口内炎、できてしまうと食事や会話がしづらくて本当につらいですよね。
当院にも、口内炎にお悩みの方が多く来院されます。「どうにかして治したい」「繰り返したくない」そんな切実な声にお応えするため、今回は口内炎について東洋医学的な視点から解説し、効果的なセルフケアの方法をご紹介していきます。
口内炎の原因、東洋医学ではどう考える?
西洋医学では、口内炎の原因としてビタミン不足やストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。
一方、東洋医学では「口内炎は胃腸の疲れ」と考えます。口は消化管の入り口であり、胃腸の状態を反映する場所。胃腸が疲れると、その影響が口の中に現れ、口内炎として症状が現れると考えられています。
さらに、口内炎ができる場所によって、どの臓腑が弱っているかのヒントにもなります。
- 舌に口内炎ができる:心(心臓の機能)の疲れ
- 頬の内側に口内炎ができる:胃腸の疲れ
タイプ別の対処法とおすすめ食材
口内炎を繰り返す、なかなか治らないという方は、胃腸の疲れを癒やす食事や生活習慣を心がけることが大切です。
- おすすめ食材:かぼちゃ、はちみつ、ゆり根、果物(特に柿)など、胃腸に優しいものを積極的に摂りましょう。
- 避けるべき生活習慣:冷たいもの、辛いものなど、胃腸に負担をかけるものは控えましょう。
今すぐできる!口内炎におすすめのツボ
ご自宅で簡単にできる、口内炎のセルフケアとしてツボ押しもおすすめです。
- 舌に口内炎ができる場合:神門(しんもん)
- 場所:手首の横ジワの小指側、骨際にあるくぼみ
- 頬の内側に口内炎ができる場合:合谷(ごうこく)
- 場所:手の甲、人差し指と親指の骨が交わる場所
ツボ押しのポイント
- 気持ちの良い程度の強さで、ゆっくりと押しましょう。
- 呼吸を止めずに、リラックスして行いましょう。
- お灸もおすすめです。
最後に
口内炎は、体のサイン。しっかりと向き合い、適切なケアをすることで改善が期待できます。
当院では、一人ひとりの体質や症状に合わせた鍼灸治療や生活習慣のアドバイスを行っております。つらい口内炎でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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