トイレが近くて尿を溜められない頻尿や夜間頻尿を改善するために、東洋医学で腎の固摂作用を高める「くるみ」の適量(1日7〜10粒)と膀胱・腎が活性化する15時〜19時の食養生を解説する石丸院長

頻尿

【実録】トイレが近い・我慢できない!鍼灸師が教える頻尿改善の特効食「くるみ」と子午流注の食べる時間

みなさん、こんにちは。 武蔵小杉鍼灸接骨院 院長の石丸です。 本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

本日は、前回の銀杏(ぎんなん)に続き、大反響をいただいた「頻尿改善の食べ物パート2」として、身近で美味しい「くるみ」の驚くべき効果についてお話ししていきます。

朝起きてから寝るまでの排尿回数が8回以上、または回数にかかわらずご自身で「トイレが近くて困る」と感じる状態を頻尿と呼びます。加齢とともに増え、60歳以上では78%もの方が何らかの排尿トラブルを抱えていると言われています。

今回は、尿をしっかり体内に留める東洋医学のメカニズムと、腎のパワーを引き出すくるみの正しい食べ方・最適な時間帯について詳しく解説していきます。

尿を漏らさず溜める力!東洋医学の「固摂(こせつ)作用」とは?

東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスを診て不調の原因を探ります。 その中で、排尿や水分のコントロールを一手に担っているのが「腎(じん)」です。

東洋医学における腎の重要な働きの一つに「固摂(こせつ)作用」があります。 固摂作用とは、体液や血液、尿などを体外へ無駄に漏らし出さず、しっかりと内側に収めて留めておく引き締め力のことです。

腎が元気であれば固摂作用がしっかりと働き、膀胱に十分な量の尿を溜めておくことができます。しかし、加齢や疲労、冷えなどによって腎のエネルギーが衰えると、尿を留めるフタが緩んだような状態になり、少量の尿でもすぐにトイレへ行きたくなってしまうのです。

頻尿を改善する天然の強精食材「くるみ」

この弱った腎を滋養し、固摂作用を力強く取り戻してくれる最高の食材が「くるみ」です。

くるみは東洋医学で「補腎(ほじん=腎を補う)」の代表格とされ、古くから頻尿や夜間頻尿の食養生に用いられてきました。

・くるみの摂取目安量 1日の適量は約30g程度、粒数にすると「7粒から10粒程度」です。 くるみは良質な脂質を豊富に含んでいるため、一度にたくさん食べ過ぎると胃もたれやカロリー過多の原因になります。まずは無理のない「1日7粒」から始めてみてください。

・くるみがもたらすその他の健康効果 くるみは頻尿の改善だけでなく、余分な水分の排出(むくみ解消)、夜間頻尿の緩和、滋養強壮、エイジングケア(老化防止)、さらに加齢に伴う足腰のだるさや膝の痛みのケアにも非常に効果的です。

効果を最大化する時間帯!「子午流注(15時〜19時)」を活用する

くるみを食べる際、最も意識していただきたいのが「食べる時間帯」です。

東洋医学には、時間帯ごとに特定の臓器の働きが活発になる体内時計の法則「子午流注(しごるちゅう)」があります。 排尿に関わる臓器がピークを迎えるのは、以下の時間帯です。

・15時〜17時(午後3時〜夕方5時)=「膀胱(ぼうこう)」の時間 ・17時〜19時(夕方5時〜夜7時)=「腎(じん)」の時間

この「15時から19時の間」にくるみを食べることで、膀胱と腎の働きが強力にバックアップされ、固摂効果を最大限に引き出すことができます。

・日常への取り入れ方 午後3時のおやつ代わりにそのままポリポリと7粒食べる、あるいは夕食を早めに摂る方であれば、サラダや和え物、炒め物にくるみを加えて召し上がるのがお勧めです。

まとめ

くるみを活用して頻尿をスッキリ改善するポイントは以下の通りです。 ・頻尿は、東洋医学で尿を漏らさず溜める「腎の固摂(こせつ)作用」の低下が根本原因 ・くるみは腎を補い、膀胱の引き締め力を高めて尿をしっかり溜められるようにする ・1日の適量は「7粒〜10粒(まずは7粒からスタート)」、食べ過ぎには注意する ・子午流注に基づき、膀胱と腎の時間である「15時〜19時」の間に食べる ・むくみ解消や足腰の衰え、夜間頻尿、エイジングケアにも幅広く役立つ

毎日のおやつや夕食に美味しいくるみを優しく取り入れて、トイレの不安を感じずに外出や睡眠を楽しめるお身体を取り戻していきましょう。

以前ご紹介した「頻尿・夜間頻尿を改善する銀杏の抗利尿作用」や「腎臓が弱っている5つのサイン(黒い食材の養生)」、さらには「快眠特効ツボ(失眠とペットボトル温灸)」なども、腎の働きと水分の巡りを健康に保つために深く繋がっている大切なお話ですので、ぜひ合わせて参考にしてください。

武蔵小杉で頻尿や夜間頻尿、下半身の衰えでお悩みの方へ

「日中も夜中もトイレの回数が多くて落ち着かない」「年齢とともに足腰が弱り、トイレを我慢する力が落ちてきた」という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。 当院の鍼灸施術では、表面的な症状だけを見るのではなく、東洋医学の丁寧な見極めによって、お一人おひとりの排尿トラブルの大元である「腎の弱り(腎虚)」「下半身の冷え」「自律神経のアンバランス」をしっかり把握します。痛みのない優しい針とお灸で太渓や関元、中極といった全身の最適なツボへアプローチし、内臓の機能と水分代謝を根本から引き上げることで、トイレの不安に怯えることなく、毎日を安心して快適に過ごせるお体作りを全力でサポートいたします。

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