「最近疲れやすい…」
多くの方が抱えるこの悩みに、鍼灸接骨院の院長として日々向き合っています。今回は、その経験を踏まえ、東洋医学の観点から「疲れ」の原因と、すぐに実践できる効果的な対処法を解説します。
東洋医学で考える「疲れ」とは?
東洋医学では、疲れやすい状態を「気虚」といいます。「気」とは生命活動のエネルギーのようなもので、この「気」が不足すると、様々な不調が現れます。
なぜ「気虚」になるのか?
気虚になる原因は、主に以下の2つです。
- 気を作る力が低下している
- 食事で摂取した栄養からエネルギーに変換する力が弱い
- 体内に気を蓄える機能が低下している
- 気の消費量が多い
- 身体を動かすことが多い
- 精神的なストレスが多い
- 忙しい毎日を送っている
今すぐできる!おすすめの対処法:おへそを温める
気虚を改善し、元気を取り戻す方法はたくさんありますが、中でも手軽で効果的なのが「おへそを温める」ことです。おへそには「神闕」というツボがあり、ここは気の出入り口と考えられています。おへそを温めることで、気を補い、全身に活力を巡らせる効果が期待できます。
温め方
- 電子レンジで温めるタイプの温熱パッド(例:あずきのチカラ)を使う
- 腹巻きをする
- 温かいものを食べる
- 冷たいものを避ける
さらに元気になりたいあなたへ:旬の食材を食べる
気虚の改善には、旬の食材を食べることもおすすめです。旬の食材は、その季節に最もエネルギーに満ちていると考えられています。このような食材を食べることで、自然のエネルギーを効率よく吸収し、元気を取り戻すことができます。
食材丸ごと食べる「一物全体」
食材を丸ごと食べることで、食材が持つエネルギーを最大限に吸収できます。魚なら頭から尻尾まで、野菜なら皮や根まで、ぜひ丸ごと食べてみてください。
まとめ
- 疲れやすい時は、おへそを温めるのが効果的
- 旬の食材を丸ごと食べることもおすすめ
これらの方法は、今日からでも簡単に実践できます。疲れを感じやすい方は、ぜひ試してみてください。
最後に
慢性的な疲れは、放置すると様々な体の不調につながることがあります。
「最近疲れやすいな…」と感じたら、一人で悩まず、ぜひ当院にご相談ください。
専門知識を持ったスタッフが、あなたのお悩みに寄り添い、最適な治療法をご提案いたします。
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