逆流性食道炎の症状を和らげる「左下にして寝る姿勢」を実演解説する武蔵小杉鍼灸接骨院の石丸院長

胃腸・消化器系

【逆流性食道炎】寝る時の向きはどっち?胃酸の逆流を防ぐ「左下の法則」とNGな姿勢を解説

皆さんこんにちは、武蔵小杉鍼灸接骨院の石丸です。 本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

胸焼け、みぞおちの痛み、喉の違和感、そして夜間に続く咳……。これらは「逆流性食道炎」の典型的な症状です。現在、日本国内では約1,500万人もの方がこの病気に悩まされていると推定されています。

今回は、そんな辛い逆流性食道炎を解消するために、今日からすぐ実践できる**「正しい寝る時の姿勢」**について詳しく解説します。

なぜ胃酸が逆流してしまうのか?

逆流性食道炎は、胃酸が食道へ逆流し、炎症を起こすことで発生します。通常、食道と胃の境目にある「下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)」が扉の役割をして逆流を防いでいますが、以下の原因でその機能が低下します。

  • 自律神経の乱れ
  • 加齢による筋力の低下
  • 姿勢の悪さ(猫背による腹圧の上昇)

特に、寝ている間は重力がかからないため、立っている時よりも逆流のリスクが高まります。

逆流を防ぐ「左側を下にする」寝方の秘密

夜、胸焼けで眠れない方にまず試していただきたいのが、**「体の左側を下にして寝る」**ことです。

カギを握る「ヒス角」

食道と胃が合流する部分の角度を「ヒス角」と呼びます。ここが鋭角に保たれていると、胃の内容物が逆流しにくい「天然の弁」として機能します。

胃はアルファベットの「J」のような形をしており、体の左側に大きく膨らんでいます。そのため、左側を下にすることでヒス角が鋭角に保たれ、物理的に胃酸が食道へ上がりにくくなるのです。

やってはいけない!NGな寝方と改善ポイント

良かれと思ってやっている習慣が、実は逆流を招いているかもしれません。

1. うつ伏せ寝は厳禁

うつ伏せは胃を直接圧迫し、腹圧を高めてしまいます。胃酸を無理やり押し出す形になるため、逆流性食道炎の方は避けるべき姿勢です。

2. 上半身に「15度」の傾斜をつける

完全に水平に寝るよりも、上半身を少し高くするのが理想です。

  • 高さの目安: 10cm〜20cm程度
  • 角度の目安: 約15度 お腹のあたりから頭にかけて、緩やかな傾斜をつけてあげると、重力の力で逆流を強力に抑えられます。 ※頭だけを高くすると喉が詰まり、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まるため、**「上半身全体」**で傾斜を作るのがポイントです。

まとめ:正しい姿勢とツボで体質改善を

逆流性食道炎のセルフケアとして、まずは**「左側を下にして寝る」「15度の傾斜をつける」**ことから始めてみてください。

これに加えて、以前の記事で紹介した胃の機能を整えるツボ「中脘(ちゅうかん)」へのお灸を組み合わせると、より根本的な改善が期待できます。

▼ツボの詳しい解説はこちら https://musako-hari.com/post/post-5127

詳しい解説は動画でもご覧いただけます。 https://youtu.be/HHjstGS9SGA

薬を飲んでもなかなか改善しない、夜が辛いという方は、ぜひ武蔵小杉鍼灸接骨院へご相談ください。

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