みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、雨の日や梅雨時期、台風などの低気圧の日に多くの方が悩まされる「身体の重だるさ・頭痛・むくみを解消するコスパ最強の食べる除湿フード」をご紹介していきます。
湿度が高い日や天気が悪い日に、なぜか全身にズシリと鉛が乗ったように身体が重い、頭がズーンと痛む、足がむくむ、食欲がわかないといったお悩みを抱える方は非常に多くいらっしゃいます。
今回は、湿気がお体にもたらす悪影響のメカニズムと、スーパーで手軽に買える最高の除湿食材、そしてお水抜きを助けてくれる優秀なツボを詳しく解説していきます。
東洋医学で解き明かす!湿気(湿邪)が及ぼす4つの悪影響
東洋医学では、天候や環境の過剰な湿気がお体に入り込み、不調を引き起こす悪さを「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。
この湿邪には、お体に対して主に4つの悪影響を与えるという特徴があります。
悪影響1. 重く停滞する(重濁性:じゅうだくせい) 湿気はお体の中に留まると「重くへばりつく」性質を持っています。そのため、雨の日になると全身が重だるくなったり、頭をハチマキで締め付けられているようにズーンと重く痛んだりします。
悪影響2. ねっとりとへばりつく(粘滞性:ねんたいせい) 湿気は粘り気が強く、ツボの道や関節の隙間にねっとりとへばりつきます。これが原因で関節の節々が痛む、症状がなかなかすっきり治らず慢性化しやすいという特徴があります。
悪影響3. 下へ下へと溜まる(下向下行性:かこうかこうせい) 水分は重力に従って下へ落ちるため、湿邪の症状は基本的にお体の下半身に強く現れます。代表例が「足の酷いむくみ」や「下半身の重さ」です。
悪影響4. お腹(脾:ひ)を直接傷つける お腹(脾=胃腸)は湿気に非常に弱く、湿邪が入ってくると一気に消化吸収能力が落ちてしまいます。そのため、胸のつかえ感や食欲不振、胃もたれを引き起こしやすくなります。
このような不調を感じた時は、お体の中に溜まった不要なお水を外へ追い出してあげる「内からの除湿」が必要不可欠になります。
コスパ最強の天然除湿食材!「緑豆モヤシ」のパワー
お体の中の水分代謝を劇的に改善し、余分なお水を体外へスムーズに排出してくれる天然の除湿剤、それが「もやし」です。
安価で一年中手に入るもやしですが、薬膳や東洋医学の視点から見ると、体内の水分循環を調えて湿気を引き算してくれる極めて優秀な除湿フードです。
・除湿効果がダントツ高い「緑豆モヤシ」を選ぼう もやしには主に緑豆モヤシ、黒豆モヤシ、大豆モヤシの3種類がありますが、湿気を追い出す除湿パワーが最も高いのが一般的な緑豆(りょくとう)モヤシです。
特に、もやしの頭についている「豆の部分」に余分な水分を外へ押し出す成分がぎゅっと凝縮されています。調理する際はひげ根を取ることはあっても、豆の部分は絶対に捨てず、豆ごと丸ごと召し上がるのが最大のポイントです。
また、もやしには夏バテ予防や熱を冷ます働きもあるため、じめじめとした梅雨時から湿度の高い夏場にかけての体調管理にこれ以上ないぴったりの食材です。さっと茹でて和え物にしたり、スープに入れたりと、日頃のメニューにぜひ足し算してみてください。
お水抜きを力強くサポートする特効ツボ「陰陵泉(いんりょうせん)」
食べる除湿フードともやしを合わせ、足元からお水の排出を力強くバックアップしてくれる最高のツボが、足にある陰陵泉(いんりょうせん)です。
陰陵泉は「脾(お腹)」の経絡(ツボの道)に属し、お体全体の水分代謝をコントロールしてむくみや湿邪をスーッと抜き去ってくれる代表的な名穴です。
・陰陵泉の場所とセルフケア 場所は、足のすねの内側にあります。すねの骨の内側のキワを、足首からひざに向かって指の腹でなぞり上げていくと、ひざの下あたりで骨のカーブにぶつかって指がピタッと止まるへこみがあります。ここが陰陵泉です。詳しいツボの探し方は過去の動画でも実演していますので参考にしてください。 指の腹を当て、気持ちいいと感じる強さで5秒間じわーーっと押し込み、離すという動作を数回繰り返してみてください。お灸で温めてあげるのもお水の巡りを良くするのに非常に効果的です。
まとめ
身体の湿気を撃退し、雨の日の不調をスッキリ解消するポイントは以下の通りです。 ・雨の日や低気圧のだるさは、身体の中に不要な湿気が溜まる「湿邪」が原因 ・湿邪は重くねっとり下へ溜まり、お腹(脾)を冷やしてむくみや頭痛を引き起こす ・体内の水分循環を高めるコスパ最強の除湿フードは「緑豆モヤシ」 ・もやしの頭にある「豆」の部分に除湿パワーが集まっているため、豆ごとしっかり食べる ・すねの内側にあるツボ「陰陵泉」を刺激し、お腹の働きとお水の排出力を底上げする
雨の日の体調不良は無理に我慢せず、もやしの食養生とお水のツボ押しで身体の内側からサラリと除湿していきましょう。
以前ご紹介した「余分な水分を排出するあずき水の効果(水分代謝とお水抜きのお話)」や「むくみを解消する足のツボ(失眠のお灸ケア)」、さらには「後鼻漏が悪化するNGな生活習慣5選(お腹の冷えと水分の摂りすぎ)」なども、体内の水分代謝を健全に保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。
武蔵小杉で雨の日のだるさや低気圧頭痛、慢性的なむくみでお悩みの方へ
「雨が降るたびに体が重くて仕事にならない、低気圧頭痛やむくみがツラい」「水分代謝が落ちていて、身体が冷えたり胃腸の調子も悪くて体質を変えたい」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な症状だけを抑えるのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの水分代謝の停滞(脾の弱りや冷え)をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で陰陵泉などの最適なツボへアプローチし、内臓の機能と全身のお水の循環を根本から引き上げることで、天候に左右されない、毎日を軽やかで快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。
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