妊娠28週以降の妊婦健診で逆子といわれた方は、お早めに武蔵小杉鍼灸接骨院までご連絡ください。
赤ちゃんの大きさが2000gを超えると、子宮内の空間が狭くなってしまうため回転しにくくなってきますので、1日でも早く施術させてもらえると助かります。※お母さんの子宮や骨格、羊水の状況でも変わってきますので2000gを超えていても十分回る可能性はあります。
女性スタッフが常勤、完全個室で施術できますので、初めての方も安心してご来院ください。
逆子とは
お母さんのお腹の中の赤ちゃんは、ある程度の大きさに成長するまではくるくると色んな向きになります。それが妊娠28週ころから、徐々に子宮の出口でもある子宮口の方へ頭を向け始めます。頭は子宮口側ですので、足は子宮底といってお母さんの胃の方へ向きます。
逆子とは、お母さんの子宮の中で赤ちゃんの頭の向きが子宮底の方に向いていて、赤ちゃんの足やお尻が子宮口側にある状態のことをいいます。
逆子でいることは、赤ちゃんにとっては大きな問題はないのですが、出産ではリスクが増えます。赤ちゃんが足やお尻から生まれてしまうと、赤ちゃんの股関節や肩関節が引っ掛かり脱臼してしまったり、赤ちゃんの呼吸に問題が起きやすく酸素が届きにくくなることから、そもそも逆子のままで経膣分娩を行う産院は少なくなっています。妊娠34週の時点で逆子の場合は、帝王切開の準備を始める産院が多いです。
帝王切開の準備をしていても、直前でもどって自然分娩になる方もいらっしゃいますので、ギリギリまでどうなるか分からないなと感じます。
逆子の原因
逆子の原因は、子宮の形の異常、胎盤の位置の問題(赤ちゃんが回転するのに引っかかってしまう)、骨盤の大きさ(小さいと赤ちゃんがうまく頭をはめられないですが、広すぎても頭をなかなか固定できず動いてしまう)、多胎妊娠、羊水過多などといわれていますが、実際にははっきりした原因はわかっていません。
東洋医学では、下半身の冷えが原因といわれていて、冷たい子宮口側ではなくお母さんの心臓がある温かい方へ頭を向けるんじゃないか?とも言われています。
実際に逆子は真夏と真冬に増える傾向があり、夏は薄着でいるためエアコンなどで下半身が冷えている方、真冬はもともと冷え性ですという方が逆子で来院することが多いです。
その他にも、引っ越しや、模様替えのように重労働の後に妊婦健診へ行ったら逆子といわれた方や、冠婚葬祭や上のお子さんの行事などで立ちっぱなしの時間が長く疲れてしまった後に逆子といわれる方が多いです。どちらもお腹が張りやすい状態が長く続くために、逆子になるのではないかと考えています。
逆子の施術
武蔵小杉鍼灸接骨院の逆子へのアプローチは鍼(はり)とお灸を使って行います。先にお伝えしますが、お腹には鍼もお灸もしません。
東洋医学ではツボを使って気や血の流れを良くします。先ほど逆子の原因でも書きましたが、東洋医学では逆子は下半身の冷えが関係しているのでは?と考えていまして、昔から伝わる《逆子のツボ》も下半身の冷えをとる効果があるツボになります。
その他にも、お腹の張りをとるようなツボや、全身の気血(きけつ)の循環を良くするツボを使い、赤ちゃんが回りやすい環境を整えます。
鍼灸施術だけではなく、逆子を治りやすくする体操や姿勢、生活養生などもお伝えして帰宅後も赤ちゃんが回りやすい環境を維持していただきます。
来院頻度は次回の健診までの日数にもよりますが、1~2回で様子をみていただくことが多いです。
施術をお断りするケース
お腹の赤ちゃんの安全が第一なので、妊娠経過の状態では施術をお断りすることもあります。
お腹の張りが強く医師から外出禁止といわれている方や、出血がある方など。
お問い合わせ時に聞きたいこと
初診のお電話やメールでの問い合わせで、事前に教えていただきたいことがあります。
- 妊娠数週
- 直近の健診での赤ちゃんの大きさ
- お腹の張りの有無
- 投薬の有無
- 安静指示の有無
などお伺いしますので、お手元に母子手帳をご用意していただいてお電話ください。