みなさん、こんにちは。
神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。
本日もブログをご覧くださって、ありがとうございます。
今回は【たった40秒】で自律神経を整える方法ですね、こちらを紹介していこうと思います。
世の中には自律神経を整える方法は山ほどありますが、40秒でできますので、自律神経を整えたいけれど忙しくて時間がないという方にもオススメです。
普段から自律神経の乱れは気になるけれど、忙しくて時間がないという方は、ぜひこのやり方で自律神経を整えていただけたらと幸いです。
とても簡単なので、普段三日坊主の方もこれなら続けられるんじゃないかなと思います。
目次
40秒で自律神経を整える方法
では、さっそく40秒で自律神経を整える方法をお伝えします。その方法は【爪揉み療法】です。
爪揉み療法とは、爪の先には神経が集中していて、その神経を刺激することで自律神経を整えるという考え方です。
これを、東洋医学に当てはめて考えてみると、指先には【井穴】(せいけつ)とよばれるツボがあり、井穴は【脈気】(みゃっき)が湧き出るところといわれています。
この脈気とは何なのかといいますと、東洋医学でいう【気】や【血】の通る道やツボとツボを結ぶスジ道とも言われています。
要は指先のツボ、井穴は『ツボとツボと結ぶ道』のツボの様な感じで、そこは気や血が通る道で、そこを刺激することになりますね。
また、井穴はストレスによる不調の時によく使うツボになりますので、ストレスが多くて自律神経が乱れている人にもオススメのツボになりますね。
自律神経が乱れている時の症状とは
自律神経が乱れておこる症状を【自律神経失調症】と呼びます。症状は人によってさまざまで、
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- のぼせ
- 吐き気
- 下痢
- 動悸
- 睡眠障害
- 喉のつまり感
などがありますが、他にももっと色んな症状が考えられます。
症状と関連する臓器や血液検査に異常はないけれど、症状が出ていたりすると自律神経失調症や自律神経が乱れているからと言われることが多いです。
爪揉み療法のやり方
それでは、ここからは爪揉み療法のやり方を紹介します。
まずは場所ですね、爪の生え際を見つけます。
この写真の辺りですね。ここの生え際です。
反対の手の親指と人差し指で挟みます。
挟んだまま、グリグリ~っと刺激します。
強さは、そんなに強くなくて大丈夫です。痛気持ちいいくらいの刺激で、10秒ほど刺激します。
自律神経を整えるのに特にオススメなのは、手の親指と人差し指の刺激ですね。
親指と人差し指には、肺と大腸のツボがあります。この肺と大腸のツボが、自律神経と深く関わってくると考えるんですね。
東洋医学には陰と陽の考えがあります。常に身体の中にある陰と陽が、どちらかに偏りすぎないようにバランスを取っています。
この陰と陽を自律神経(交感神経と副交感神経)に当てはめて考えると、肺は陰のグループになるので副交感神経にあたります。肺のツボは親指にありますね。大腸は陽のグループのツボなので交感神経にあたります。大腸のツボは、人差し指にあります。
このことから、親指の先端と人差し指の先端、爪の生え際を刺激することで、自律神経を調整します。
※指先は、とても繊細な場所になりますので、強すぎる刺激だと反対にだるさが出たりすることもありますので、刺激の強さに注意してやってください。
爪揉み療法を一緒にやってみる
ここからは、実際に手の爪揉み療法をやっていきます。
まずは、親指の爪揉み療法からです。
爪の生え際を見つけて、反対の親指と人差し指で挟みます。
挟んだら、グリグリ~っと少し揺らしながら押します。痛気持ちいいくらいの刺激で、10秒刺激します。
次に、人差し指の爪の生え際をみつけて、反対の親指と人差し指で挟みます。こちらも、痛気持ちいいくらいの強さの刺激で、10秒刺激します。
片側の親指と人差し指の刺激が終わったら、反対の手も同じように刺激してください。
以上が自律神経を整える、爪揉み療法のやり方になります。
1本の指に対して10秒なので、4本で40秒です。これを、朝、昼、夜の3回に分けてやってみてください。
やり続けることで効果が上がってきますので、是非継続してやってみてください。
この、爪揉み療法の効果は自律神経を整える他に、指先の血行促進や、手先の冷えの改善、お腹周りの不快感の改善も期待できますので、そんな症状に悩んでいる方にもオススメです。
ブログ⇒【自律神経失調症】絶対飲んでほしい飲み物と効果的な飲み方をご紹介!!
動画⇒【自律神経失調症】絶対に飲んで欲しい飲み物!作り方や飲み方も紹介
こちらも合わせてやっていただくと、より効果的ですので、お時間のある方は是非チェックしてみてください。
まとめ
まとめますと、40秒で自律神経を整える方法は【爪揉み療法】
東洋医学では、指先や爪の生え際には【井穴】とよばれる分類のツボがあり、ストレスによる不調の時によく使うツボなので、ストレスが多くて自律神経が乱れている人にはオススメのツボ。
特に親指の肺のツボと、人差し指の大腸のツボは副交感神経と交感神経に関係しているため、その2本の指先(爪)を揉むといい。
痛気持ちいい刺激で、10秒ずつグリグリと揉む。
できれば、朝、昼、夜と3回やること。
本日は【たった40秒】で自律神経を整える方法を紹介していきました。