武蔵小杉鍼灸接骨院の院長の石丸です。今回は、多くの方が抱える「夜間頻尿」について解説します。夜間頻尿の原因や東洋医学的な考え方、そしておすすめのツボ療法をご紹介します。
夜間頻尿とは?
夜間頻尿とは、睡眠中に何度も排尿のために起きなければならない状態を指します。1回であれば問題ありませんが、2回、3回と起きる場合は夜間頻尿と診断されます。加齢とともに頻度が増える傾向があり、年齢を重ねるとトイレに起きる回数が増えるのは自然なことと言えるでしょう。
東洋医学から見る夜間頻尿の原因
東洋医学では、夜間頻尿を含む尿のトラブルは「腎」の弱りが原因と考えられています。腎は、生命エネルギーを貯蔵し、成長・発育・生殖を司る重要な臓器です。腎の働きが弱まると、夜間頻尿だけでなく、腰痛、耳鳴り、むくみなどの症状が現れることもあります。
夜間頻尿の対処法 – 腎を強くする
夜間頻尿の改善には、腎を強くすることが大切です。腎を強くする食材として、黒い食べ物がおすすめです。具体的には、
- 海藻類
- 黒ゴマ
- 黒豆
- きくらげ
などを積極的に摂り入れましょう。
夜間頻尿におすすめのツボ
夜間頻尿の改善におすすめのツボは、
- 腰にある「腎兪(じんゆ)」
- お腹にある「水分(すいぶん)」
の2つです。
腎兪
腎兪は、腰に手を当てたときに親指が当たる場所にあります。腰痛や腎臓の機能改善に効果が期待できるツボです。
水分
水分はおへその真ん中から親指一本分上の位置にあります。むくみや水太り、排尿トラブルに効果が期待できるツボです。
これらのツボは、お灸やカイロで温めるのがおすすめです。
まとめ
夜間頻尿は、腎の弱りが原因と考えられます。黒い食べ物を積極的に摂り、腎兪と水分のツボを温めることで、症状の改善を目指しましょう。
武蔵小杉鍼灸接骨院では、夜間頻尿をはじめ、様々な症状に対応する施術を行っております。お困りの方は、お気軽にご相談ください。
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