国民の300万人が悩まされていると言われる耳鳴りですが、「キーン」という高い金属音や「ジー」といった低い音など、耳鳴りの症状は人それぞれ。
あなたの耳鳴りはどんな音の耳鳴りでしょうか?
実はご自宅で簡単にできるツボ押しで、耳鳴りの症状を和らげることができるかもしれません。
今回は、高い音の耳鳴りと低い音の耳鳴り、それぞれの症状に効果的なツボ押しをご紹介いたします。
耳鳴りにお困りの方は、ぜひご自身の耳鳴りのタイプに合わせてツボ押しをしてみてください!
高い音の耳鳴りに効くツボ「聴宮(ちょうきゅう)」
東洋医学では、高い音の耳鳴りはストレスと関係が深いと考えられています。
そこで効果的なのが、耳にある「聴宮(ちょうきゅう)」というツボです。
聴宮は聴力の機能を高め、耳に関連する疾患に効果があると言われています。
また、「耳の気が集まるツボ」とも言われており、耳鳴り解消にとてもおすすめのツボです。
聴宮の場所
- 口を開けます。
- 耳の前にある凹みが聴宮です。
聴宮の押し方
聴宮を5秒ほど、痛気持ちいい程度の強さで押します。
ツボの場所や押し方を解説した動画もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
【YouTube】【耳鳴り】キーンやジー、不快な音を解消するツボを紹介
低い音の耳鳴りに効くツボ「翳風(えいふう)」
低い音の耳鳴りの解消には、耳の裏にある「翳風(えいふう)」というツボが効果的です。
翳風は、耳の形を例えた言葉で、耳の疾患によく効くという意味があります。
翳風の場所
- 耳たぶの裏を探ります。
- 耳たぶの裏にある凹みで、押すとツーンと痛むところが翳風です。
翳風の押し方
翳風を5秒ほど、痛気持ちいい程度の強さで押します。 呼吸を止めずに、リラックスして行いましょう。
ツボ押しに最適な時間帯
ツボ押しはいつでも行っても良いのですが、特に効果的な時間帯があります。
東洋医学では、体の働きと時間の関係を表した「子午流注(しごりゅうちゅう)」という考え方があります。
子午流注によると、耳と関係が深い時間帯は17時から19時です。
この時間帯は耳と関係する臓器が最も活発になるため、耳のケアに最適と言われています。
ぜひこの時間帯にツボ押しを行ってみてください。
まとめ
耳鳴りは大きく「高い音」と「低い音」に分けられます。
東洋医学では、聞こえている音が違うと体で起こっていることも異なると考えます。
それぞれのタイプに合わせたツボを使うことでより効果的なツボ押しができますので、
ぜひご自身のタイプに合わせてツボを選んでみてください。
また、当院では耳鳴りに対して東洋医学的な観点から鍼灸治療を行っております。
これまでなかなか治らなかったという方も改善されていますので、
耳鳴りでお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
武蔵小杉鍼灸接骨院
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