胃腸・消化器系

【お腹の張り】肋骨や脇腹の圧迫感・苦しさの東洋医学的な原因と対処法を紹介します!!




このブログを読んでいただければ、肋骨や脇腹に圧迫感があって苦しい東洋医学的な原因と呼称、その苦しさや圧迫感の対処法やオススメのツボなどが分かると思いますので、肋骨や脇腹の圧迫感で苦しくて悩んでいる方は是非最後まで見ていってください。

~~~~~~~~~~~~

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

ブログをご覧くださってありがとうございます。

本日は『肋骨や脇腹が苦しい、圧迫感がある』こちらを解説していこうと思います。

ブログの流れとしましては

  • 肋骨や脇腹の圧迫感の東洋医学的な原因
  • 肋骨や脇腹の圧迫感の対処法
  • 肋骨や脇腹の圧迫感にオススメのツボ
  • まとめ

対処法やオススメのツボだけを知りたい方は、最後のまとめだけをお読みください。

それでは、よろしくお願いします。

 

肋骨や脇腹の圧迫感の東洋医学的な原因

まず最初に、肋骨や脇腹の圧迫感で苦しいことを東洋医学では【胸協苦満】(きょうきょうくまん)と言います。

胸(むね)に協力の協に苦しいに満たすで胸協苦満と書きます。

胸協苦満とは季肋部に充満感があるものと言われているんですね。

季肋部とはお腹と肋骨の間、肋骨の縁あたりを指します。

肋骨の縁から身体の中に向かって指を入れようとすると抵抗感や痛みがあると言われています。

この、胸協苦満の原因なんですけど、原因の一つに肝(かん)の気の弱りによる気滞(きたい)ですね。

東洋医学では肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓と呼ぶツボのバランスがあります。身体の中でこの五臓がそれぞれ働いていると考えています。

肝とは、五臓のうちの肝臓のことになりますね。

肝の機能の1つに気の流れを調節というのがあり、それを疏泄(そせつ)作用と呼びます。

何らかの理由で肝の働きが落ちると、気の流れを調整する力も落ちて『気の渋滞』が身体の中でおきてしまいます。

この気の渋滞を東洋医学では気滞と呼ぶのですが、これが起きることで先ほど言った胸協苦満や他にもお腹の張り感がでると言われています。

 

胸協苦満が起こる原因

次に胸協苦満が起こる原因としてですが、よく言われていますのがストレスですね。特にイライラなどのストレスになります。

五臓にはそれぞれ配当されている感情がありまして、肝には怒りが配当されています。

強い怒りを感じたり日頃からイライラしていたりすると肝の疏泄作用が弱まってしまいます。

それで気の渋滞が起こるので気滞になってしまい、胸協苦満になりやすくなります。

 

肋骨や脇腹の圧迫感の対処法

それでは、この胸協苦満が起きたときの対処法についてご紹介していきます。

オススメは2つあります。

  • 1つ目はストレス発散
  • 2つ目は香味野菜を食べる

この2つになりますね。

この気滞のタイプのストレス発散は、身体を動かすのがオススメです。

他にも仲の良い友人と話をしたり、大きな声で歌うのも良いと言われていますね。

気が渋滞しているので、それを発散させるんですね。

それだけでも胸協苦満の症状は和らぐと思います。

あおは香味野菜を食べること。

具体的には

  • 三つ葉
  • しそ
  • セロリ
  • パクチー

などがオススメですね。

こういった香りのいい野菜はイライラをしずめてくれると言われていますので、胸協苦満の人には向いていると思います。

 

肋骨や脇腹の圧迫感にオススメのツボ

最後に肋骨や脇腹が苦しい、圧迫感でお悩みの方にオススメのツボの紹介をします。

こちらは肝の機能を上げるツボがいいと思いますので、足にある【太衝】(たいしょう)のツボがいいと思います。

太衝の場所は足の甲にあります。

足の親指と人差し指の間で、水掻きではなく足の甲。

詳しくは太衝のツボを説明している動画もありますので、よろしければそちらを参考にしてみてください。

ツボ押しもいいのですがお灸などで温めていただくのが、より効果的だと思います。

YouTube⇒太衝】ツボの正しい探し方。手順は3つ!実際にやりながら説明します!

