みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださって、ありがとうございます。
今回は、むくみに効く食べ物として【あずき】を紹介していきます。
このブログを読んでもらえれば、
- ●どういったときにあずきを摂ればいいのか
- ●むくみ解消のための、効率的なあずきの摂り方
などが分かると思います。
むくみで悩んでいる方は是非最後までブログを読んでいってください。
ブログの流れとしましては、
- ●あずきの効能
- ●どんな時に摂るのがオススメなのか
- ●むくみ解消におススメのあずきの取り方
- ●むくみ解消におススメのツボ
- ●まとめ
の順番で紹介していきます。
あずきの効能だけを知りたい、ツボだけを知りたいという方は必要な項目、あるいはまとめだけでも読んでいただければ分かるようになってますので、必要なところだけを読んでいただいても大丈夫です。
それでは、宜しくお願いします。
あずきの効能
まずは、あずきの効能ですね。
あずきは温めも冷やしもしない【平性】(へいせい)になりますね。東洋医学では食べ物を温熱性と寒涼性に分類します。文字通り、食べると身体が温まるものか冷えるものかってことですね。
よく、誤解されがちですが身体を冷やしてはいけないからといって温熱性の食べ物ばかり食べている方(特に女性に多い気がします)を見かけますが、決して温熱性の食べ物で温め続ければいいわけではなく必要であれば寒涼性の食べ物も摂らないと、体内の熱のバランスが悪くなってしまいます。
今回ご紹介するあずきも、温める作用がないなら摂らなくてもいいんじゃないかな?と、思われそうですが、浮腫は冷えを取るだけでは解消しません。
ですから、必要であればキチンと摂っていただきたい食べ物になりますね。
さて、少し脱線しましたが、あずきの話に戻ります。
あずきの効能には【利尿作用】(尿を作る作用)があります。余分な水を尿として身体の外へ排出してくれる作用です。
あずきには《カリウム》という成分が多く含まれていまして、このカリウムが身体の中の余計な水分や塩分を身体の外へ出してくれるといわれていますね。
また、解毒作用もあって、体内アルコールの排出も促すといわれておりますので、二日酔いの緩和にもオススメの食材です。
どんな時、あずきを摂るのがいいのか
次にあずきをどういったタイミングで摂るのがおススメなのかを説明していきます。
まずは、むくみが気になる時ですね。足に限らず全身どこでも浮腫が気になるときはあずきの出番です。
他には雨や湿気で体が重だるい時ですね。人体はたくさんの水分でできていますが、その水分が多すぎると身体の怠さや関節の痛みとして身体に症状がでます。湿度が高いときは汗として水分を体外に出すのが緩やかになってしまうため、体内の水分が増えてしまいます。
むくみ解消におススメのあずきの取り方
あずきというと、あんこを想像する方が多いと思います。あんこ以外であずきを食べる機会はなかなかありません。
今日はあんことは別なあずきのとり方をご紹介します。【あずき水】です。
乾燥したあずきを水に浸し、その水分を摂取すると浮腫解消にいいとされています。昔はあずきの茹で汁を冷まして飲んでいたのではないかと思います。最近はなかなかあずきを茹でることもないので、あえてあずき水を作ります!
とても簡単なので、オススメしやすいです。
~~~~【あずき水】の作り方~~~~
- ●材料●
- 乾燥あずき 大さじ2杯
- 熱湯 400ml
- 保温ができる容器
- 乾燥あずきを保温容器に入れる
- 熱湯を保温容器に入れる
- 蓋をして軽く振り、8時間放置
以上です。
8時間かかるので寝る前に保温容器に熱湯を入れておいておけば、翌日には完成しています。
完成したら、ざるなどで濾してもらってあずき水のほうを飲んでください。
飲むタイミングは食前がいいようですね。
1つだけ注意点があって、寝る前に飲むと夜中にトイレにおきやすくなりますので、寝る前に飲むのは止めておいた方がいいです。
試してみて悩ましかったのは、水で戻したあずきをどうやって消費しようかと迷いました。あずきというと甘い食べ方しか思い浮かばなかったのですが、せっかく浮腫を取るのに砂糖の摂取量を増やすのもよくないし……最終的にはコブサラダのようにしましたが、何かオススメの食べ方があれば教えてください。
むくみ解消にオススメのツボ
では最後にむくみ解消におススメのツボを紹介します。
これは、足の裏にある【失眠】(しつみん)ですね。
失眠は、足の裏のかかとにあるツボで、水分の代謝をよくしてくれて、むくみ解消に効果的といわれているツボです。
失眠の場所を詳しく説明している動画も過去に出していますので、正確な場所を知りたい方は、その動画を参考にしてください。
YouTube⇒【失眠】ツボの正しい探し方。手順は3つ!実際にやりながら説明します!
失眠はかかとの中心ということで、皮膚も固いところなので、ツボ押しよりはお灸が向いています。
角質が厚いので火傷もしにくく、初めてお灸をする方にもやりやすいツボになってます。市販されている台座灸(だいざきゅう)という、シール付きのお灸があります。有名なところだと《せんねん灸》という商品名のものがありますね。
台座灸で十分ですので、勇気を出して【お灸】やってみませんか?
YouTube⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。
まとめ
あずきの効能は身体の中の余分な水分を体外に排出してくれます。
むくみが気になる時や雨や湿気で身体が重だるい時に特におすすめです。
むくみ解消には【あずき水】を飲むと尿の量が増え、余計な水分を外に出してくれます。
【あずき水】の作り方
乾燥あずき(大さじ2杯)を保温容器に入れ、熱湯400mlを注ぎます。それを8時間放置して、あずきを濾して水だけ分ければ出来上がりです。
トイレに行きたくなる可能性がありますので、くれぐれも、寝る前には飲まないようにしてください。
むくみ解消におススメのツボは足の裏にある【失眠】(しつみん)で、ツボ押しよりはお灸で温めた方が効果的です。
本日はむくみ解消におすすめの《あずき》を紹介しました。