原因不明の微熱が続く症状を改善するために、夕方・夜に熱が上がる「水不足タイプ」と一日中熱っぽい「血不足タイプ」のメカニズム、水分補給や夏野菜、補血の食事と生活改善法を解説する石丸院長

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【実録】なぜか微熱が下がらない…鍼灸師が教える原因(陰虚・水と血の不足)と2大タイプ別解消法

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、風邪でもないのになかなか平熱に戻らない「微熱が続くときの原因と東洋医学的な解消法」についてお話ししていきます。

身体がなんとなく熱っぽい、測ってみると37度前後の微熱がずっと続いている。 微熱とは一般的に37.0度から37.9度程度までの体温を指しますが、平熱が低めの方であれば36度台後半であっても微熱の自覚症状として現れることがあります。 病院へ行っても原因が分からず、不安な日々を過ごされている方も少なくありません。

今回は、微熱が続いてしまう東洋医学的な根本理由を解き明かし、ご自身の体質に合わせた2大アプローチについて詳しく解説していきます。

東洋医学で見る微熱の原因:身体の冷却水が枯れる「陰虚(いんきょ)」

東洋医学では、微熱が長引く大きな原因の一つとして「陰虚(いんきょ)」という状態を考えます。

陰虚とは、身体の過熱を鎮めるための「冷却水(潤い)」が不足し、体内の熱を冷ます力が落ちてしまっている状態です。車のラジエーターの水が減ってオーバーヒートを起こしているようなイメージです。

この陰虚による微熱には、体内の何が不足しているかによって大きく2つのパターンに分かれます。

パターン1. 体の中の「水(水分)」が不足しているタイプ ・特徴:お昼過ぎ(午後)や夜になると熱っぽくなり、微熱が上がる。 ・原因:体内の水分(津液)が枯れて熱を冷ませなくなっています。唐辛子など辛いものの食べ過ぎ、過度なストレス、過労、さらには加齢による潤いの低下が引き金になります。東洋医学では体を冷やす力と老化は深く結びついていると考えます。

パターン2. 体の中の「血(血液・栄養)」が不足しているタイプ ・特徴:時間帯に関係なく、一日を通して常に微熱が続いている。 ・原因:身体を養う根本である「血(けつ)」が不足し、自律神経や体温調整機能が乱れています。主な原因は睡眠不足、強い精神的ストレス、そしてスマートフォンの見過ぎなどによる「目の酷使」です。特に女性は毎月の月経によって血を消耗しやすいため、このタイプに陥りやすい傾向があります。

タイプ別!微熱を落ち着かせる食事と生活習慣

ご自身の微熱の出方に合わせて、適切なケアを取り入れていきましょう。

タイプ1(午後・夜に熱が上がる水不足)の解消法:潤いを保ち熱を冷ます ・大量の汗をかくのを控える:長風呂やサウナ、激しい運動で汗をかきすぎると、貴重な水分がさらに失われて微熱が悪化します。 ・辛い刺激物を控える:唐辛子やスパイスなど体を熱くする食べ物は控えましょう。 ・身体の熱を取る夏野菜を食べる:トマト、ナス、きゅうりなど熱を鎮めるお野菜や、油分で潤いを与えるごまがお勧めです。また、水分が豊富な梨やぶどうなどの果物も優れた潤滑油になります。

タイプ2(常に微熱が出る血不足)の解消法:血の消費を抑えて補給する ・夜更かしを絶対にやめる:生活リズムが崩れると血の消耗が急加速します。早めの就寝を心がけ、身体を休ませましょう。 ・目の使いすぎに注意する:東洋医学には「久視は血を傷る(長く見続けると血を消耗する)」という言葉があります。パソコンやスマートフォンの長時間の使用を控え、目が疲れたらこまめに目を閉じて休ませてください。 ・赤と黒の食材で血を補う:血をチャージする「赤い食材(トマト、にんじん、いちご)」や、滋養を高める「黒い食材(黒ごま、ひじき、海苔)」を普段のお食事に積極的に取り入れましょう。

まとめ

長引く微熱をスッキリ解消するためのポイントは以下の通りです。 ・微熱が続く根本原因は、東洋医学で熱を冷ます力が落ちた「陰虚(いんきょ)」にある ・「午後や夜に熱が上がる」人は水不足タイプ。辛いものを控え、夏野菜や果物(梨・ぶどう)で潤す ・水不足タイプの人は、サウナや長風呂などによる汗のかきすぎに注意する ・「常に微熱が続く」人は血不足タイプ。夜更かしを避け、スマートフォンの見過ぎによる目の疲労を防ぐ ・血不足タイプの人は、にんじんや黒ごま、ひじきなど「赤と黒の食材」で血を補充する

原因が分からず長引く微熱は、身体の冷却システムが悲鳴を上げているサインです。ご自身の生活リズムと食生活を優しく整え、熱のこもらない健やかなお身体を取り戻していきましょう。

以前ご紹介した「自律神経を整える最強の食材(朝の味噌汁習慣)」や「夜中に目が覚める中途覚醒の原因と失眠温灸ケア」、さらには「胃腸を元気にして体力をつける飲み物(米湯の作り方)」なども、体内の潤いと体温リズムを安定させるために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で長引く微熱や慢性疲労、原因不明のだるさでお悩みの方へ

「検査をしても異常がないのに微熱が続いて身体がつらい」「夕方になると熱っぽくなり、疲れが抜けない体質を根本から改善したい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な熱感だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの微熱の大元である「陰虚(水分・血の不足)」「自律神経の過緊張」「内臓の熱のこもり」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で太渓や照海、三陰交、血海といった全身の最適なツボへアプローチし、体内の冷却機能と自己治癒力を根本から引き上げることで、熱っぽさやだるさに悩まされない、毎日を爽快で快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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