手先や指先が冷たくなる末端冷え性を改善するために、前腕にあるツボ「温溜(おんる)」の位置と貼るカイロや温かいペットボトルを用いた温活法、末梢血管を広げる生の生姜の活用法を解説する石丸院長

冷え

【実録】手先の冷えをカイロで撃退!鍼灸師が教える温活特効ツボ「温溜」と生姜の使い分け

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、寒くなる季節に多くの患者さんからご相談を受ける「手先の冷えを貼るカイロで改善するツボとおすすめの食べ物」についてお話ししていきます。

気温が下がると手先や指先が冷え切ってしまい、キーボード操作や家事がツラい、手袋をしていても温まらないといった末端冷え性にお困りの方が非常に多くいらっしゃいます。

今回は、手先へ温かい血液をじわーーっと送り届けてくれる腕の特効ツボと、冷えのタイプに合わせた生姜の賢い活用法について詳しく解説していきます。

温かさを溜め込み寒さを追い払うツボ「温溜(おんる)」

手先の冷えを解消するために最もお勧めしたいツボが、腕にある温溜(おんる)です。

温溜の「温」はあたたかい、「溜」は水や熱がたまるところを意味しています。 文字通り「体内に温かさを注ぎ溜めて、冷えや寒さを退散させる」という素晴らしい由来を持つツボです。腕を通る大腸の経絡に属しており、ここを温めることで手先や指先の末梢血管へ温かい血液がスムーズに流れ込んでいきます。

・温溜(おんる)の場所 前腕(手首と肘の間)の親指側のライン上にあります。 手順1. 右腕(または左腕)を前に出し、親指をまっすぐ「上」に向けます。 手順2. 手首の関節と、肘の関節の2つのポイントを上のラインで結びます。 手順3. 手首と肘のちょうど「真ん中」を見つけます。 手順4. その真ん中から、親指の幅1本分だけ「手首寄り(前側)」に進んだ位置を探します。 手順5. 押してみて少しへこんでいたり、ツーンと心地よく奥に響くポイントが温溜です。

貼るカイロやホットドリンクで温溜を温めるコツ

温溜を見つけたら、熱をじっくり届けて指先へ血液を送り出しましょう。

・貼るカイロを活用する場合 衣類(インナーや長袖シャツ)の上から、温溜の位置に合わせて貼るカイロをペタッと貼り付けます。その上からパーカーやカーディガンなどを羽織ると熱が逃げず、腕から指先に向かってじわじわと温かさが広がっていきます(低温火傷には十分ご注意ください)。

・外出先での緊急温活(ホットペットボトル) 外出中やオフィスでカイロがない時は、自動販売機やコンビニで温かいペットボトル飲料(お茶や白湯など)を購入し、ボトルの温かい面を温溜の位置に優しく押し当ててみてください。冷え切って強張っていた手先が短時間でポカポカと温まってきます。

末端冷え性には「生の生姜」が効く!生姜の使い分けルール

冷え対策の代表食材である生姜(しょうが)ですが、実は「生で食べるか」「加熱して食べるか」によって温めてくれる場所が全く異なります。

・手先や足先が冷える「末端冷え性」の方 = 生の生姜 生の生姜に含まれるジンゲロールという成分には、手先や足先など末梢の血管をぐっと広げて血液循環を一気に高める働きがあります。 すりおろして薬味にしたり、スープやお料理にそのまま生の状態でプラスするのがお勧めです。

・お腹や身体の芯が冷える「内臓冷え・低体温」の方 = 加熱した生姜 生姜をじっくり加熱したり乾燥させたりすると、ショウガオールという成分に変化します。こちらは身体の深部(芯)から熱を生み出し、内臓の冷えを底上げしてくれます。

ご自身のお悩みが手先の冷えである場合は、ぜひ「生の生姜」を意識してお食事に取り入れてみてください。

まとめ

手先の冷えをスッキリ解消するポイントは以下の通りです。 ・手先の冷えには、腕にある温活の名穴「温溜(おんる)」を温めるのが最も効果的 ・場所は親指を上に向け、手首と肘の真ん中から親指1本分「手首側」へ寄ったところ ・衣類の上から貼るカイロを貼るか、温かいペットボトルを当てて指先へ血流を促す ・手足の先が冷える末端冷え性には、末梢血管を広げる「生の生姜」を食べる ・身体の芯やお腹が冷える場合は「加熱した生姜」を選んで使い分ける

指先だけでなく腕のツボからアプローチして、寒い冬でも指先まで温かい快適なお身体をキープしていきましょう。

以前ご紹介した「自律神経を調える飲み物(正しい白湯習慣)」や「疲労回復におすすめの食べ物(おへその温活)」、さらには「自律神経を整えてぐっすり眠れるツボ(百会と中府)」なども、全身の血行と体温調節機能を高めるために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で手足の冷え性や血行不良、自律神経の乱れでお悩みの方へ

「冬になると手足が冷え切って眠れない」「冷えのせいで肩こりや頭痛、全身のだるさまでひどくなっている」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な手足の冷たさだけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの冷えの大元である「血流不足」「自律神経のアンバランス」「内臓の冷え」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で温溜や太渓、関元といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と末梢循環を根本から引き上げることで、手先までポカポカと温かく、毎日を快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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全身のだるさや不眠、イライラを引き起こす自律神経の乱れを整えるために、頭頂部にある万能ツボ「百会(ひゃくえ)」と鎖骨下の胸にある肺の募穴「中府(ちゅうふ)」の位置と10秒間の優しい指圧マッサージ法を解説する石丸院長【実録】自律神経を整えてぐっすり快眠!鍼灸師が教える特効ツボ(百会・中府)前のページ

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