【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。

ブログ⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します

まとめ

まとめますと、肋骨や脇腹が苦しい、圧迫感があるのは東洋医学では胸協苦満といいます。

胸協苦満は要はストレスによって肝の機能が落ちて、身体の中で気が渋滞している状態がおきています。

原因は主にストレスですので、対処法はストレス発散になります。

運動してみたり、仲の良い友人と話したり、大きな声で歌うなどしてストレスを発散してください。

そして、香味野菜を食べること。

  • 三つ葉
  • しそ
  • セロリ
  • パクチー

などの香りがいい野菜を食べることもオススメです。

胸協苦満にオススメのツボは足にある【太衝】。

お灸などで温めてもらうのがいいと思います。

本日は肋骨や脇腹が苦しい、圧迫感がある症状について解説していきました。

★☆★胸脇苦満の関連動画・ブログ★☆★

YouTube⇒【ヒステリー球】喉のつまりを解消する ツボ3選

ブログ⇒【ヒステリー球】不快な喉の詰まり(つまり)をスッキリ解消するツボ3選!!

 

【過活動膀胱】の東洋医学的なタイプ別原因を解説!対処法、誰でもできる簡単なオススメのツボも紹介します!前のページ

【耳閉感】耳の閉塞感、つまった感じ、こもり感を解消するツボの紹介。おまけでその効果を引き出す方法をお教えします!次のページ

ピックアップ記事

  1. 【心の疲れ・自律神経の乱れに】 労宮(ろうきゅう)のツボ押しで改善!
  2. 【9割の人が知らない】喉の痰のへばりつきを解消する意外な調味料とは?
  3. 【後鼻漏】保存版!後鼻漏の本当の原因は自律神経の乱れ。解消セルフケアを紹介します…
  4. 【痰】たったの《30秒》で喉に絡んだ痰をスムーズに出すツボを紹介します。
  5. 【後鼻漏】1日3回試してみて!!喉に張り付く痰を取り除くツボを紹介します。

関連記事

  1. 胃腸・消化器系

    肋骨脇腹の圧迫感・苦しさの原因と解消法|【武蔵小杉】鍼灸接骨院

    肋骨と脇腹の間に圧迫感や苦しさを感じたことはありませんか?…

  2. 胃腸・消化器系

    【舌に亀裂がある方必見!】裂紋舌の原因とタイプ別の改善策を解説

    武蔵小杉鍼灸接骨院です。今回は、舌に亀裂が入る「裂紋…

  3. 胃腸・消化器系

    【逆流性食道炎】オススメのツボをご紹介!繰り返す原因を東洋医学からの観点で解説します。

    このブログを読むと、逆流性食道炎になってしまう原因と解消するためのツボ…

  4. 胃腸・消化器系

    【便秘解消】東洋医学でみる4つのタイプ別改善策|武蔵小杉鍼灸接骨院

    「毎日スッキリしない」「お腹が張ってつらい」など、便秘でお悩…

  1. その他

    【水分】自分に合った水分量を知る方法!本当に2ℓ必要なのか?!
  2. メンタルのお悩み

    【武蔵小杉】鍼灸で不安障害・不安神経症を改善|東洋医学の力で心身ともに健康に
  3. むくみ

    【歯痕舌】舌のギザギザ、それって歯痕舌かも?武蔵小杉の鍼灸院が解説
  4. 寝違え

    寝違えた時の対処法!首の痛みを和らげるツボ「落枕(らくちん)」【武蔵小杉鍼灸接骨…
  5. 口腔

    【唾液過多症】簡単な2つのセルフケアで唾液が飲み込みやすくなる!!
PAGE TOP