セルフケア

【鼻づまり】押すだけでスーッと鼻が通るツボとタイプ別セルフケアを紹介します。

みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております、武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログをご覧くださり、ありがとうございます。

今回はですね、鼻づまりを解消させるツボをご紹介していきます。

日常的に、鼻が詰まってお困りの方は是非最後まで読んでいってください。


目次


鼻づまりが起きる仕組

まずは、鼻づまりとはですね。

鼻づまりは《鼻腔を通る空気の流れが悪くなること》つまり、鼻の穴の中を通る空気の量が何らかの理由で減ることですね。

この何らかの理由というのは

  • 感染性の鼻炎
  • 副鼻腔炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 肥厚性鼻炎
  • 妊娠性鼻炎

などの鼻周辺で炎症が起きることが多いですね。

鼻づまりが起こりやすい場所は、鼻を左右に仕切る壁でもある鼻中隔(びちゅうかく)と下鼻甲介(かびこうかい)と呼ばれる鼻の中の仕切りとの間です。

ここが特に狭くなる部分なので、炎症などで腫れたりすると鼻が詰まってしまいます。

日本では約2人に1人がアレルギー性の鼻炎で悩んでいるといわれていますので、物凄い数の人が鼻の症状で悩んでいるということですね。

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鼻づまり解消のツボ

それでは、ここからは鼻づまり解消のツボを紹介していきます。

鼻づまりを解消するツボ、それは【上星】(じょうせい)ですね。

上星のツボの効果は《宣肺》(せんはい)といって、肺の機能を高めることです。

東洋医学では肺の機能が鼻の機能と深く関係しているため、鼻づまりを解消するためには肺の機能を高めることがとても有効な方法です。

東洋医学の肺

東洋医学には《五臓》という分類があります。

五臓は《肝》《心》《脾》《肺》《腎》の5つです。

東洋医学では身体のさまざまな機能を、この5つに分けて考えるのですが、呼吸に関する機能は肺の役割と考えています。

呼吸に関する機能ということで、鼻や喉、気管支なども肺に含めます。

ツボの取り方

肺の機能を上げて鼻づまりを解消するツボ【上星】の場所は

  • 前正中線上
  • 髪の生え際より上に1寸

です。

実際に探していきます。

まずは、身体の中心(前正中線)を見つけます。

次に、前髪の生え際を見つけます。

※生え際が分からない方は、おでこにシワを寄せる動きをしたときに、動く部分(シワが寄る部分)と動かない部分があると思います。その、動くところと動かないところの境目が生え際になります。

1寸は親指の幅になります。

身体の中心で、生え際から1寸上がったところを軽く押してみます。

押してみてツーンと響くところがあれば、そこが上星です。

見つけられたでしょうか?

上星を見つけたら、親指でも人差し指でも押しやすい方の指で押していきます。

10秒程度で大丈夫です。

鼻が詰まっている時は、これを3セットやってみてください。

やっているうちに、スーッと鼻が通り始めると思います。

是非、鼻づまりでお困りの際は、試してみてください。

おまけ①(頑固な鼻づまりの場合)

なかなか通らない頑固な鼻づまりの時は、蒸しタオルなどで鼻周りを温めるのもおススメです。

蒸しタオルの作り方は

  1. ハンカチやハンドタオルなど、鼻を覆えるくらいの大きさのタオルを用意します。
  2. 用意したタオルを水で濡らし、固く絞ります。
  3. 絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温めます。
  4. 温めたタオルを、鼻の根元に当てて、鼻を温めます。※電子レンジから取り出したタオルは、結構熱くなっていますので、1度開いて熱さを確認してから鼻に当ててください。

温めることで、鼻の粘膜の血流を改善し、蒸気が鼻の中の掃除をしてくれるといわれています。

蒸しタオルを作るのが難しい時は、お湯で濡らしたタオルでも大丈夫です。

頑固な鼻づまりで悩んでるときは、試してみてください。

おまけ②(慢性的な鼻づまりの場合)

慢性的な鼻づまりでお困りの方は、普段から長ネギを食べるのがおススメです。

風邪で鼻が詰まったときは、切ったねぎを鼻に当てて、鼻の通りを良くする方法があります。

昔から長ネギは鼻づまりに使われていたんですね。

長ネギは、粘膜を刺激することで血行をよくして鼻づまりを解消する食材ですので、慢性的な鼻づまりでお困りの方は、長ネギを意識的に食べるようにしてください。

まとめ

鼻づまり解消におススメのツボは頭にある【上星】

頑固な鼻づまり解消には、蒸しタオルで鼻を温めるのも有効。

慢性的な鼻づまりには、長ネギを積極的に食べるといい。

本日は、鼻づまり解消のツボを紹介していきました。

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