真下のライン(瞳孔線)と、小鼻の下端を結んだラインが交差する位置(頬骨の下のへこみ)にあります。 指で押すと、ツーンと奥に響くような心地よい痛みを感じる場所です。この周辺はもち度、副鼻腔の「上顎洞」が存在する場所そのものですので、ここを的確に刺激していきます。

・巨髎を活用した「上顎洞リフトアップマッサージ」 ツボ押しだけでも効果的ですが、副鼻腔の広がりを直接サポートする簡単なマッサージを合わせることで効果が格段に高まります。

手順1. 左右の巨髎のツボに、中指の腹を当てます。 手順2. 中指の両脇に、人差し指と薬指を並べて当てます(指3本を頬に並べます)。 手順3. 軽く皮膚をお顔の奥へ押し込みながら、そのまま上方に向かってグーーッと持ち上げるように圧をかけます。 手順4. 上顎洞の空間を上下に広げるイメージで、グッと持ち上げる動作を10回繰り返します。

マッサージを行っている最中から、鼻の奥の通りがスッと軽くなっていく感覚が得られると思います。1回で変化を感じにくい場合でも、毎日朝晩の習慣として継続して行うことで、蓄積した鼻水が外へ排出されやすくなっていきます。

鼻づまりが特に強い方は、小鼻の脇にある「迎香(げいこう)」のツボも合わせて刺激すると、相乗効果でさらに通りが良くなります。

まとめ

蓄膿症や副鼻腔炎の症状をスーッと解消するポイントは以下の通りです。 ・副鼻腔炎は、東洋医学では胃腸の弱りから生まれる「痰熱(たんねつ)」が顔の空洞に停滞して起こる ・脂っこいものや甘いもの、冷たいものを控え、お腹を労わることが予防の第一歩 ・特効ツボ「巨髎(こりょう)」は黒目の下ラインと小鼻の下ラインが交差する頬骨の下にある ・指3本を当てて上方へグッと持ち上げる「上顎洞マッサージ」を10回行うと鼻通りが復活する ・鼻づまりがひどい時は、小鼻の脇にある「迎香」のツボをセットで活用する

お薬で表面的な症状を抑えるだけでなく、顔のツボ押しとお腹に優しい食事習慣を足し算して、内側から毎日スッキリ通る鼻と喉を取り戻していきましょう。

以前ご紹介した「後鼻漏ネバネバ痰に効く食べ物(ごぼうや大根の清熱作用)」や「後鼻漏が悪化するNGな生活習慣5選(お腹の冷えと脂っこい食事)」、さらには「後鼻漏解消におすすめのストレッチ(首の経絡を伸ばす方法)」なども、副鼻腔や粘膜の健康を保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で長引く副鼻腔炎や蓄膿症、頑固な後鼻漏でお悩みの方へ

「病院の薬や点鼻薬を使っても鼻づまりや黄色い鼻水が治らない」「顔の奥が重くて集中できず、後鼻漏もあって毎日がツラい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な鼻の症状だけを追うのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの副鼻腔炎の根本原因(お腹の弱りや体内の熱の停滞)をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で巨髎や全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と水分代謝を根本から引き上げることで、不快な詰まりや膿のない、スッキリと気持ちよく過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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