武蔵小杉鍼灸接骨院 院長 石丸です。
当院では、日々様々な症状でお悩みの方が来院されますが、その中でも「唾液過多症」でお困りの方も少なくありません。今回は、そんな方々に向けて、普段私がおすすめしている食べ物と、その背景にある東洋医学的な考え方を解説していきます。
結論:黄色と黒色の食べ物がおすすめ
唾液過多症でお悩みの方には、黄色い食べ物と黒い食べ物をおすすめしています。一体なぜこれらの色が関係するのでしょうか?その答えは、東洋医学の考え方の中にあります。
唾液過多症の原因:東洋医学的な視点
東洋医学では、人間の身体は五臓(肝・心・脾・肺・腎)の働きによって健康が保たれていると考えます。そして、唾液過多症は、この五臓のバランスが崩れることで起こると考えられています。特に関係が深いのが、脾と腎です。
- 脾は消化吸収を司り、唾液の分泌にも関わっています。脾の機能が低下すると、消化を助けようと唾液の分泌が増えてしまうことがあります。
- 腎は体内の水分の調節を司っています。腎の機能が低下すると、水分の代謝がうまくいかず、唾液過多につながることがあります。
色と五臓の関係
東洋医学では、五臓それぞれに色が割り当てられています。
- 青:肝
- 赤:心
- 黄:脾
- 白:肺
- 黒:腎
そこで、脾の機能を高めるために黄色い食べ物、腎の機能を高めるために黒い食べ物をおすすめしているのです。
おすすめの食べ物
- 黄色い食べ物
- かぼちゃ
- じゃがいも
- さつまいも
- とうもろこし
- その他、自然な色の黄色い食べ物
- 黒い食べ物
- 黒ゴマ
- 黒豆
- 海藻類(わかめ、昆布など)
- その他、自然な色の黒い食べ物
最後に
唾液過多症は、口の中に唾液が溜まりやすいため、喉の渇きを感じにくくなります。そのため、脱水症状にならないよう、こまめな水分補給を心がけてください。
当院では、鍼灸治療を通して、唾液過多症をはじめとする様々な症状の改善をサポートしています。お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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