パニック障害

【パニック障害】不安や動悸解消のセルフケアと外出先でも使えるツボをご紹介!




みなさん、こんにちは。

神奈川県川崎市武蔵小杉駅で鍼灸接骨院をやっております武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。

本日もブログをご覧くださって、ありがとうございます。

今回は【パニック障害のツボ】ですね。こちらを紹介していきます。


目次


の順番で説明していきます。

お時間がない方は、最後のまとめだけでも分かるように書いてあります。

パニック障害で困っている方は是非、まとめだけでもお読みください。

それでは、宜しくお願いします。

パニック障害とは

ますは、パニック障害とはですね。

パニック障害とは、突然理由もなく

  • 動悸
  • めまい
  • 発汗(冷や汗)
  • 窒息感(息苦しさ)
  • 吐き気
  • 手足の震え

といった発作を起こし、これらの症状で日常生活に支障をきたしている状態ですね。

また、強烈な不安感を突然感じ呼吸困難などの症状も現れたりします。

よく聞くのは

「電車は各駅停車にしか乗れません」

という話です。

電車という閉鎖的な空間で、ましてや満員電車ですと発作がおきやすく、快速などの駅と駅の間隔が長い電車は乗れないそうです。

各駅停車だと、発作が起こってもすぐに下車できるため、時間はかかるけど各駅停車で通勤する方が安心なようです。

この話からも、本当に急に症状が出てしまうことが分かりますね。

パニック障害は男性よりも女性に発症することが多いです。その割合としては、女性の方が男性よりも約2~3倍発症しやすいと言われています。

またパニック障害の症状は100人に1人におこると言われていますので、決して珍しい病気ではないですね。

鍼灸院にもパニック障害でいらっしゃる方はいますが、やはり女性の方が多いですね。最近では学生さんでもパニック障害の症状で悩んでいる方が増えている気がします。

パニック障害の東洋医学的な原因

では、次にパニック障害の原因についてです。

このパニック障害の原因は詳しくはまだ解明されていませんが、主にストレスにより脳内の神経伝達物質やホルモンの働きに乱れが生じているのではないかと考えられています。

これを東洋医学に当てはめて原因を考えると、心(しん)の不調が原因の1つと考えますね。

東洋医学には五臓の働きという考え方があります。

五臓とはツボのグループのことで肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓の5つで五臓です。この5つのツボのグループのバランスが整っていると健康なのですが、何らかの理由でバランスが崩れると症状として身体や心に現れます。

今回のパニック障害は心臓(東洋医学では心とよびます)のツボの働きが悪くなることで起こると考えられています。

東洋医学の心は血を全身に送り届けるポンプのような働きがありまして、その働きを【主血】(しゅけつ)といいます。

ですので、この心の働きが下がると血をうまく送り出すことができなくなりますので、動悸などの症状が出やすくなります。

また心のもう一つの働きは精神活動に大きく影響していまして、それを【神志】(しんし)といいます。

心の機能が落ちると、神志の機能も下がるため精神活動が制御できなくなります。それによって精神の安定が難しくなったり精神異常や強い倦怠感が出やすくなります。

心は脳とも密接に関係しています。脳は特に血による滋養が必要なので心の機能が落ちると、血を送り届けるポンプの働きも落ちるので、脳に血が行きにくくなるので、精神や意識に症状が出ると考えますね。

パニック障害のツボ

それでは、ここからはパニック障害の方におすすめしたいツボを紹介していきます。

それは、手首にある【神門】(しんもん)です。

神門は心の経絡(ツボとツボが繋がってできる道)のツボになりますので心の不調に効果的です。神門のツボの作用は『寧心安神』(ねいしんあんしん)で、精神を落ちつけ不安や動悸を安定させます。

心の不調により精神が不安定になったり、不安や動悸がするときにピッタリなツボです。

神門のツボの場所は手のひら側の手首の関節、小指側の凹み(指が止まるところ)になります。

それではここからは実際に神門を探していきます。

手首の関節はここですね。

この関節の真ん中から小指側になぞった時に指が止まるところ。

ここが神門です。

神門はお灸で温めて刺激するのが向いています。

台座灸といって、台座にシールがついているお灸があります。有名なものですと《せんねん灸》ですね。せんねん灸は商品名ですので、他の名前のものでも台座灸であればオッケーです。

これを神門に貼って温めます。神門は皮膚が薄いところになりますので、弱めな刺激のお灸から始めることをお勧めします。くれぐれも火傷に気を付けてやってみてください。

YouTube⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します。

ブログ⇒【お灸のやり方】自宅でのお灸のやり方を紹介します

お灸のやり方が分からない方は、過去の動画やブログを参考にしてください↑↑

お灸は朝、昼、寝る前の3回できるといいですね。

外出先でパニック障害の症状がでてしまった時や症状が出そうなときも神門を使うのがおススメです。

外でお灸はできないと思いますので、そんな時はツボ押しでも構いません。

ツボ押しの動画やブログもありますので、参考にしてください。

YouTube⇒ツボの押し方のコツ

ブログ⇒効果的なツボの押し方!鍼灸師が考えるツボ押しのコツ解説。

パニック障害でお困りの方は是非試してみてください。

まとめ

パニック障害とは、突然理由もなく

  • 動悸
  • めまい
  • 発汗
  • 窒息感
  • 吐き気
  • 手足の震え

といった発作が起き、日常生活にも支障をきたす状態。

パニック障害の東洋医学的な原因は心の不調。心は血を送るポンプの役目と精神活動に関与しているため、働きが落ち血が送れずにいると精神を安定させることが難しくなる。

おススメのツボは【神門】(しんもん)。神門の作用は『寧心安神』で精神を落ちつけ不安や動悸を安定させます。

神門を1日3回お灸で温めるのが効果的。

外出先では神門のツボ押しでもオッケー。

本日はパニック障害のツボ神門、こちらを紹介していきました。

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